2009/11/30

いろんなことがありすぎて

5時を過ぎたとたん、オフィスから逃げるように飛び出す。
いろんなことがありすぎて、頭が爆発しそうなり。

少し早めの夕ごはんを食べても、元気になれない。

ゲームなんて、何の解決にもならない。

テレビを見たって、しかたがない。

こういうときは、走るに限る。
走っていると、ぐるぐると、どうどうめぐりしていることどもの、濃度とでも、または、めぐりの速度というべきものが、次第に薄く、しんなりと、そして、スローになってきて、雲散、というか、霧消にちかい状態になる。

コーヒーにクリームを、たらりと流し入れる。
くっきりと濃い、白い渦巻きが、スプーンの回転につれて、しだいにそのラインをにじませていって、周囲の褐色に溶けていく、ああいうかんじ。

だから、走るのを、やめられない。
理由は、それだけじゃないとは思う、けれども。

そのうち言葉にできるようになるかもしれない。

2009/11/29

箱根

三浦しをん「風が強く吹いている」を読む。
著者については、名前以外全く聞き覚えのない人だったし、駅伝がテーマじゃなかったら絶対に読まなかったと思うけれども、ひとまず映画を観るか決める前に原作をチェックしようかとブックオフで買ってきて、遅めの昼ごはんを食べながら読み始めたら、いつの間にかひきこまれてしまって、後半あたりからは、もう、殆ど泣きながら、いま読み終えたところ。

キャラクターは、実在の誰かと意図的にオーバーラップさせている感もあり、それでいて、どこかの書評にあったように「ありえない」「ファンタジー」的展開ともいえるが、それでも強引に読ませてしまうのは、箱根駅伝そのものの持っている多層的な意味合いをしっかり切り取っているからではないかと思う。
チーム競技であること。出場者が大学の学生であり、駅伝という中途半端な距離設定のせいで、ある程度選手の実力に幅を持たせることができ、この駅伝を必ずしもプロへのステップとしない選手が参加できること。

箱根において、目に見えるゴールは一つだけれども、その「ゴール」には、参加した人それぞれの意味がある。そして、ゴールを越えても、その先も道は続いていく。

その先に何があるのか、そこを越えると何が見えるのか、いまだ分からないけれども、どうも行ってみたい、行かずにはいられないという衝動をかかえている人にとっては、また、実際に、何らかの形で走っている人にとっては尚更、きっと共有できるものをこの本は、まあ、なんというか、あまりに爽やかな青春小説的な味付けではあるけれども、提示してくれている。

次の正月も、きっと、テレビで駅伝を見てしまうだろうな。

2009/11/28

牛しゃぶ

先週の日曜に引き続き、2回目のLSD(12km)。
ほんとうにスローに走っているせいか、12kmを越えても、まだまだ行けそうな気が、一瞬、したのだけれども、家が見えた途端に足が止まって、そのままふらふらと帰宅。(一応終了時のストレッチぐらいはしたけれども。)やっぱり、生来のナマケモノなのだ。
次は15kmを目標にする。距離を伸ばすには、やはり1周15kmのコースを作るしかないなあ。
90分で12kmなので、7.5分/1km。信号待ちも含んでいるとはいえ、スロー。
最初の頃は、10km走ると膝が痛んだものだけれども、最近はそういうこともなくなった。
慣れですね、なにごとも。

今日はわりとあたたかかったせいか、ジョガーとすれ違ったり、抜かれたりした。
みなさん、おつかれさまです。

スーパーで半額だった牛肉で、夕飯に、今年初の牛しゃぶ。
おいしかった。。

モーツァルト、クルターグ、シューマンとか

内田光子を聴きに、サントリーホールに行く。

いわゆる肥えた耳、みたいなものを持っていないので、そのピアニストが好きか嫌いか、などというのは、殆ど「感じ」でしかなくて、何の根拠もない。

なので、ごく私的に、ああ、なんだか、このひとは好きだなあと思う。


じつはモーツァルトという作曲家が心の底から好きだと思えたためしがないのだけれども、内田さんのモーツァルトは素敵だった。バッハの「フーガの技法」と「フランス組曲」のサラバンドに挟まれて演奏されたクルターグの「遊び」もよかったし。


内田さんは、なにかストレッチでもしているみたいに深く、お辞儀をする。その、なんというか、いさぎよい感じが素敵だとおもった。



帰宅してから、サー・サイモン・ラトル指揮のピアノコンチェルト20番を観た。良い。。
こんな顔して演奏してたんだなあ。(B席だったので全然見えなかった。。)


UCHIDA & RATTLE Mozart Piano Concerto No.20 1st mov. Pt.1/2

Mozart sonata in C K.545 2nd mov, Mitsuko Uchida Piano


アンコール曲目は
シューマン:『謝肉祭』の告白。と、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ30番とのことでした。

Mitsuko Uchida Plays Schumann's Carnaval, Op. 9

(「謝肉祭」。IVとあるけど、告白以降最後までの4曲。)

