2021/11/30

3日

先週後半から嫌な感じの腰の違和感があって、レッスン待ちのフロアで聞くともなく聞こえてきた「11月は急に寒くなるから、ぎっくり腰が多いんだって」との会話が耳の奥に残る。生来の小心者に加えて肉離れの痛い記憶が頻繁にフラッシュバックされ、少々セーブモードに入ってしまう。週末はなんとか乗り越えたものの週初に入り力尽き、仕事を終えると自室に篭り、狭いユニットバスで湯治に励む。

怪我や病気を乗り越えて復活するスポーツ選手の話を聞くことがあるけれども、痛みは身体だけでなく精神にも確実に影響をきたすわけで、そのメンタルの急降下から、また浮上してくる、または以前よりも強くなって戻ってくる方々には心底リスペクトである。じぶんにはそんな強靭なメンタルはないので、せめてストレッチをしながら「ハイキュー!!」の録画を見直してメンタルを立て直している最中である。名言が多いのでボイスメモに録音する始末。

「どんな勝負したって負ければ悔しいに決まってる。極端に言ったら、大して練習真面目にやってないヤツだって、試合に負けたら悔しいんだよ。悔しいって感情は誰だって本物なんだと思う。その悔しさ、3日で忘れるヤツは弱いままだからな。高校の3年間なんて、もたもたしてたらあっという間に終わっちゃうからな。今の悔しさ、忘れるなよ」

おそらく1年ほど前に「1年後に出来るようになりたい」と思ったとあることをすっかり忘れていた、と思い出す機会があった。こちとら高校生ではないので、ハイキューの登場人物達より更に時間がない。湯治&ストレッチの成果か、腰も復旧しつつある。いつまでも弱いままではいられない。