2022/12/30

小休止

某日、さてそろそろ納めようかと考えていた夕方、年末の挨拶も兼ねたやり取りで、その件、年内は努力目標とさせていただきます、と書いた。年末は努力してはならないことに決まっておりますとのお返事をいただき、以降、これ幸いと年末まで「努力」的な行いを放棄することにした。

夜更かし寝坊しつつ映画やらアニメやらみたりして、起きてみたらもう昼前になっていた。

そうそう、もろもろひとまずおいておいて。今日はとりあえずワクチン接種に行ったらその後もだらだらしていようと決意しているのであります。

追記:都庁接種会場で世のため人のために働いているみなさまを拝し申し訳ない気分になり、意味もなく歩いて帰ろうと思いたつ。中央公園で天を仰ぎ意味もなく都庁上空を撮影していたら携帯バッテリーが急速に落ち2%になる。お使いのバッテリーは著しく劣化しているのでした、と思い出す。マップなしでの徒歩帰宅はリスキーなりと即翻意し、年始に携帯ショップの受付を予約して無事帰宅。だらだら開始。

(あ、そうだ、予診してくださったドクターの笑顔がステキすぎて、一瞬惚れました。)




2022/11/23

お供

あなたはこれが好きだと思うからやってみなさいと言われて素直に聞くことはほとんどない。だってじぶんの好き嫌いはじぶんがいちばんよく分かっているはずだし、あまり余計なことに費やす時間もないからである。

振り返れば、たぶん1年以上前から、「XXちゃん(じぶんの名前)はきっとこの先生の踊りを気にいるはずだから、行くべし」とお誘いを受けていたのに、気が乗らないだの忙しいだのと断り続けていた。少し肌寒くなった頃からか、精神状態が地を這うごとく低調であるため、ことプライベートにおいて何事かを決断する能力を失っており、珍しく他人の(おともだち)に言われるまま、初めましての先生とご無沙汰しておりますの先生のクラスにお供して半日過ごす。

もしかしたらじぶんは余程分かりやすい人間なのか、おともだちが大変洞察力のある人物であるからなのかわからないけれども、楽しい一日でした。弱っているときにありがたいのはやっぱりおともだち。



2022/10/29

新規開拓

陰に陽に種々ご配慮をいただきまして、ありがたやありがたやと呟きつつ過ごす今日この頃です。年末に向けて恒例の「去年の有休」を消化すべく計画してひとりよろこぶ、というのも加わっており、計画どおり休みが取れたら少しは気分も上向きになろうかと。

単純なので、うつくしい踊りをみると速攻で元気でる、というのもあります。

最近通っている土曜夜の先生がお休みだったので、はて何処へ行くべきかと探していたところ、過去動画付きで今日ある!とのことだったので、100%できない確信のもと恥はかきすて精神にてお邪魔してきました。ロッカーの雰囲気から最年長確定で、これは、やばいぞ‥と思いつつ帽子を目深にかぶって臨みました。案の定できなかったけど楽しかったし、先生の踊りを正面から間近でみることができて、これはもう、ラッキーでした、としか言いようのない貴重な機会となりました。

とてもやわらかい感じの先生で、歌詞はめの振付でした。意味の強い言葉のところだけ踊りに力が入るようではぶつ切りになってしまうので、ちゃんと歌詞が文章として聞こえるような踊りをしてね的なお話をされていたのが残りました。やはりはじめての先生のクラスというのは新たに学ぶことも多く、振付もじぶんには十分難しかったので、しばらく味わいつつ練習したいなと。

破片 / Ayumu Imazu


先生のこのベーシックなるものがいつもめちゃくちゃ難しい(別のスタジオですが)。


レッスンで踊ってるうちに好きになった曲もろもろ。曲を聞いただけではそれほど好きにならなかっただろうな、というのも意外にあったりします。振付の力あるある。

目下練習中。

こちら終了したのですが、個人的に未練があってまだ練習中。
こちらも目下練習中。



先生の振付は好きとか嫌いとかそういう次元をすでに超越しておりますが、やっぱり気持ちいいのです。


Aron van Selm, Ardie Son•Whispers



2022/10/25

ありがたや

金曜の夜から、自室のお湯が出ませんでした。

マンションの外装工事をしているから、その影響かもしれず、きっと誰かが通報して直るだろう、とたかをくくって1日目は放置し。

2日目になると、水シャワーも寒いな、、と、なぜか造り付けの靴棚の奥にあるのが謎の給湯器の型番をもそもそと調べてみたり。想像以上に旧式の代物でしたので、これは寿命かと修理センターに電話してみたのですが、せっかちなじぶんとしては、1分待っても繋がらない電話を待ち続ける根気がないことが改めて分かっただけでした。

ジムのお風呂で済ましてみたり、まいっか、水でも。などと行きつ戻りつ週末を乗り切り、週初になって一応管理人さんに電話してみたところ、やはり吸気口が工事で塞がれていたとのことで。帰宅後、お湯が戻ってきました。

お湯ありがたや。

馬鹿者なので、失ってみないと思い知らないことが多いのですが、平時から感謝の気持ちを忘れないひとになりたいなと思う今日このごろであります。

お湯以外にも色々とありがたいことはありまして。

じぶんが他人にどう見えているかは別として、正直なところ、こう在る以外にありようがないんです、すみませんと思いながら、このところ毎日を過ごしており。まあなんと言うか、あまりにままならなくて笑ってしまう程度の、かなりギリギリの攻防というやつです。

このように在ることを許してくださっている関係各所の皆様に、できることならお一人お一人感謝の気持ちを伝えて回りたいと思っておりますが、なにぶん不器用なもので、上目遣いに物言いたげな顔をしているだけかもしれません。

2022/10/07

死んだふり

先月から今月にかけて、なんだか考えてみたら人生でいちばん忙しいんじゃないの的な状況に突入しており、生来ナマケモノのじぶんとしましては、この際カメになって甲羅の中に頭を引っ込め死んだふりでもしていよかと思っているところです。

頭が働かないのは嫌いなことだけかと思っていたら、振付を覚える脳内メモリもフリーズしている模様で、こんなにできないなら家に帰って寝てたほうがいいんじゃないのと思ったり、それも寂しいから、まあ出来が悪くてもレッスンに出られただけ良かったねと自己満足したりと、浮いたり沈んだりしております。

見る専。
先生も好きですが、3番さんが好きで泣きそうになりました。




機会があったらレッスン受けてみたい先生其の一(初心者クラス希望)。

側転?で挫折した後、休日出勤も重なって行けなくなってしまいました(泣)




2022/09/19

Proteus

前回から随分と日が経っているのにいま気づきました。
思えば、なにかとせわしない日々でした。と過去形にできればいいのですが、なかなか休みも取れない日々が続いています。

今月に入って変わったことといえば、横浜中華街に定期的に出向く機会を得たことでしょうか。前職でご当地ツウの先輩と時折ご一緒したのも随分前のことになったなぁ、と懐かしく思い出しながら、この機にちょっと探検してみようかと、肝心の目的を失わない程度、つまり迷子にならない程度ということですが‥にお散歩しております。


こちらを拝見するようになってからか、パンダ愛が増しまして、中華街で見つけたpumaロゴのパロディたるpandaロゴ入りTシャツをゲットして悦に入ってみたりしています。


肝心の目的、というのはこちらの先生の若葉マーククラスに出ることでして。以前から機会を伺っていたんですが、外的要因もあり、ようやく決心して、なんとか都合をつけている日々です。できないくせに細かいのが好きなので、はい、難しいんですけど、ステキです。





いつもの先生方にも相変わらずお世話になっております(こちらは珍しく隅っこで見え隠れしております)。初見で全くなっとらんですが、先生がいいんじゃないのとおっしゃっているので、いいことにさせていただきます。



動画が見あたらない先生がたは相変わらず曲を貼ってます。都合により曲のとれなかった先生にも大変お世話になっており、それぞれに学ばせて頂くところあり感謝しております。



プロテウス効果という言葉があるそうです。
某TV番組で、VRで現実の自分より筋骨隆々のアバターを見せながらダンベルを上げさせると、自分自身の現実の姿を鏡で見ながらダンベル上げるよりも重い重量まで耐えられる、逆にちょっと貧相な姿を見せながらだと通常より何割か軽いところでギブアップしてしまう、みたいな実験を見ました。

以前に、自分自身で、ちょっと上手くなったなと思ってから伸びるものなんだよねというようなことを先生がおっしゃっていたのを思い出しました。鏡の中にどんな自分を見るかは心の持ちようで随分変わるような気がします。根拠のない自信、とか言いますが、そういう意味で重要なんだろうなと思うようになりました。

2022/08/29

Conflict

持てる時間は有限で、でも生きてゆかねばならないので、色々と予定のconflictをひき起こしており悩ましいところです。

某日、WS。じぶんは、どう考えても、やっぱり、先生にいちばん育てていただいてまいりました。が、まだ、ちっとも育っちゃおらんと思うのであります。

じぶんが出ているhiphopというか、Groove/isolation基礎レッスンの動画が上がることはなさげなので、showcaseのご様子。こだわりのシルエット、シンプルでお美しい。なんとかこの半年余り、火曜は仕事を早めに終わらせて、続けて通っております。


hiphop(R&B)振付の曲。先生の音のとりかたと、やっぱりシルエットがお美しいので、なんとか習得したいと。こちらも予定をやり繰りして楽しみに通っております。



某日、月に一度のパーソナルトレーニングを楽しみにしておりまして。じぶんはダンスやってる者としてはありえない骨盤後傾しており、ちっとも反らないので、このところ反る練習と軸の調整がメインになっているのですが、結果として、自覚としては前屈と開脚が少しマシになってきました。
最初の頃は、ちょっとコワイ先生だと思っていたのですが、最近少しやさしくなられまして、もしくは褒めて伸ばすタイプだと思われたのか、前腿のスジはしっかり残っているものの少々は柔らかくなって健全なり、と珍しくお褒めの言葉をいただきました。
なにかとやるせない日々ではありますが、こういったこまごましたことをひとりでちまちまと喜んで励みにしております。

2022/08/15

快調

今月に入って久しぶりに膝がまあまあ快調なので、可能な限りレッスンを入れています。
ダンスをしない人に伝える言葉としては、レッスンに行きました、しかないのだけれども、このしあわせをいかに表すべきか。

