お医者さんに予言したとおり、ジョギングモードと一緒に、自炊モードも戻ってきた。
やはり人間には(ていうか、自分には)季節性のモードがあるのだ、ということをこの年にしてやっと自覚する。去年のこの時期から自己管理日記をつけはじめてやっとわかったこと。
というわけで、連休も料理と運動にはげむ。
とはいえ、そんなに難しい料理はできない。
無性に食べたくなったので、きんぴらをつくってみた。たぶん人生ではじめて(!)ではないだろうか。
大きめの1パックで200円から300円弱で売っているけれど、野菜だけのおかずにしては、高いんじゃないかしら、と思っていた。おまけにどの店のを食べても味が濃すぎて、薄味な家に育った人間としては、どうもいただけない。
そこで作ってみると、意外に手間がかかる。
ごぼうとにんじんのささがきは想定内の手間だったので、一片の断面積が若干大きくなるのを我慢することにしてピーラーで済ませたものの、灰汁抜きに水にさらしておかなければならない。
いつまでさらしても水が黒くなる。
待っているのが一番我慢ならないので、いい加減で妥協して炒める。みりん、しょうゆ大さじ2、甘味料中1、最後にごま油をたらし、ごまを振っておしまい。
失敗したのは、最後のごまを黒ゴマにしたこと。レシピには白ゴマ、と書いてあったけれど、黒すりゴマしかなかったので、それで済ませた。すると、まるで焦げているような外観。これはまずそう。まあ食べてみると、おいしいかったのだが。見た目がね。
原材料たるごぼう1本とにんじん2/3は、きんぴらとなって小ぶりのタッパーのなかにおさまってしまって、野菜を大量に食べる人間にとっては、少し多めの、たった1食分である。
手間と材料費に比して出来上がり量が少ない。
これなら、多少お味に納得がいかなくても、売っているのを買ったほうがいいかもしれない。
お次は、そら豆と豆腐とめんたいこの和えもの。
これはかんたん。
絹ごし豆腐の水をよく切って(レンジでチンするとか、上から重石をしておくとかするといいのかもしれないけれど、わたしはしない)、手でほぐして、しばらく置いておく。その間にそら豆をゆでる。ゆであがったら皮をむいて、豆腐の水を再度切ってから、そら豆を投入。その上にレモン半個をしぼる。そのうえに明太子、マヨネーズとゆず胡椒などをお好きなだけ入れ、混ぜておしまい。
去年のこの季節は、そらまめとクリームチーズをあえてゆず胡椒を加える、というおつまみ風の品に凝って、よく作りましたが、これけっこうカロリー高いので、今年は豆腐&明太子になりそうです。
これも原材料費が意外とかかってますね。そら豆って意外と高いし。でも、ゆでてまぜるだけですから。とってもかんたん。
チルドのしゅうまい4個とロールパン1個、バナナ1本をいただきまして、ソイラテで、しめ。
ごちそうさまでした。