会場で、コンサートのパンフレットの束を眺めていたら、来年はショパン生誕200年とかで、ユンディ・リが来るらしい。ちょっと聴いてみたい気がする。

Yundi Li - 14th International Chopin Competition (2000)


2009/11/24

死ぬまで生きる力

通勤途上に順大がある。
いかにも医療従事者ふうの格好の人たちとはまた別の区域に、スポーツ関係の人たちがたむろしていて、ときどき練習風景を見かける。
今日は、ラグビー部とおぼしきひとたち。
道端でボールを弾ませている。
間近でラグビーボールを見たのは初めてである。
ああいうアーモンド型をしているのだから、あたりまえといえばあたりまえなのだけれど、
ラグビーボールというものは、ふつうのボールのように、真直ぐ上には弾まないのである。
そうだよね、あたりまえだよね。
でも、こんにちまで、そんなことも知らなかったのである。
奇妙な曲線を描いて、でもちゃんと手元に戻ってくる。
ふしぎだな、、、というようなことをおもいながら、帰路につく。

今月のaudibleの課題は、Surely you're joking, Mr Feynmanである。
試行錯誤を経て、途中の経緯を多少すっ飛ばしても意味が通じる、エッセイ風のものがよかろうと
やっと気がついたのである。12時間もあるよ。1ヶ月で終わるかなあ。
まあがんばりましょ。

昨日のNHK立花隆氏のがんの特集はとてもよかった。
ただやはりテレビだけだと冗長なので、見ながら戸塚氏のブログを読んだり、ネットに載っている立花氏のがんに関する対談記事を読んだりした。
生死一如というけれど、がんという病気ほど、そのことよく表している病気はないなと思う。
がん細胞を殺すということは健康な細胞も殺すことになる、という事実が、いま、こうしてわたしが生きていることの奇蹟を物語っている。
生は死を内包し、死は次なる生を孕み、連なっている。
どこがどう連なっているかという連関は、よく分からないけれども、
きっと、どこかに繋がっているという直感だけはある。
だからこそ、今日を生きられる、そんな気がする。

人間には、死ぬ力がある、死ぬまで生きる力が備わっている、と立花氏は語っていた(と、思う)。
それが、強烈な意志、そして生命への慈しみに満ちて響いてきて、
心の、とても深いところから励まされた。

2009/11/22

へんなおじさん

パイレーツロック、やっと観てきた。
フィリップ・シーモア・ホフマン史上、最高にかっこいい。
(カポーティ以来、ひそかにファンなのだ。)
ビル・ナイも、いいねえ。
ギャビン役の人に見覚えがあって、どこで見たのか気になっていたのだけれども、
「ノッティングヒルの恋人」の同居人、スパイク役だった。

ひたすら痛快な内容で楽しめるし、ロック好きでなくても聞き覚えのある音楽も良いけれど、加えて、
「へんなおじさん」好きには、見逃せない。
サントラも、ほしいかも。

The Kinks- All Day and All of the Night
The Beach Boys - Wouldn't it be nice

ナマケモノ

はじめての90分LSD(Long slow distance)。
10kmコースを1周したあと、90分になるまで近所を少し走ったから、距離は、たぶん、13kmぐらい。
ウインドブレーカーが1枚しかなくて、まだ乾かないので、このまえ登山雨具として買ったジャケットを着て出る。がさがさと固く、大袈裟な音がする。やっぱり、これって、雨具だ。。。
寒いのでユニクロのエアテックパンツを試してみた。こちらは、7kmを過ぎたあたりから汗をかいて重たくなってきた。とき同じくして、上半身の汗が冷気にあたって、寒くなってくる。一旦はずした指なし手袋を再度ポケットから出してきて、はめる。

昼ごはんのあと、ジョギング用タイツを探していたら、誠bizに「挫折しないジョギング」なる記事を見つけた。そこで勧められていることを、いくつか実践していた。
同じことを考えている人がいて、ちょっと嬉しい。

最初にコースを作るべし(だいたい30分コースでしょう)
短距離用コースを何度も周回するのは、途中で怠けゴコロが出て当初の目標距離を走れない場合が多いから、1周で目標距離を達成できるコース、また、最後まで走りきるために、終点が家、というコースが好ましい。
時間があるときのための長距離用と時間が取れないときのための短距離用とコースを分けるべし。
長距離用から短距離用が分岐するコースは宜しくない。(怠けゴコロが出ていつも短距離コースになってしまうから、、、)
左回りでコースを作るべし。(足の構造上、それがいいらしい)
仕事から帰ったあと、その日ジョギングするしないに関わらず、リラックス部屋着などに着替えず、ウエアに着替えるべし。

そうそう、そうだよねえ。
自分はナマケモノ、という前提でプランを作っているところが共通点。

ナマケモノ(苦笑)
ちびナマケモノ、かわいい。