じぶんみたいな覚えの悪い人間に、へろへろになるまで動けるほど教えてくれる先生方って、ほんとうにすごいひとたち。お若い方も多いのに、同じ人間と思えません。

最近習った/習い中の曲。振付が終わってからのほうがいいかなとは思っているのですが、タイミングがうまく合わないこともありまして。
使われている曲がわからなかったり振付メインでない先生方もいらっしゃるのですが、いずれも楽しいです。(順不同)

想定外の学びはだいたい基礎に関係していると改めて思うこのごろであります。








膝快調だと幾分不慣れなレッスンに冒険にも行けます。うれし。



晩御飯。
かんたん美味しうございました。



2022/08/11

お久しぶり

イベントWSや祝日レッスンなどが重なって、お久しぶりの方々との再会。3月下旬ごろ思うところあって、ルーチンでお世話になるレッスンのスケジュールを意図的に組みかえたので、それ以来。じぶんにはありがちだけれども、決める前には誰とも話をせず一人で決めたから、後になって、どうしたんだと安否を気にしてくれた奇特な方々。

久しぶりにお目にかかった彼女たちも、それぞれの目的意識で自分の道を進んでいるのが感じられて嬉しかった。ある程度のジャンルは決まってるけど、結局のところ人だよね、というような話もしたり。

自分自身でさえ想定していないけれども行ってみたら確かにそちらに行きたかった方向性を示してくれそうなレッスンに行きたいなと思っている(抽象的すぎ)。

最近好きだったもろもろ(見る専)。



あ、別の曲別の場所でしたがこちらはWSでお世話になりました。

ストリートってすてき‥じぶんもフリーで踊れるようになりたい‥。




2022/07/31

破壊そして光のある方へ

月末などで振付最終回の曲たち、いずれも好きでした。

「Melody」のV、いま初めてみましたが「つながる点と線」こういうイメージだったんだ。もっと前にみとけばよかった…


某日、パーソナルトレーニング。割と先生にお目にかかる時には元気になっているのですが、その間色々ありまして、3日前レッスンの途中で急に付け根がズキンときて力が入らず終了後ひょこひょこ歩いて帰りましたが翌々日には回復し元のヒザ痛に戻りましたとの報告をして、軸の矯正メインで、引き続き後傾しちゃってる腰の矯正メニュー等疲労しない運動を教えていただく。移動して次のダンスのレッスンまでの時間、フリースペースでついでに直近色々の振付の練習をして、せっかく整ったはずの軸をおそらく崩す。

前後するが某日某所に先生ご推奨の公演を観に行く。本当はいつものレッスンに行くはずの日で、いかに先生ご推奨とはいえ意味不明ぽいパフォーミングアーツを見るべきか迷ったのが正直なところだが、前述の付け根問題で動くのに支障をきたすゆえ、致し方なきと罪悪感なくレッスンを休み、左足の付け根を押さえながらトボトボ会場に向かう。

頭の後ろから後ろの人に咳込まれたりするのがインフルの時でさえ嫌だなあと思う人間なので、コロナ対策にて2階席の最後列からおそるおそる拝見。おそらくは先生がなにがしかお書きになるだろうから詳述しないけれども、結果的には行ってよかった。

とにかく面白かった。隣の席の女子は後半感涙にむせんでいるようだったけれども、じぶんはどちらかというとひたすら面白くて、ひとところの面白さに目を奪われているうちに他方で何か始まっていて、あれ、いつからそこにいたの、と目をやると、実はもうさらに他所で何か始まっていて、みたいなことの繰り返し。思わず吹き出して、あ、すいません、と隣に目で謝った箇所もあったぐらい、理屈抜きで面白くて、じぶんにとっては普通のダンスを見るより形が目に残った。観ている間は意味を考えている余裕などなくて、ひたすら事物を追っているうちに終わってしまった、というか、そろそろこれで終わりかな、と思った箇所で2回ほど騙され、あれ、まだ続くのかな‥と油断していたら突如幕切れとなったので、この後味というか余韻が尾を引いて、帰宅まで結構な時間、珍しく音楽も何も聞かずにぼんやりして帰った。

いろんなものが気持ちよく破壊されて、ぼんやりと光のある方角が見えたような気がして、気がついたら足を押さえずにてくてく歩いていた。


夏バテ?で元気なかったのですが、いろいろと、おかげさまで、元気出てきました。アクションの後に本質、ほんとですね。




2022/07/25

remedy

某日。軽快だったり今ひとつだったりを繰り返しているヒザの都合で、ちょっとダンスはリスキーだなと思う日も稀にあるので、そんな日。そういうときの、いわばremedyとして、ふつうの運動をする時間というのが、じぶんにとって意外と大切だと思うようになった。分類としては、あまりハードでないヨガなどもこちらに入る。

座り仕事が長くて猫背前肩、右利きのため右前のめりに座る傾向のじぶんは、諸々の歪みにより、いろんなところが痛くなるわけで、そういうところを治したくてやむなく始めた「運動」だけれども、手段として始めたものが、やっているうちにそれなりの楽しみに転じるというのも、ありがちな話ではある。でも家で重い腰をあげるのには少なからず根気を要するので、お手軽なソリューションとして、ヨガレッスンに寄ったついでに、ジムでお手本が鉄棒にぶら下がっていらっしゃるのを眺めたりして若干のモチベーションの足しにしてみたりする。

自炊モード、たまに復活。これが自炊と言えるかは別として。ニンニクはチューブで、鷹の爪切らしてまして省略し、基本から外れまくりましたが、それでもかなり美味しかった。お湯は必ず沸騰、と、飲みながら作ったところだけは、ちゃんと真似しました(笑)。
料理も救いなり。



2022/07/16

3年

少し前の話だけれど、スタジオで以前の公演で使われた曲が流れていて、まだこの頃はご縁がなかったよね、などとお声がけいただいた。ハイわたしは先生の引退公演がはじめてです、とお答えしたら「ああ、あの詐欺ね、今のほうがコンディションいいから」みたいなことをサラリとおっしゃった。

2018年夏の終わり頃、はじめてジムの土曜夜のジャズのクラスに行って、なんだか面白そうだから頑張ってみようかしらと思ったその2ヶ月後ぐらいに、舞台からは引退しますと言われた生徒の身にもなってみてほしい。ダンスの公演などというものには縁遠く、あー、劇団四季を遠い昔に見たっけなぁ、ぐらいの人間だし、そもそも人見知りなので、見知らぬ場所のよく知らない先生の踊りをわざわざ見に行くべきか、けっこう迷ったと思う。舞台は最後だということだし、見ずに後で悔やんでもいけないからと思って足を運んだ。当然ながら行ってよかった。というか、たぶんそこに行っていなければ今のじぶんはない。なので、その時の曲はやはり思い出深い。

2019年夏頃、先生は踊られなかったけれど同じ曲で作品を出されるにあたって、スタジオのレッスンも同じ曲の抜粋で教えていただいた。勇気を奮い起こしてコンテンポラリーなるものを習いはじめたのがこの年の春のことで、床をゴロゴロ転がるフロアなるものを習ったのもはじめてだったから、全然できなかったのだけれども、思い出深い曲を習うことができて、とても嬉しかったのだけは覚えている。

それから約3年後の今日、振付は違うけれど大好きなこの曲で踊ることができて、じぶんの出来はともかくとして感無量。3年前は、苦手です、目が回るし立ちくらみもするし、方向を失って先輩にぶつかりそうになるし、立ったり座ったりがトロくて音に間に合わないし、などとしか言えなかったフロアも、下手なりに好きになった。あれほどあちこちに青あざを作って密かに痛い痛いと唸っていたのが嘘のような、レッスン後の快調さだけは進歩と言えるだろうと思う。

不肖の生徒としましては、なんだかんだ先生を元気にしてくださっている先生の先生にも感謝の念にたえません。



2022/07/08

父は宮城県の出身で、東北出身の同郷意識も手伝ってか、井上ひさしが好きだった。実家の本棚には井上ひさしが並んでいたので、小学校の高学年あたりからだっただろうか、じぶんがその著書を手に取る機会が多かったのも自然の流れかもしれない。

毎週日曜のBSプレミアムステージを時間指定で録画しているのは、時折掘り出し物のバレエやダンスがあるからで、好みのクラッシック演奏は聞くこともあるけれど、演劇の時は即削除が恒例となっているのだが、「井上ひさし戯曲」と聞こえてきたのであやうく削除を免れた「貧乏物語」を見て、結果的にたいそう面白かった。

先立って演出の方のトークがあって、それが一つ考えるきっかけになって、このところずっと頭の片隅にその言葉があるともなくある、というような日々を送っていた。だいたいこんなことをおっしゃっていた、と思う。

「井上さんの芝居はすごく饒舌。いろんな人間がわーっと喋っていて、だけどそのわーっと喋ってる言葉がぽん、と途切れた時に、ふっと訪れる、その「間」っていうんですけど、その間の静寂のあり方、実はその間の中に、人間が本当に思っている真実の声がわーっと観客の中に生まれるのが、一番演劇として好きな方向なんですね」

「すごく大事なことなんですけど、演劇って登場したものとか語られているものとかではなくて、その背後に、言葉の裏側に何があるのか、その風景の裏に何があるのか、その存在感」

だいたいダンスのことに翻訳して考える癖がついているので、確かにダンスで人間が生み出せる線というのは限られていて、線のないところに何が生まれるのかというのが、やはり正味なんじゃないかと思ったわけです。

中野のスタジオで、いつだったか、先生が、はいその手の1万キロ先を見て、みたいなことをおっしゃったことがあった。1万キロだったか1万光年先だったか、ちょっとよく覚えてないけれども、それほど広くないスタジオで、そういう想定外の単位の距離が出てきたことに結構驚いた。例えばそういうことだ、と思った。

某日、hiphopのクラスで、折しも先生が「間」について語られるのを聞きながら、そんなことを思い出していたんだけれども、先生は「間」は自由だ、というようなことをおっしゃった。そうか、線は有限だけれども、たぶん間は自由だ、もしくは想像力、または無限だ、そう思って、なんだか楽しくなった。

2022/07/03

幾分

今週は楽しかったなあと振り返る。若い頃はもっと悩みも多かったと思うんだけど、どうも最近記憶力が低下しているせいか、楽しいことしか思い出せない。

某日。単身赴任の上司が夏休みで本国にお帰りになることなので、ならじぶんだって有休をいただいてもよかろうとレッスンに合わせて有休、夏休み1日目。当然来週も休むのだが、それでも夏休み2日目だから、2週間休んでる人に文句も言われないだろう、というようなことを考えるのが姑息な日本人である。

