溺れている人に、お前は泳げるんだと声をかけてくれる人がいて、あ、そうか、じぶんは泳げるんだ、と、なぜか疑いもせず信じられたから沈まずに泳げた、ということがきっとあると思う。
「「見ていてくれる人がいるということ」、「人を信じるこころがじぶんにあること」。この2つのことが人をよく泳がせてくれるんでしょうね。じぶんのことは、ある意味じぶんが一番わからない。「泳げるんだっけ?」ぐらいまで疑っちゃうことさえある。泳げるんですよね、ぼくも、あなたもね。」と糸井さんは書かれていて、読みながら、最近のもろもろのことや、いただいた言葉を思い出した。
沈みそうな時に限って、タイムリーに言葉をかけてくださったり、こうやって泳ぐんだとお手本を見せてくださったり、下手くそだなあと言いながら見てくださっている方がいるので、以前に比べて沈んで浪費する時間は減ったと思う。
しあわせだなあ、と先生の踊りを見ながら、そう思う。