2010/03/20

Yell

なんと「店長」トークが本日だった。予約は満員御礼だが、当日でも並べば入れてもらえそうな気がする。昼過ぎに家を出て、カラオケ屋に寄る。1年ぶりぐらい。どうもそれほど上手くなさそうなので、人前では歌わない。いつものミスチルと渡辺美里に加え、いきものがかりのYELLをレパートリーに加えた。「他の誰でもない わたしを生きていくよと約束したんだ、ひとり、ひとつ、道を選んだ」というあたり、つい、ほろりとしつつ、熱唱してしまう。
そう、サヨナラは悲しい言葉じゃない。ともすれば安住しようとする自分の肩を押すエールなんだ。としまえんでNINEを見てから、池袋へ。

今回は3回目で、いよいよ、いかに民俗学と出会ったか、というお題。ふとどきな読者としては、『アースダイバー』って面白いけど、なんでいきなり都市が縄文に繋がってしまうのか、分かるようで、よく分からんなあ、と、本心、思っていたのだが、そもそもの民俗学とはなんぞや、という基本的なところから、柳田國男を経て折口信夫まで2時間かけてお話を伺うと、なるほどと腑に落ちた。(んだけれども、ここにサマリーできるほどには理解できていない。まだまだですね、、)ちょうど、昨年読んで惹きこまれた柳田國男「清光館哀史」が、さみしさの本質を深く表していて、いいですよね、とおっしゃっていたのも、なんだか嬉しかった。なにかと混乱している頭をすっきり整理してくれる、頭のいい先生たちのお話が大好きだ。がぜん元気がでてきてしまう。これもまたひとつのSecure base。
明後日は久しぶりに野村誠さんを聴きにいこう。浅草で北斎だそうな。