先生踊ってくださり鑑賞タイム。通常お美しいと形容するのが適切なかんじがするのだけれども今回は割合めずらしく、かっこいい振付。たいそう気持ちよくサビを踊らせていただいて満喫。

移動してhiphop。次回の振付について生徒の希望を尋ねてくださる奇特な先生なのだけれども、今までは洋楽がいいか邦楽か、とかの質問だったのが、今回は難しいのがいいか中ぐらいか、やさしいのがいいか、との質問だったので、いつも手加減してくださってる風情ありありの先生の難しいってどんなだろうという好奇心で、難しいのがいい!と手を挙げたのである。できないと思うけど本当にいいのかと念をおされたので、意地になって、やる!と言い張って、みんな頑張ることにしたので、練習しないわけにいかないのである。

おっしゃる通り難しかったので、みんな必死または瀕死の形相となり、先生が「楽しくないでしょう」とかご心配されるのだけれども、いえ楽しいです、とまなじりを決して意地を張る。楽しいのにもいろんな種類がありまして、習っている間はともかくとして、時を経るほどに味わい深く楽しいというやつであります。泣いても笑ってもこの曲は次回が最終回。


某日、計4時間半のレッスン終了後、恒例となった1時間半ぼんやりストレッチタイムに本日の出来事を思い返す。こちらも恒例となった締めに床でごろりんと後転してつま先を床につけ、足を左右にぶんぶん振ってから戻ってくる。いつからか思い出せないぐらいだけれども、ここ数ヶ月継続的に戻りの際にみぞおちのあたりがズッキンと痛むので、戻りはそろそろ戻ることにしているのだけれども、本日はかなり稀なことにズッキン来なかった。

何かの間違いかと思って再度同じことをしてみたところ、やっぱり来ない。これは嬉しいので記録しておかねばならないと、一眠りした今頃ぺちぺちしている次第であります。そもそも何故痛くなったのか、まだよく理解に至ってないのだけれども、痛いと口にしてから習った色々だけは覚えているので、戻らないように維持したい。

先生方のご指導のもと、じぶんの身体は幾分マトモになってきております。

2022/06/26

I'm already there

某週末。いくつかの課題曲が最終回となり、やはり一月続いたものなどはそれなりに名残惜しい。特に車が好きなわけじゃありませんがCM曲だったのでちょっと貼ってみました。


足かけ3ヶ月ほどになりますか、日曜の夜に先生は別格として生徒さんたちもえらく若くてお美しい人がお揃いのジャズのクラスにお邪魔しておりまして、おばちゃんは完全みそっかすとなっております。
先生はとても丁寧に教えてくださるのですが、例のごとくこちらの覚えが遅いのと可動域が大幅に足りていないのとで不完全燃焼の日々を送っておりました。
が、今日は曲が最終回だったせいか本人もそれなりに気合いを入れて臨みまして、初めてそれなりに振付が入り、フロアをゴロゴロ転がって、ぜいぜい言いながらがんばってまいりました。

曲も好きでした(別の先生で同じ曲を習ったので2回目でしたが、振付の傾向が全然違うので楽しかった)。どうがんばっても明らかに可動域が足りないので、無理そうな動きをいかにそれほど見苦しくなくこなせるかなどということも考える機会にしたいと思います。



ジャズの振付を載せていただきまして、動画は何回かみていたのですが、そうだ歌詞をまだちゃんと読んでいなかったっけと電車の中で読み出したら泣けてしまって困りました。

先生の振付はこちら



What good is life 
If we are just all waiting to dance in the sky
I'm already there

Heavenとまでは言いませんが、ダンスができて今けっこうしあわせです。





2022/06/22

冷蔵庫3

やっぱり毎日思うので記しておきますが、冷蔵庫があるって幸せだと思うのです。お風呂上がりに食べるアイスも買えるし、明朝のカフェオレのための牛乳も買えるし、明日の晩御飯のための冷凍食品も買えるじゃないですか。安上がりな幸せに浸れるじぶんであります。

某日、パーソナルトレーニング。と名前は付いていますが、いわゆるトレーニングらしきトレーニングは、実際のところ、生徒が「気に入ったものしかやってこない」「痛いところがあると痛い痛いと言ってやらない」というあるまじき態度であるのが日を追うごとに明らかになってしまい、見かねた先生が、もろもろの弱点矯正のための強度ゆるめの運動を教えてくださるのが前半、後半は痛いところを痛くなくしていただいている計1時間であります。

最近流行りのマッサージガンなるものを先生もお使いであるということで、買ったはいいけど使わないのでは、という一抹の疑念を持ちつつ重い腰をあげまして、シリーズの中でいちばん軽い機種をポチしましたところ、届きました。床で後転すると行きはいいけど帰りがずっきんするんですとブツブツ言っていましたら、背中が痛いと言っているけど、実はお腹かもねと先生はじめ複数箇所でご教示いただいたり、相変わらず前腿の太めのスジスジがなくならなかったりするので、ふくらはぎ用と書いてあるアタッチメントでお腹やら前腿やら押したりして喜んでおります。

かなり長い間、左足の親指を折ると痛いのは外反母趾のためだと思っていたのですが、先日先生に左足親指を折ると痛いので、その運動は左側はパスしたいと抗弁しましたところ、ふくらはぎを少々いじっていただいたら速攻痛くなくなってしまいました。これに限らず、驚くべきことに色々と痛かったところが順次痛くなくなっていくので、やらない理由がなくなり、粛々と課題に励む今日このごろであります。

2022/06/20

冷蔵庫2

いつまで引っ張るつもりと言われそうですが、やっぱり待ち望んでいたものが届くとうれしいのです。新冷蔵庫さんをお迎えしました。設置サービスの方もとても気持ちの良い方で、一人できれいに梱包を解いて、電源の取りかたの御指南からお掃除まできっちりなさり、引越しの時はご利用をと名刺を置いていかれました。製品そのものに甲乙付け難いと、こういうサービスがある製品を選ぶことになります。ただいま絶賛冷やし中。

最近好きだったもろもろ。見る専ですが。


ダジャレとのマッチングがお気に入りのミニチュア。コメント欄のダジャレ応酬もまたなんともいえず。

この波にかける

2022/06/19

冷蔵庫

どうでもいいのですが、冷蔵庫が壊れまして、少々ご機嫌ナナメであります。生まれてこのかた冷蔵庫が寿命を迎えた場面に遭遇するのは初めてです、と書いてみて、家電というものの縁の下の力持ち感をひしひしと味わう今晩であります。思い返せば実家を出た時にリサイクルショップで購入し、コロナ禍で買いだめしておくことが多くなってさすがに少々小さいな、とか最近は持ち主に思われながらも、冷蔵庫さんご本人は文句も言わず長持ちしてくれました。

最近出どころ不明の水たまりが庫内に発生し、呑気な持ち主は深く考えずただ布巾で拭くだけで放置していたのですが、昨日氷を出そうとして発見された溶けてしまった袋ものの棒アイスやほぼ水となった氷、ふんわり解凍されてしまった冷凍食品、電気はつくけれど、ほぼ常温のもろもろの食品たちを眺めながら、ポチッと発注した二日後に届くはずの新冷蔵庫さんをお待ち申し上げております。真夏でなくてよかった。マーガリンとか、蓋あけてないけど、どうなるのかしら。いちおう薬もある。うーん。

某日。まだ始まって3ヶ月目ぐらいの某jazzスタジオでのhiphopのレッスンで、3回目/最終回は撮影していただける、というのが今のところなんとなく流れ的に恒例となって、撮っていただいた動画を眺めております。たまたま先生と比較できる位置で正面から撮っていただいたせいで、違い歴然となり、あーーーとため息。

複数箇所でご指摘いただくも全く無意識でどう直そうかと思っているのですが、普通の人が正面を向いているところ身体ごと顔も横向きになり見事に鏡を見ず下を向いている箇所が判明、必然的にその前後で形が崩れております。これなんとか意識に乗せないといけないわけですが。何かその時思っていたことを思い出すとすると、姿勢的になんかやりにくいな、とかすかに思っていた記憶があり、そういう箇所は鏡で見てないと思うべきなんだろう、などと素人的に考えております。

2年前ぐらいまでは、じぶんが踊ってる動画を見ると本気で吐き気をもよおしたものですが、今は、まあ下手クソだけど、とりあえず、いっしょうけんめいやってますねと微笑ましく眺められるようになりました。


2022/06/12

過去一

これでも、いちおう会社員なので仕事で忙しい時期もある。相変わらずプライベートは家事とダンスしかしていないので変わりばえしないとも言える。大局的に見れば同じ方向性だとはおもうけれども、ディテールにおいてはいろんな主義主張の先生方に習っているし、ダンスやってる人たちなんてフツーの会社員やってる人より個性的なので、あちらを立てるとこちらが立たない的状況に陥ることもあり、めんどうだから一生黙っていようかとおもうこともあるが、それもつまらないので、どなたにどう思われようとも、じぶんの好きなように生きてゆこうとおもう今日このごろであります。

ここ2ヶ月ほど週1で通っているクラスの先生が作品を出されたり、そのクラスではないけれどもレッスンでご一緒している方が何人か出られるという話だし、別口で、たまにレッスンに出てはいつも撃沈してる先生が作品も出すしご本人もゲストで踊られるということでもあるし、そのうちレッスンに出てみたいなあと思う先生が幾人か踊られるという話でもあり、ちょうどいつも通っているクラスが終わってから行っても間に合う時間だったので、ちょっと浦和の方まで行ってみることにする。

じぶんは、ダンスは何かの舞台なり作品を見て、あんな風に舞台で踊りたいと思って始めたわけではなく、踊りの真似事をしてみたら楽しかったクチなので、今のところ舞台で踊りたいという野望も持っていないし、振付メインの踊りも好きだけれども、現状hiphopのいくつかのクラスで習っている音にのって身体を動かすいわゆるGroove系の踊りの方向性も並行して追求したい。発表会と普段行っているレッスンが重なったら多分レッスンを選ぶし、発表会でレッスンが休みになったら、この機にいつも行けないクラスに行ってみようと考える人間である。ただみなさん楽しそうなので、たまには観客席からそのお裾分けをいただきつつ少し勉強させていただこうかと、かなり珍しくご縁があった次第である。それぞれに美しかったし楽しかった。

