とりあえず歩くことにしてジーンズのまま外に出て、5分も歩いたら自然と走り出していた。シューズだけは履いていたから、不便はない。しばらくの停滞からおよそ1ヶ月。すっかり足がなまっていて、いかにもメタボ解消に走ってますという露骨にアマチュアな仕草で、よちよちと。それでも走っているのだから、よしとする。
まず夕食後2時間経過したら外に出る、というオートマチックな動作が(いや実際は3時間ぐらい経っていたわけだが)できたところが進歩。
そこから抜け出してみてはじめて、停滞していたことが明らかになる、ということがある。これも理解とか論理とかが後付けで来る例なのかもしれない。最近、そんなことばかりだ。わけがわからない。
とにかく、自分にとって走ることは、すでに走ることだけではなくなっていた。