このところ映画館でアニメばかり見ている。
気がする。
といっても2作目だけれども。
前に見たのが「君の名は。」で、次が「この世界の片隅で」。
メインテーマはもちろん第二次大戦中の広島近郊の生活だし、そのあたりは書きつくされていると思うから控えておく。
ストーリーと重なることもあるし、そこからひとりふと思ったことでもあるけれども。
夢と現実、または人生の上で実際に起きたことと起きなかったこと、選んだ道と選ばなかった道、それは繋がっているのではないか、もしくはそれは等価ではないのかということ。
起きたことのほうが重要だと言うのは簡単で、それが現実的だとは思う。
でも起きなかったこと、選ばなかったこと、思いの中で失われたもの、それらは起きたこと、今現実に存在しているものごとと等価だと考えてみたら。
この世界の片隅で、わたしを見つけてくれて、ありがとう。
そんな感謝をこめて。
そうすれば、もっと、強く生きられるんじゃないだろうか。
そんなことを考えながらfestive season色の漂う雑踏を歩く。