ひとつ気づいたことがあって、なんとなく最近感じていたことと関連があるような気がしたので備忘のために記しておく。

それはもちろんホールの広さはまちまちで、場所にもよるのだろうけれども、なにしろ舞台というのは人間一人がただ立っているには残酷なほど結構広いんだなあ、ということを客席のけっこう後方に座ってみて改めて思ったわけです。
でもって、見知った顔のたとえば先生方とかが出てくると、実物のそのひとのサイズを例えばレッスンなりで知っている生徒としては、いやもちろん元々背も高くていらっしゃるんですが、あれ、思ったより大きく見えるんだなあ、と思ったりするのであります。
じぶんみたいな凡人にはないオーラとか、そういうのもあるんだろうし、もとよりそういうのは真似のしようがないわけだけれども、いつも言われている大きく動くっていうのは、実際の稼動域を大きくすることばかり考えていたけれども、それだけじゃなくて、実際に届く空間より先まで支配したり到達したりする存在感みたいなものを言われてたんだったよなあと改めて思った次第であります。

その日の昼ごろ、いつものレッスンにとても身長の高いダンサーさまがいらして、サイズが大きいだけでなくてなんとも言えない存在感を醸し出していらして、なんだかこの方にはこのスタジオは狭いんじゃないでしょうかと思いつつ恐縮してご一緒していたのですが、先生が、大きい人が大きく動くのっていいねえと嬉しそうにおっしゃっていたことや、過去一身体を使って動いてこそ聞こえてくる音がありますとの言葉も思い出され。
そうだ、過去一を更新し続けないといけないんだ、とおもう。

2022/05/23

ごほうび

某日。珍しく割合早めに起きられたので、午後から新規開拓1件。先生コロコロとよく笑われる。振付で久しぶりに聞いた横浜銀蝿に度肝を抜かれましたが、楽しくて善き時間でした。ちなみにjazzです。

移動してjazz振付3週目。片足ルルベしながら片足パッセ、というのが毎週あるわけです。今までパッセの爪先が意に反して床から上がらないか、ルルベの踵が落ちるかのどちらかだったのだけれども、しばらくパッセもルルベも達成して静止している時間が秒単位(笑)できて、ひとり喜ぶ。

今回は運良く相当動いてもバーか壁にしかぶつからない位置どりができて、ミスチルも好きだし、本人的にはフルアウトで踊れて、たいそう気持ちよく楽しうございました。

Mr.Children 「名もなき詩」

やや股関節痛のため夜はおやすみ。

某日。前日の股関節痛の名残が気になりつつ仕事に集中していたらレッスンの時間を過ぎていた。油断していると、たまにあります、はい。 しゅん。

長き一日のごほうび。先生、かっこいいー。



2022/05/21

負荷

毎日書いてると先週と同じになりそう。でも何月何日と記さなければ、抜けてる日があるのもバレないので引き続き、某日で。

某日。こちら、ど真ん中でした。以前BSで同じ振付家の作品を見た記憶。妖精か蝶イメージの二人組が好きすぎて、リンゴ食べて芯をポイしたくなる。セット系もすてきすぎる。しばしPreljocaj漁り。


何度見ても美しい。

某日。某リーグか某地上波TVのどちらを見るべきかと思いつつ、結局ヨガに行きジムの待合でかかっていたTVをしばし眺める。帰宅後、ちゃんと両方とも録画で見ました。たまに動画チャンネルを拝見するアクロバットの先生が地上波のほうに京都のチームで出ていらして、素晴らしかった。

某日hiphop、振付2回目、たのし。当日ついた振付某所の先生の手がお美しくて、これ習得しなければならぬと思う。

先日玉砕しちゃった件の、スタジオは違いますがお手本動画がリリースされており拝見。今のところ概してじぶんが沈没しちゃう理由は「早い」か「長い」のどちらかで、今回は、早い!!。
ゆっくりの振り入れ時はそこそこできていたはずなのに何ゆえであるか、と思いつつ動画を見る。過日ご指南の繋ぎの問題ももちろんあるけど、改めて、先生軽やか。そう言えば講評コメントにて、重い!とおっしゃっていたのを思い出した。フロアが入るとほんとにもたもたする。筋力不足か。

某日hiphop。たまたま先生の背中がよく見える角度の位置どり。胸か肩から動くイメージと背中から動くイメージの違いを教えていただく。その時はなるほど!と思うけどしばらく経つと再現できず。ベーシックなのになんでこんなに難しいのかとおもう。背中、けんこうこーつ、動けー。soul系の振付、こちらも早い曲。遅くならできてることをそのまま早回しすれば早い曲で対応できるかというとそういうものでもなくて、早い曲には早いなりのシルエットの作りかたがある、というようなハイレベルなことをおっしゃり、先日の経験を踏まえて、なるほど!と分かった気になる。



某日。流行りなんでしょうか、こちらも早めの曲、初見。足がわからなくなって、あれ?と脳内一瞬ブランクになったところに「足が間違ってても、とまらなーい」とタイムリーに先生のお声がかかる。そうか、ここで思考停止するから玉砕への第一歩なんだ、と思いながら流れについていく方向に思考を切り替える。幸い大事には至らず。

移動してジャズとコンテ。ジャズも好きですが、やっぱりじぶんは時間が短くてもコンテが好きなんです。流れる動線からのおやすみポーズがお美しい。あーー、これも習得しなければならぬとおもう。課題山積でしあわせなり。

自動でオススメされてくる茂木先生動画を見ると、だいたい元気でる仕組みになっており。
「負荷をかけるということは実は爽やかなことなんですよ。負荷をかけるというのは自分が変わっていく一人旅。負荷をかけないと脳は成長しません。負荷のかかった方向に脳は成長する。今日あなたはどんな負荷をかけますか」

2022/05/17

できないという個性の近くに

某日朝。新振りですとのご連絡。物語が立ち上がる振付で楽しい。先生の流線形が大好きですが、きっぱり直線もお美しい「或る貴婦人の肖像」

フロアは特に発展途上なのだけれども、期間としては約3年やさしく鍛えていただいているため、好きになりつつある。運動神経支配が今ひとつの人(じぶん)はこれやっときなさいとのことで「先っちょから転がる」あんど「バナナ」のトレーニングも習いました。「熊ちゃんころころ」等、キャッチーな名前がついているトレーニングは思い出しやすいため無意識レベルで優先順位が上がり、無名のトレーニングをふと忘れてしまう傾向にあることが判明したため、他のトレーニングにも良き名前をつけたいとおもう今日このごろ。

移動して夕方。振付おさらいタイムに先生足音もなく巡回していらして(ダンスの先生というのは概して足音がない)もっといける、それぐらいいけると強い身体にみえるとのコメント。一時的なら耐えられるが、動きの流れで実現したり継続したりできない。そうか、強い、というのも、じぶん的に目指すべき美しさの基準の中に含めておかなければいけない、とおもう。

レッスン終了後のんびり1時間半ストレッチがルーチンとなる。

翌日。朝食後ベッドに戻り、TVをみたりPCみたりしながらゴムボールでひたすら背面ごろごろ。ストレッチは必ずしも床の上でなくベッドの上でしてもいい、というマイルールを新設してから、ヨガマットを敷いた床まで辿りつけない時でもストレッチできるようになった。いいのか悪いのかよくわからない。

午後、ようやく起き上がってジャズ2本。いずれも、曲も好きだし先生もたくさんお手本見せてくださって嬉しかったが、アシスタントの先生がたやベテランふうの生徒さんたちがのびのびとお美しくて眼福。

某日。やっぱりまだまだ振り覚えが遅く玉砕。石橋を叩いて渡る性格だし、正直、なるべく失敗しそうにない場所を選びがちではある。毎日だったら心折れるだろうけれども、たまにハイリスクな場所に足を運んで想定どおり思う存分コケる機会をいただけるのは、先生には申し訳ないけど、貴重である。できなくて悔しいのは悔しいんだけど、むしろ爽快。なにしろ、失敗しない選択だけしていたら、今じぶんはダンスを続けていなかっただろうとおもうのだ。

などと思っていたところに茂木先生の言葉。

「全力でやってみて。できないという個性の近くに、何か他のことができるということがあるから。できないってわかるっていうことは人生の重要な情報。(グーグルで、disconになったプロジェクトに関わった方は昇進するという話から)できないってわかったら人生で昇進するんですよ」



2022/05/12

もういちど

連休明けて某日。むずかしめのレッスンに出てみるも、じぶんにはやや早く細かめの振付で消化不良、要復習状態で終了。最後の講評的な先生のコメントで、その瞬間の形だけフォトジェニックに記憶していても形から形への繋ぎが覚えられていないと動けないわけで、ただ闇雲に動いているのではなくて、そういうところ(形から形への移動)を記憶するための自分自身のレッスンの中の力の配分を考えたりしないといけないよねというようなことをおっしゃっていた。なるほどなるほど。

某日。鏡向きの正面でない角度から動画に撮られるのは相当リスキーで難しいということをひしひしと実感しつつあったところ。スタジオのレッスンでご一緒させていただく機会のあったりなかったりする先輩方の勇姿を拝見して元気百倍となり、スタジオで転げ回る。


某日。前日はりきったため背中痛し。前週に開拓したHOTスタジオの癒し系レッスンに2本出て待ち時間にじぶんの好きなストレッチしたりぼーっとしたり。あったかいっていいねぇ、のびるねぇ、この部屋にあと2時間ぐらいいたいねぇ、と汗かきながらひとりごち。お風呂にも浸かって、やや回復。

某日。仕事と連休でしばらくご縁がなかったため、お久しぶりの振付メインhiphop。先生止まらない途切れないことと連呼される。帰路、先生の途切れないお手本動画拝見していると、あっという間に家に着く。先生方はそれぞれに絶妙のこの線この角度、みたいなものをお持ちで、じぶんは振付であったり基礎練であったりを通して、その線その角度を習得したくて通ってるわけだけど、同時にじぶんのそれを見つけないといけない。結局じぶんと向き合う時間が必要だ。帰宅後、ようやく撮っていただいた我が身を見る気になる。初見の日は特に、録画を見るのに勇気がいる。しばし一人ツッコミ大会。

時間が足りない。もういちど連休ください。


2022/05/08

She got soul

あらゆるものごとを「むずかしくないこと」に解体して、今できることをするのだ、という言葉が鐘がなるように脳内に残響しておりまして、なんとなく惰性でぺちぺちしたものを今日まで溜めておきました。なんとなく惰性でできることは、むずかしくないわけで。

