2015/03/09

会うは別れのはじめ

ブログを休んではや3年。
ずいぶん休んでいたんだなあ。
3年の間に変わったこと、変わらないこと。
考えるとおそろしい。

2月3月は転職に適した月だという。
予算が決まり、採用に積極的な企業が多いそうな。
4月に人事異動がある企業もある。
会うは別れのはじめなり。
諸行無常。
そうは思っても、別れは惜しい。
人間には現状維持バイアスがあるから、
変化を受け入れるには努力、というか、心がけが要る。
別れによって失うものだけに照準を合わせないように
自分で心のバランスを取るしかない。
あなたにも、あなたがお別れする誰かにも、
その先にきっと、ハッピーな出会いが待っているのだから。
変化を受け入れる、というような受動態ではなく、
むしろ積極的に楽しめるようになれば、
もう別れの「達人」ともいえそうですが、
まだなかなか、その境地にまでは至っていないかな…。

大河ドラマの録画を見ていた。
松陰センセイが「ぼくは河豚を食べません」とえらくキッパリおっしゃるので、
史実なのかしら、と思ってキーボードを叩いてみた。
「河豚を食べざるの説」というのがあるそうで、
フグは阿片のようなもの、というようなことも言っているらしいから、
単なる禁欲主義から出た言葉という解釈もあり得るのだが、
今回の大河では、文や後の伊藤博文との会話の中で、
松陰センセイに
「私が一番恐れていることは何か。
なにごともなさないこと、なそうとしないこと。
志の果てに迎える死以外に死にとうはない」
と言わせている。
好解釈ですね。