ここまで来たんだからもう少し続けようかと思うのですけれども、いわゆる女子に二言はなく、お約束の新規開拓に御茶ノ水に行ってまいりました。
いやー、すてきでした(こちらは少し前の動画)。
今日はフロア多めで終了時にはボロボロに。曲はウタダさんの桜流しでした。
空き時間にどこぞで自主練でもしよかと思っていたのですが上記のとおり夜に備えて休息が必要な状態でしたので、丸善でなんとなく手に取った本を買い、池袋に移動してカフェで珍しく読書。
夕方からは、連休とはいえ普段どおりhiphopからコンテの流れでした。
今日は首のすわりが3歳児とのお言葉をいただきまして、ああほんとに。このところ連日ターン系、片足バランス系がますますヘタクソなのを自覚したところで、関連して当然ながら首を傾けながらターンしたり首をきったりするのも苦手なのですが、何しろこの首はなんとかしないといけません。
あ、珍しく読んだ本のことを書いておかないと。ケン・リュウ「紙の動物園」。
米国在住で、中国人の母を持つ息子が昔を思い出しながら語る流れで進むお話なのですが、この文章をきっかけにアイスロイヤルミルクティーを飲みながら涙が止まらなくなり、しばしマスクを濡らしておりました。コロナ対策でパーテーションがあってよかった。
もちろん母語の問題ではあるけれども、翻って、その言葉は、ほんとうに心に響くじぶんの言葉ですか、という問いかけのようにもとれる気がする。
====
「英語を話さないと」父さんは言った。「わたしはきみを甘やかしすぎた。ジャックはまわりに合わせていかないとダメなんだ」
母さんは父さんを見た。「もしわたしが”ラブ”言うとここに感じます」母さんは自分の唇を指した。「もし”愛”言うと、ここに感じます」自分の心臓の上に手を置いた。
父さんは首を振った。「きみはアメリカにいるんだ」
母さんは椅子の上で肩を落とした。
====ケン・リュウ「紙の動物園」より引用