仕事を終えて、夜、いつものhiphopのクラスに行きました。先生はお若いんですがシルエットと音へのこだわりが、じぶんのような凡人からみると尋常でなく、恐らくはその結果として、とてもきれいな線をお持ちで。かれこれ期間としては一年半ぐらいになりますか、楽しみに通っております。

先生が最近ごらんになった大御所様のバトルでのご様子がたいそう素晴らしかったとのことで、これは見ておきなさいとのことでしたので拝見したところです。レッスンではそちらのステップを習いまして、いつもながら、このライブ感というか、先生ご本人が、いいな、と思ったことを生徒向けに噛み砕いて還元してくれる感じが、たのしうございました。

そう、ステップの名前も、なんだかいいじゃないですか。She got soul


翌日。メニューは先週と同じ。移動の途中、レッスンで撮っていただいた動画を何度も見て改善点を列挙していたところ、降りるべき駅を2駅乗り越し、結果として次のレッスン1本目を外で立ち見する羽目になる。教訓。降車駅が近い電車の中ではあまり集中しすぎないこと。

翌々日。パーソナルトレーニングからジャズ2本。いずれも学び多し。2本目のジャズはフロアをゴロゴロ転がったので背中が悲鳴をあげストレッチしきり。でも腰でも膝でもなく肩甲骨まわりと背中にきていることに若干の改善を感じる。振付にも出てきたのだけれど(できなかったけど笑)ブリッジ(ふう)から立ち上がる動きができる背骨になりたい。

がんばれじぶん(長期計画)。



2022/05/05

GW7日目

この不毛な連投も今日で終わりと思うとややほっとするもので、なにごとも毎日続けるのはたいへんですね。長年毎日投稿していらっしゃる方とか、もはや人間ではないような気がします。

良い会社には良い人材がいるように、良い先生のところには良い先輩がいるものだと、良いというのは経験値だったりセンスだったり表現力だったり気持ちだったりお人柄だったり、それはもうそれぞれだけれども、なんとなくそう信じていて。今日は五反田に行きまして、すてきな先輩方にお目にかかり。いつもはご挨拶するくらいの時間しかないのだけれども、今日は少しお話ができて、人見知りな後輩としましては、たいそううれしうございました。

神奈川の某所で、割合午後早めの時間からその店舗でいちばん広いスタジオをフリーで開放しているという個人的にはたいへんすばらしいお店がありまして、少し遠かったのですが足を伸ばしました。近所のタリーズで腹ごしらえをして2時間ほど、3人入れ替わったもののじぶん以外には常時おひとりしかいらっしゃらず2人で貸切状態。直近で習って終わってしまったもののいまひとつ納得がいっていなかった振付の復習大会をして、大自己満足して帰宅。最近なかなか取れないけれど、月に1回ぐらいは自習の時間がとれたらいいなと思う。

少し体重も落とさないとねと思っているところで幸いあまり食欲もなく、最近冷蔵庫に常備されている酒粕レーズン(イチジクとカシューナッツも入ってます)を食べてGWの締めとなりました。



2022/05/04

GW6日目

金曜は休みを取らなかったので連休も残すところ明日1日。連投も明日で打ち止めとなる予定。昨日がんばったので午前中はCSやらPCを見たり見なかったりしながら、だらだら。

午後に1件、前回の祝日に新規開拓(笑)したレッスンの2回目に行こうと計画していたところ、昼頃、休講のご連絡。身体が資本のダンスの先生たちは、ほんとうに大変だなぁと思う。

週なかに何か身体にいいことをしたいと(ダンスは身体に良くない前提)思っていて、かつ最近ダンススタジオ通いが増えたかわりにフィットネスクラブに通う頻度がかなり減ってしまい正直なんだか勿体無いので、こちらも新規開拓、、、と思っていたところ、週1でお世話になっているダンスの先生がヨガもなさっているのを思いだし、そちらにお邪魔することにしました。

そもそもHOTヨガってなんか暑苦しいイメージで、どうなのかしら、と思っていたのですが、最近モデルナ副反応で腋下が腫れたこともあって、リンパデトックスという名前に引っ張られて某所まで赴きました。1レッスン分午後が空いたので2時間ほど前に到着して、館内探検の後ストレッチエリアでゴロゴロ。背中、みぞおち、右の肩甲骨周りがこのところいつも(ダンスの後)痛い。ワクチン接種当日と翌日はやむなく休んだわけですが、ダンスを休んでいた間はどこも痛くなかったので、要は使った後のケア不足が実証されたわけであります。

いよいよはじめての HOTヨガというやつですが、これがスタジオに入ったところから室温も心地よく汗ばむ温かさでマッサージ系のゆるめ動作から立ちポーズもあり、片足立ちをしながら、そうそう、上げた足側の肩が下がるの注意、とふと思い出したりしました。エアプレーンポーズでボタボタと雨だれのごとく汗が垂れたものの、終了時には確かに疲れが取れていて、いわゆる、整いました。あと1、2時間こちらでストレッチでもさせてもらいたいなぁと後ろ髪を引かれながら帰路につきました。

池袋のデパ地下で弁当を買って帰宅。今日もしあわせでした。

GW5日目

ここまで来たんだからもう少し続けようかと思うのですけれども、いわゆる女子に二言はなく、お約束の新規開拓に御茶ノ水に行ってまいりました。

いやー、すてきでした(こちらは少し前の動画)。


今日はフロア多めで終了時にはボロボロに。曲はウタダさんの桜流しでした。


空き時間にどこぞで自主練でもしよかと思っていたのですが上記のとおり夜に備えて休息が必要な状態でしたので、丸善でなんとなく手に取った本を買い、池袋に移動してカフェで珍しく読書。
夕方からは、連休とはいえ普段どおりhiphopからコンテの流れでした。

今日は首のすわりが3歳児とのお言葉をいただきまして、ああほんとに。このところ連日ターン系、片足バランス系がますますヘタクソなのを自覚したところで、関連して当然ながら首を傾けながらターンしたり首をきったりするのも苦手なのですが、何しろこの首はなんとかしないといけません。


あ、珍しく読んだ本のことを書いておかないと。ケン・リュウ「紙の動物園」。

米国在住で、中国人の母を持つ息子が昔を思い出しながら語る流れで進むお話なのですが、この文章をきっかけにアイスロイヤルミルクティーを飲みながら涙が止まらなくなり、しばしマスクを濡らしておりました。コロナ対策でパーテーションがあってよかった。

もちろん母語の問題ではあるけれども、翻って、その言葉は、ほんとうに心に響くじぶんの言葉ですか、という問いかけのようにもとれる気がする。

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「英語を話さないと」父さんは言った。「わたしはきみを甘やかしすぎた。ジャックはまわりに合わせていかないとダメなんだ」

母さんは父さんを見た。「もしわたしが”ラブ”言うとここに感じます」母さんは自分の唇を指した。「もし”愛”言うと、ここに感じます」自分の心臓の上に手を置いた。

父さんは首を振った。「きみはアメリカにいるんだ」

母さんは椅子の上で肩を落とした。

====ケン・リュウ「紙の動物園」より引用


2022/05/02

GW4日目

別に意地で毎日投稿してるわけでもないけれども、平日に比べたら時間があるので、こうしてぺちぺちしております。

貴重な午前在宅なので宅配がいくつか届く。シューズもきましたよ。一つはじぶんの足型にいちばん合っていると思われるNB。とはいえ、たまにはちょっと冒険もしてみたくなって、たぶん手帳以外を買ったのは初めてかしらという、ほぼ日さんからグレーのコンバース。

でもさ、コンバースって細いよね、ワンサイズだけ上げたけど大丈夫だったかしらと思いながら履いてみたら案の定、外反母趾の左足が少々きつい。でもさ、グレーいいじゃん、ガマンできるんじゃないのと我が身に問いかけながら、早速履いて埼玉県方面に向かう。

コンディショニングに出ていたら、先生が、土踏まずが引き上がると背が伸びます、ついでに足のサイズも小さくなりますとおっしゃる。おお、じぶんも帰り道はコンバース対応の左足になっているかもと思う。

振付はこちらでした。

某歌姫にインスパイアされてこんな大曲に振付してみました

心満腹となり、左足も少し細くなったようでシューズも気にならなくなり、延々こちらを聞いて帰りました。


明日夜はこちら予定なので、ライオン誕生イメージのごろりんがきれいにできますように、と思いつつストレッチ少々。


2022/05/01

GW3日目

午後ジャズのレッスンの後、すみだ水族館に行く。

レッスン新規開拓とか言っていたのを忘れたわけではないのだけれど、雨だし、まあなんというか、今ひとつモチベーションが上がりませんでした。そういう日もあるでしょう。

ということで18時半ごろ到着、せっかくのクラゲさんを見ても美味しそうに見える始末で、カフェなるものはどこかと物欲しげな眼差しになっていたのだけれども、いやぁウンメイの出会いというやつですね。こちらのかたに出会ってしまいました。

なんなんでしょうこのお茶目な存在感は。


写真など撮るつもりは全然なかったのですが、いわゆるスイッチが入ってしまったというやつでして、早速ペンギンカフェにてドーナツとペンギンフロートで腹ごしらえの後、来た道を戻って撮影大会となりました。

やはり空腹のためクラゲさんをしっかり拝見しておりませんでしたと反省。ステキです。こんなふうにふわふわ動きたいです。




再度かの方の水槽に戻りまして。人間などものともしないこの存在感。カメラ目線もいいですよ。

つぶらな瞳のこ。かの方は岩陰にいてもこの存在感。

かっこよく泳いでるところも写せ、とばかりに泳いでくれました。

かっこいいですよ。

3匹でおしくらまんじゅう。

           

下のこの目を写すのに何回も撮り直しました。よく見ないとわかりませんが、いい目してるでしょ。


あ、ところで、青いかの方のお名前は、メガネモチノウオさんとおっしゃいます。


GW2日目

連休とはいえど普通の土曜なので、いつものようにコンディショニングとコンテから移動してジャズとコンテ。終了後、課題たる前腿柔らかくすること、酷使した背中その他ケアのため1時間半ほどゴロゴロして夜となる。毎日これくらいしたら結構改善するだろうと思うんだけど、なかなか毎日は根気が続かない。

帰宅後、爪切りしながらこちらを見はじめて、1番さんがすんばらしく画面凝視していて気づいたら深爪してた。





 

2022/04/29

GW初日

GW初日及びワクチン3回目接種翌々日。昨日の熱は下がったし、左腕もまあまあ上がるようにはなったけれど脇の下が痛い。副作用について改めて読んでみたらモデルナはリンパ節症20%と書いてある。なるほど。

