2022/11/23

お供

あなたはこれが好きだと思うからやってみなさいと言われて素直に聞くことはほとんどない。だってじぶんの好き嫌いはじぶんがいちばんよく分かっているはずだし、あまり余計なことに費やす時間もないからである。

振り返れば、たぶん1年以上前から、「XXちゃん(じぶんの名前)はきっとこの先生の踊りを気にいるはずだから、行くべし」とお誘いを受けていたのに、気が乗らないだの忙しいだのと断り続けていた。少し肌寒くなった頃からか、精神状態が地を這うごとく低調であるため、ことプライベートにおいて何事かを決断する能力を失っており、珍しく他人の(おともだち)に言われるまま、初めましての先生とご無沙汰しておりますの先生のクラスにお供して半日過ごす。

もしかしたらじぶんは余程分かりやすい人間なのか、おともだちが大変洞察力のある人物であるからなのかわからないけれども、楽しい一日でした。弱っているときにありがたいのはやっぱりおともだち。