そんなわけで日中はごろごろ過ごし夜はhiphopに行く。個性はリラックスしてるときに出るから、考えすぎずリラックスしてねと先生がおっしゃるのを聞きながら、はてこのフレーズは最近どこか別のところでも聞いたと思ったが、確か茂木先生も同じことをおっしゃっていた。こちらだったかしら。


次の動画、茂木先生の先生観みたいなものを垣間見てかなり感動。じぶんも先生にはかなり恵まれておりしあわせです。たまたまですが、上の動画とセットで見るといいみたい。

東大講義2回目の15分ぐらいから音楽の研究の話で、その人の好きな音楽を聞いているときに脳の報酬系が活動するという話が面白かった。ただ音楽を聞いてる時、ではなくて、好きな音楽を聞いている時というのがキモのようです。きっと以前に朝カルでも聞いたはずだと思いながら、色々忘れてしまっているので講義を聞いてまた思い出せるといいな。

ついで。カワウソ報酬系モードに入っております。



2022/04/23

ごろん

ダンスというものを始めていなかったら、じぶんの身体はけっこうかたいほうだということに気づくこともなかったんじゃないかと思う。

もっと言えば、寝起きの身体はかたくて、日中普通に生活して夜になっただけでも、それなりにかたさが取れているとか、いやデスクワークをすると、かたまってしまうとか、それでも何らかのトレーニングなりストレッチなりをすれば少しは柔らかくなって寝起きには出来なかった動きができるようになるとか、そういうことに意識的になることもなかったんじゃないかと思う。

今回振付にフロアでごろんと後転して起き上がる、というのが入っていて、顕著なので記しておくことにするのだけれども、朝11時の時点ではじぶんはこの後転ができない。試みようとさえ思わないぐらい、背中とか腰とか首とかその他もろもろがかたくて、ごろんができないのだけれども、その後、所定のトレーニングとかバーレッスンとかを経て1時間半ぐらいたつと、さして苦もなくできるようになる。これってすごいじゃないか。

開かない開脚が少しべたっと開くようになるとか、そういう他のことももちろんあるのだけれども、ごろんができるようになるのが、素人的にはやはり、喜びもひとしおというやつである。

それはまあ先生のご指導の賜物で、そういうことにもなるんだけれども、身体というのは辛抱強く丁寧に扱ってあげると、そこそこの変化を示してくれるものなのだ、ということを知るのは、なんというか、けっこう愛おしく嬉しいことではなかろうかと、今日しみじみ思ったので、備忘のために記しておく。

2022/04/21

バランス

連休とは、ふだん行けないレッスンに修行または冒険にいく貴重な期間なので、新規開拓スケジュールを綿密に作成中。でも緻密な計画は崩れるためにあるものであることも一応承知はしている。あ、すみだ水族館にも行きたいのだったし、久しぶりに川村記念にも行きたいのだけど、まあ平日に行ったほうがいいだろうな。

過日レッスンの休憩時間にお隣りの方と話していて、その方は、まず形から入って次に音なんだけど、両方同時に入っちゃう人っているじゃない、羨ましい、というような話になった。いや、ほんとにまさしくそうなので、じぶんもまず形が気になって、形が出来てから次にようやく音である。然るべき音のタイミングで、バランスよくなんとなくそれなりの形になって、時間の経過とともにだんだん形が整っていくようになりたいんだけど、なかなかそうならなくて、最後まで音に合わせるのに苦労している現状なので、こちらの曲を練習しながら、ああじぶんリズトレ的なものをもっとしないといけないんだろうなと思った今日このごろであります。ああくやし。



2022/04/20

背中

某日。先生のオススメは外れないし手放しの絶賛ぶりでいらしたので、夜、かなり久しぶりに映画館に足を運んで「コーダあいのうた」を見てきました。


これ以上足すところはありませんが。

じぶんの喫緊の問題と照らしてみて、理解しがたいところを理解しようとすることによって表現の質が劇的に上がることってあるかも、と思いました。安易にあきらめたらいかん、と。

某日。アイソレーション重視のhiphopからコンテンポラリーのレッスンをはしごして文字通りヘロヘロになって帰宅し、録画してあったBSのバレエ白鳥の湖作品三連続という贅沢な番組を見ながら。画面の中のダンサーさんたちの背中と肩と肩甲骨がよく動くこと動くこと。じぶんのそれらの動きの悪さに辟易していたところだったし、結果としてローラーでしばらくコロコロしても背中痛のため眠れそうにもないので余計目がいく。

さて眠れないのも困るので、先生の先生に習ったのをふと思い出して、これをやったら2ヶ月ほど続いていた右背中からあばらのあたりにかけての痛みが取れた万能ストレッチか筋トレまたはあいの子をやってみたらいい感じ。これで眠れるかしら、と。

翌某日。やはり一日中背中いたし。帰宅してまた白鳥。映画「リトル・ダンサー」の最後で見かけた男性ダンサーの白鳥って実在のモデルがあったんだ、とマシュー・ボーン振付を見ながら。
好き好きと言いながら、知らないことだらけ(苦笑)。


2022/04/13

アンテナ

メジャーなものに無知な傾向への言い訳ではないけれども、ちっとも興味が湧かないのだから仕方がない。完全にとはいえないけれど、せっかくpeer pressureから少し距離を置けるようになったのだから、じぶんのアンテナとチョイスを信じて歩きたい。

3月下旬からはじめた新規開拓モードで、はじめましてのクラスにいくつかお邪魔して1曲終わったか終わりにさしかかってきたところ。いずれも実り多くて楽しかった。

以前からいつか習ってみたいなぁ、と思っていたんだけれども、こちらを拝見して漸く重い腰を上げ、はるばる足を伸ばし超初級クラスにお邪魔してみた。案の定難しかったけど、あー、かっこいい(お二人ともかっこいいのですが、レッスンに伺ったのは女性の先生のほう)。


記念すべきはじめましての曲。すてきでした。初心者クラスにはなかなか日程が合わないのですが、いずれリベンジをと心に決めて精進したいと思います。



初めましてその2、いやー、こちらもかっこいい(かっこいいという形容詞は、ほぼ女性向けに使う傾向にある)。
外反母趾で足の親指が曲がらないせいなのか足首が硬いせいなのか、はたまた裸足でやってるから滑らないのか、その他要因なのかわからないけれども、なにしろ屈んだ状態でのターンに予想外の苦戦。練習しとかないと。


ふんわり滑らかなのに突如ピタッと静止できたりするこのラインはいかにして習得できるのか試行錯誤していると2時間なんてあっという間に過ぎてしまう今日このごろ。当初は90度も足上がらなかったから少しは改善したものの、腰と腿の前後、その他そこかしこが固過ぎて足が上がらない。下半身の重さをなんとかしたい。


えーと、hiphopも細々ですが続けております。やっぱり好きなので。
お久しぶりの先生のこちらの曲も好きでした。



2-3週は続く場合が多いとはいえ、足りない脳メモリで同時に何曲も覚えようとしているせいで、復習が追いつかないのが悪い傾向。なんとかしないと。



2022/04/04

キャベツ

キャベツいただきました。

じゃがいもの代わりに冷凍フライドポテトを使いましたが、美味しくできました。


明日は、これ作るー。

大どろぼうホッツェンプロッツ読んで以来、ザワークラウト好き。


2022/04/03

棒読み

中井貴一さんと甲斐よしひろさんの対談が面白かった。

録画こそしていないけれど、たまにTVをつけている時にサラメシが流れると、この声いいよなぁ、と思う。そのナレーションは最初5パターンぐらい考えて、その中で最初に、「番組が流れる深夜を昼に戻す」テンションのでやってみたら、それを使うことになった、という話から。

「僕が最終的に目指しているのは、棒読みの俳優を目指してるんです。台詞が棒読みであっても感情が通じるっていうことを僕は終着点に自分で目指していて、でも人間って、やれない、やらないってことと、できないってことは多分違うことであって、いろんなことができて、それをやらないっていう選択肢であることが僕は大事だと思っていて。そのためにはまず色んな声のレールを使えるようになっておくところから、それを全て使わなくするというところに行きつきたい」

最近、じぶんはなんか狙いすぎ、やりすぎじゃないかな、どうもな、と思うことがたまにあって、でもそれをやめると何をしてるかさえよくわからなくなるし、ならやりすぎの方がまだましかと思っているのだけれども、このお話でいえば、なるほど、じぶんはまだ「色んなレール」を習得する段階だと。

某名優を思い出す、棒読みでも伝わる、というのが確かに素敵で、でも、それはじぶんにはまだはるか遠い目標である。

2022/03/31

2022年3月末

最近老眼が進んでしまって、いかにも、という感じで正直嫌なのだけれども眼鏡を外さないと細かい文字が読めないようになった。ダンスの時だけしているコンタクトは乱視近視用で遠くの先生が見えるようにしてあるので、いざ携帯を見ると、相当明るいところに行ってもほとんど文字が読めない。そんなこんなで、長い文章を読むのもなんだか億劫になっていて、これは良くない。

でも、なんとなく、あ、これは読まねばならぬと思って内田先生ブログの「現代における信仰と修行」を読み終えた。いつも何か背中を押す言葉をいただける。

以下引用====

身体技法の修業では、「私の身体にはこんな部位があって、こんな働きをするのか」という驚きに満ちた発見が繰り返し起こる。見出された部位やその制御法は、稽古に先立つ段階では予見されていないものであった。そもそもそのような身体部位があることさえ知らぬままに稽古をしているうちに獲得された身体部位の感知と制御の技法である。それを「鍛える」とか「強める」ということははじめから不可能なのである。「そんなこと」が人間にできるとは思ってもいなかったことを自分ができるようになるというのが修業の順道なのである。だから、稽古に先立って「到達目標」として措定されたものは修業の途中で必ず放棄されることになる。そもそも修業とは「そんなところに出るとは思ってもいなかった所に出てしまう」ことなのである。

======

最後の太字部分を繰り返し読んで、最近起こった、というかしばらく前から始まっていた心境の変化に引き当てて考えてみて、ようやく得心がいったのである。つまり、なんでこんなことになったんだろうとずっと思っていたし、当初の意図に反した結論を出さざるを得なかったのは何故なんだろうとずっと考えていたのだけれど、そもそも、そんなところに出るとは思っていなかった所に出てしまうものなのだ、と言われて、やっと納得したのである。

正しくなくてもいい、次の扉を開けていこう、そう思った。

現代における信仰と修業

現代における信仰と修業

2022/03/28

一粒万倍日に

人間ドックを終えて帰宅し、録画してあったショパンコンクールの特集を聴きながら、ぺちぺちと打っております。

少し前のことになります、こんなところに詳しく書く気もありませんが、一つ決意をして、ここ数年そこそこ大切にしていたものを手放すことにしました。そこに費やしていた資源を別のところに投じようと決めました。そう決めた日は、ほぼ丸一日メソメソしていたのですが、後からその日は一粒万倍日と呼ばれる日だったことに気がつきました。その日の決断は、いわゆる一粒で万倍美味しい結果が返ってくる日なんだそうです(ほんまかいな)。スピリチュアル系はあまり得意としないのですが、きっとこれは吉兆に違いない、と、なんとなく思いました。

その後、新しい曲に出会ってワクワクしました。


今月ずっと好きだった曲を踊って、すっかり気が晴れました。            


じぶんの選択は間違いではないことを実証してみせる、そういう気持ちでいます。

踊りの力というものを、まだそこはかとなくではありますが、じぶんも信じたいと思っています。 


あ、そうそう、大切なことを忘れていました。身長が伸びていたんです。去年も伸びてたんですが、今年もまた0.5cm。40代の前半は155−6cmの間ぐらいだった記憶なのですが、今回初めて158cmを超えました。もちろん自動の身長計ではありますが、係の人も、あれ?というような顔をして、もう一度計り直して低い方を取ったので、まんざら嘘でもなさそうです。

そう、50歳になっても人間て成長するんだ、と思って。






2022/03/07

終わりまたははじまり

このところ考えることがあって、眠れなかった。休日出勤のため3時半起きして始発に乗って仕事を片付けてきた人間に眠れないのはきつい。

特に狙ったわけではなく、時間枠録画してあったBSの番組にノイズムの作品が収録されていた。金森穣さんが語っている場面があって、図らずもそこに答えがあった。

ああそうか、criteriaを変えよう、と思った、50歳の誕生日を迎えた週の終わり。またははじまり。

以下引用

あくまでも金森穣個人の、プロの舞踊家ってどんなものだろうってことをお話しをするとするとすれば、単純に舞踊を信じている人。それは信仰に近い。なぜ舞踊をするのか、信じてるからなんですよね。その力を、可能性を。それを信じ続けるって、あるいは信じるって、そんなに簡単なことじゃないんですよ、好きなことと信じることは違うんで。舞踊を好きな子達はたくさんいて、でも舞踊を信じてる子って、そんなにいないんですよ。あるいは信じられる子ってそんなにいないんですよ。それはイコール、自分を信じなければいけないし、先人を信じなければいけないし、未来を信じなければいけないし、で信じるためにはその対象を理解しなければいけないし、探求しなければいけない。舞踊とは何か、踊るとはどういうことか、身体とは何か、光とは、音楽とは、空間とは。あらゆることに探求心を持ち、追求していかなければいけないんですよね、終わりがないんですね。

別件。

「進化論」さんの「繰り返し学ぶに足るコンテンツでなければ学ぶ意味がない」に納得。(以下ざっくり大枠は引用、多少解釈あり)

「程よい抽象度合いでメッセージをお伝えする」というのは、簡単なように見えて難しい。

具体に寄り過ぎれば他人事としてスルーされるし、抽象すぎても引っかかりどころがなく実践につながらない。程良い抽象度合いだからこそ聞く側のとりようによって自分事に聞こえるため繰り返し聞きたくなるし、受け側の感度や経験値の増加によっては聞いただけ新しい発見がある。

「これは!と思ったコンテンツを徹底的に学ぶ」こと。あれもこれもやらないんですよね。一つの体系化された意思決定基準を身体に落としこめるまで徹底的に反復し、定着を図る。


冒険にも修行にも出ますが、これは!と思ったところにはなんとか食い下がって(笑)お世話になります。間口は広げすぎず。

今を去ること何年前か忘れたほど前に弾いたことのある親しみ深いドビュッシー「月の光」、やっぱり好きでした。

CLAIR DE LUNE


2022/02/25

もろもろ

本日の晩御飯、スーパーのお惣菜プラス、消費期限間近の卵があったので、こちら。

レンジに二皿入れたら一皿だけより加熱された模様で、もろもろになりましたが、超簡単美味。ごちそうさまでした。



先生御大は無論ですが、一番さんの真ん中さんも大好きなのです。ご自身の振付は多くの場合ゴリゴリのhiphopなのに、こういうのも全然違和感なくすてき。マスクしてるせいもあって、目力も強調されて。


この曲で振付を習った初回、Shazamでとって休み時間に歌詞を読んで不覚にも涙しました。終了後、次のクラスに向かう道すがら動画を見て、再度車中で泣く人になりました。性格はひねてますが、意外とこういう直球の不意打ちにも弱い。どうも年とともに涙もろくなっていけません。最終回に間に合うよう重荷を背負って走る人になる予定ですが、さてどうでしょう。
一つ文句を言うとすると、口うるさいことはママに任せるって、何度も繰り返すな、ってところでしょうか。(どうやら動画が表示されないみたいなので。平井大/もしも、僕がいなくても、です。)





もろもろやること学ぶことが多すぎて、どうも時間が足りません。


2022/02/21

集中

ふと思ったのだけれど、ダンスを始めてしばらく経った頃は、せめてあと十年早く始めていたらなあ、と思うことがよくあった。

頻回に、しょっちゅうあった、と思う。

今でも、友達とそういう話になったら、冗談交じりにそう言うことはある。

けれど、本気で思っているかというと、そうでもない。最近は正直、あまりそういうことを思わなくなった。

ということに最近気付いた。

他人とじぶんを比べなくなったんだろうか。

いや、全く比べないかというと、そんなことは人間たるもの、ないし、美しいものを美しいと素直に愛でる気持ちはむしろ昔より純粋になっているのではないかと思う。

目標とするものとじぶんとの、その差分を客観的に検証する作業は以前より緻密にしていると思うけれども、そこで比べて、落ち込んだりするような方向にはじぶんの意識を持っていかない、方向転換する習慣を若干身につけた、ということかもしれない。

以前も今も、ジムで開放されている空きスタジオやクラスの待ち時間にちょこまか練習をするのは特に変わらないのだけれど、以前はけっこう他人の視線が気になったもので、ああすいません下手くそで。どうか見ないでください、と真剣に思っていたし、普通に外の通路を通っていく人たちから見える空きスタジオで、フルアウトで練習なぞできなかったものだけれども、最近はそういうことが気にならなくなった。無料で使える練習空間、ありがとうございます、見たければ勝手に見て、下手くそめと勝手に笑っといてください、としか思わなくなった。

図太くなったんでしょう、と思います。あと、もう1ヶ月で大台に乗ることになるんですが、やはり、今しかない、時間がないと痛切に思っているせいでしょうか。

なにしろ、十年前から踊っていたらよかったに、とたとえ思ったにせよ、遡ること十年前にはこれっぽっちもダンスというものに興味がなかったじぶんを一番知っているのはじぶんなので、そういうあり得ないこと、考えても仕方のないことは考えない。

遅まきながら、あの時はじめたから、あの時この時に出会えた先生がたがいらっしゃるわけで、特にお世話になっている先生というのは勿論いらっしゃるのだけれども、そのほかのどなたが欠けても今のじぶんはないだろうな、としみじみ思っているせいもある。

コントロールできないものは過去、他人や他人の気持ち。今年は特に、バレンタインデーとか全く関心が湧かなくて、いつもは一つ二つ買うじぶんにご褒美すら買わなかった。

コントロールできるのはじぶんのこと。コントロールできることにだけ集中したい。

でも感謝の気持ちは、思いたった時に、くどいくらい伝えておきたいと思います。いつ死んじゃうか、お互いわからないですもんね。

追伸:

今回のオリンピックは、スノーボードとカーリングを特に楽しみました。が、USの人と話した時に、オリンピックの話題になるかと思いきや、スーパーボウル!と聞いて、なるほどそういう感じなのねーと思っていた矢先、レッスンで、スーパーボウルのハーフタイムショーを見てないとか信じられん、今年のは当然だがBruno Marsも検索して見ておくべし、というよなことを聞いた。先生がちらっとかけてくれた曲は、たしかによく聞く耳なじみのある曲だったっけと思い出して、今しげしげと眺めているところであります。

どこで聞いたのかも、ちゃんと思い出しました(笑)



2022/02/15

ジャーキー

肉離れ以降、特にダンスの前にはかなり入念に脹脛から腿裏にかけての張り感を解消すべく色々やっているのだけれども、どうもあまり継続的な改善が見られなかった。

前回のトレーニングで、先生からハーフポールの斜面から頂点にかけて足裏を乗せて前傾姿勢を取るべしとのご指導をいただき、それ聞いたことある(けど、やってない)と思いつつ、はい、ハーフポールは持っていないので、ジムに行った時にやります、とお答えして帰ったのだけれども、ジムではすることが多くて、ハーフポールに乗ってじっとしているだけの時間がなかなか取れないのである。

ある時思いついて、在宅勤務中はなるべく座らないことにした。座位よりも立位の方が姿勢がマシになるからである。座位における右上半身前傾姿勢、右手酷使状態を解消すべく、左手でマウスを使ってみてとご指導いただいて、この機に左利きになってみるかと1日2回ネズミマークのリマインダーが出るように設定した。一応無視せず左手でマウスを握るものの、ほぼワンクリックで右手に戻る始末で、あまり効果がない。左手を使うより立ってる方がまだマシかもと思い、座ってできるPC仕事を立ってすることにしたという顛末。けっこう疲れるし、立ったまま無意識に机に頬杖をつき始めたりすると元も子もないので我に返らなければならないのだけれども、それでも背中の調子は割合良くなった。

更にハーフポールの代わりに、昔買って座椅子がわりにしていた三角クッションの斜面を踏んで立ったまま仕事するのはどうだろうかと試みたところ、これが案外長いこと踏んでいられる。

関係あるといえばあるし、それほどないとも言えるのだけれども、眠れないので飲酒量が増えていた。飲酒が過ぎると水分不足になるのは漠然と知っていたけれども、ここしばらく出ているヨガクラスの先生が、水分が不足すると筋肉がビーフジャーキーみたいにかたくなっちゃうからね、とおっしゃったのを聞いて、飲酒イコール筋肉ビーフジャーキーのごく個人的イメージ図式ができあがった。

全くやめられるかというと、そうでもないのだけれども、そういえば以前に先生も飲酒は週2回にしたとおっしゃっていたしなあ、ジャーキーはいかんジャーキーは、と結果的に飲酒量が少し減った。

上記各種相互補完的な効果によって、かどうかわからないけれども、脹脛から腿裏の張り感が少し軽減した。継続できるよう備忘として記しておくことにする。

2022/02/11

先生がご休養中でいらっしゃるので、次にお目にかかった時には「しばらく見ないうちに上手になったねえ」などとお褒めの言葉でもいただけないかしら、と万に一つも実現可能性のない幻をチラッと夢想しつつ修行にいそしむ不肖の生徒であります。


普段は仕事で行けない時間帯のクラスにお邪魔できた祝日の修行先、曜日違いのアドバンスクラスの昔の録画。

まずはストレッチの時のお美しい指先に度肝を抜かれて始まり、その後30分にわたる割合ハードな体幹トレーニングで汗だくとなりました。

振付は4週目だから集中して、置いてくからねとおっしゃったので、これはヤバイところに来た思ったものの、自習時間をこまめにとってくださったおかげもあって、まあ案の定できはしなかったけれど方向音痴に陥って周りにご迷惑をおかけするほどでもなかったかな、とレベル低い自己満足と、録画で練習しよっとと決意を新たにスタジオを後にしました。ちなみに今日の曲は鬼束ちひろ「青い鳥」。


修行先探し中に見つけたこちらも好きでした。たまたまですが歌詞が鳥つながり(笑)。



コンテとか知りもしなかったのに、これを見てしまって、高すぎる敷居をまたいでお邪魔してしまった3年前。いまだにフロアは苦手だけど、今やったら少しはできるかしら。曲はフラミンゴのイメージでした。

じぶんは飛べないけれど、飛びたい気持ちだけは。



2022/02/08

Go wild in the age of worry

振付がついていない曲を繰り返し聴くのは珍しいという、良いのか悪いのか分からない(たぶん悪いと思う)習慣がついてしまいました。たまたま出会ったこちらの方の声がとても心地よいので、珍しく振付のない曲を何度も聞いている今晩であります。


こちらの下のほうは、仕事がなかなか早く終わらなくて久しぶりに行ったレッスンの待ち時間にかかっていた曲。アイソレと基礎練がメインなのですが、いつもたいそうすてきな曲を使われていて。shazamする隙を伺っているのですが、レッスン中は当然ながらなかなかタイミングがなく、始まる前の待ち時間に漸くとってきました(笑)。

先生はPOPの方でいらっしゃるのですが、大振りではないのにシルエットが本当にきれいなので、なんとか習得したいなと。ほぼ行くたびになんか叱られてる気がしますが、今回も案の定、全然違っとるとお叱りをいただきまして。本人も出来てない自覚ありありなのでヘラヘラしておりましたが、なにぶん、なかなか行けないので、自主練課題を仕入れることができて心中ひそかに喜んでおります。

最初に戻りますが、一応原曲も。


2022/02/05

終わりが始まり

修行先其の弐(スタジオは違いますが)。約一年前にオンラインレッスンでご縁があり、少しレベル上げしてから、そのうちスタジオに行きたいなと思っていたら一年経っていたという。時の経つのは早いものです。

たまたまなのか相当ゆっくりペースで教えてくださってた回に当たったようで、じぶんの出来栄えはともかく、動画で映っている振付の最後まで2回お邪魔しました。すてきすてき。

地味にハードなこういう動きを軽やかに且つ滑らかに何事でもないかのようにできるには何が必要なのか、とレッスンが終わった後からが始まりとなりました。とりあえずサボり気味だった腹筋をはじめました。鍛え直してまたリベンジしたいです。


2022/02/02

副産物

若い方達に混じっての修行は刺激的で大変よかったのですが、副産物として未経験箇所の膝痛が特定の角度の動きの時にズッキンと出るようになりまして。折しも先生も今週はお休みとのことで、考えようによっては、タイミング的にこれ幸いだったと言えるかもしれず、と見る専に精出す本日であります。

悪夢の肉離れから早や2年経ちましたが、あれも冷えmaxの2月でした。何が悔しいと言って、一度目の兆候を軽んじてそのまま動いていたらビシッと決定的に切れたのが、じぶん大馬鹿者だろうと悔やみきれないので、今回は軽症のうちに白黒つけておくべしと念のためお医者様には行きました。

超要約すると、レントゲンに写らないから半月板かも、軟骨は減ってます、痛い場所的に靭帯ではなさそう、2カ月しても治らなかったらMRI撮りにくるのも良いかも的なご指導をいただきました。つまり放置でよろしいんでしょうかとお尋ねすると、いや放置してはいけません、気をつけなさい、痛いことはしないようにとのことでした。やっぱりお医者様というのは人徳をお持ちの方がなるべきものだと思います。ふつうの人にこんなこと言われても、つまりどういうことだと詰め寄りたくなるに違いありません。

先生的にはこれは怪我とかの範囲に入りますかとお尋ねしてみると、入らない、あっためておきなさいと即答だったので、ようやく納得して帰宅してまいりました。ええ、まあ心配性なほうに入ると思います。でも時折くるズッキンは怖くて普段通り重心かけられないのが不自由なのです。

さて見る専にもどります。ああすてき。


背中を参加させる、なるほどー。じぶんも下あご出がち。

この手の系統は苦手なのが多いんだけど、この先生のはすごく好き。


たまたま見かけただけで全く存じ上げませんが、なんだか好きでした。

さいきん踊りと曲に関しては、ほぼ数秒で好き嫌い判別がついてしまう傾向にあり、偏ってるのかな、辛抱が足りないかなと少し反省したり、それなりに長く通わせてもらってる先生方って、奇跡的にありがたいなぁと思ったりしております。

2022/01/30

距離

ストリートとかhiphopとコンテンポラリーって意外と近いよなあと思ってたけど、popも近いんだって、こちらをみて思う。なにこの美しさ。ヒットができない(それほど練習したわけでもないけど)ので敬遠してたけど、popもやりたいんだよなあ。やりたいことがありすぎて、時間が足りない。

目標や憧れとの距離って、動画で見てるだけではわからない。やっぱり実際に行ってみて感じるものってあるものだと思うので、密を避けつつ各所に修行に出ております。

先々週お邪魔したレッスン(スタジオは違いますが)の振付の完成形。すてきです。

じぶんが習ったのは前半だけですが、課題も色々見つかりました。あえてポジティブに書くとすれば、早いテンポの曲と振付、頻回の方向転換に慣れること、背面落ちとフロアから立ち姿勢へのリカバリー等を克服すれば、たぶん、できる、と思いました(課題ありすぎか、笑)。

復習がてら何回も見てたら、たまたま出てきたんですが、こちらもすてきですねえ。



スケートの高木美帆選手のドキュメンタリー番組を見ていました。一言で言えば、求めるスピードを最小限のエネルギーで出せるひと蹴りを彼女は追求している、しつづけている、というテーマで、録画を数回見ました。
先輩五輪選手のコメントによると、そのホットスポットまたはパワースポットのひと蹴りにおいては、氷の上なのにトランポリンのようにポンと弾んで加速するのだそうでした。
それを見ていてふと思ったのですが、たぶんダンスにもそういう角度とかバランスのパワースポットみたいなものがあるに違いないだろうと。ダンスの場合は、弾むのではなくて、美しく見えるという話になりますが。短時間の間に無数の形が存在し、美しさの評価基準も異なる中で、身体に必要以上の負荷をかけないでじぶんなりのベストの形を出せるようになるのには意外と根性のいるものですが。

今のところ、それが好きなので。


2022/01/16

漁師風

たぶん一年ぐらい前にお邪魔して文字通り玉砕したレッスンに再度お邪魔してみる。

客観的に見たらできてないに間違いないけれども、手も足も出なくて不本意ながら踊り込みは立ち見していた前回に比して、一応立ち見はしなかったぶん成長したと自己満足していつものレッスンに向かう。

いつもといってもメンバーがほぼ固定なだけで先生のほうは色々と進化していかれるので、こちらも色々考える。他のレッスンに比べて最終回は踊りこみの時間を長く取るし、小分けにして何度も他の生徒さんの踊りを見ることになるので、初めてきた生徒さんが、なんか発表会みたい、と言っていたのも記憶に新しい。以前は何も考えなかったけれど、あの時間で、いわゆる人に見せる踊りって何なのか、表現について考えてみなさいと言外に言われてるんだろうなと最近は思うようになった。

そんなこんなで今日はよくがんばったので、ご馳走を作ることにした。珍しく魚料理。レシピとは違って、タラの切り身と、ジャガイモが1個不足していたので、冷凍庫に眠っていたフライドポテトを投入してみたけど、たいそう美味しく出来ました。絶対その場で考えたに違いないのにネーミングも素敵でした。ごちそうさまでした。


追記。酒粕レーズンですが、腸活にもよいようです。美味しいし。

2022/01/10

2022年1月10日

年末年始休暇に引き続き三連休ということで、珍しく殊勝な気持ちになり夕食は自炊。ナマケモノにうれしい簡単レシピ。美味しかった。


酒粕に比して仕入れたレーズンの分量が少なかったので、残りの酒粕で甘酒作りました。2-3n只今仕込み中ですが時々つまみ食いしてます。トーストにのっけて食べたい。

その他好きだったもろもろ。

ぜんぜんできそうな気がしないけど、見てるだけでも楽しい。

お話を聞いていて「アート」を他の何かに置き換えることもできそうだなと思いました。読みたいと思ったけど本の厚さを見て躊躇。


本気になれる時間の総量が、人生の総幸福量かもしれないよ、と昨日だったか糸井さんが書かれていて、うん、けっこう最近しあわせなんですと思ったりする今日このごろです。


2022/01/05

本日ゲットした自己肯定感UPツール、猫マグネットです。所定のトレーニングができた日には猫を貼るという、はいそれだけです。ホワイトボードにもとからついていたニコちゃんマークより自己満足感が高い。一応三日坊主は免れました。

本日、年始玉砕初日となりましたが、ロッカールームでの会話から、珍しくじぶんだけでなくクラスの大半の人たちもそれなりの挫折感を味わっていたみたいなので、それほど気になりませんでした。今日はお休みだったけど平日の昼間のレッスンなので、きっともうご縁がないとは思いますが、、年始早々よい経験をさせていただきました。相変わらず課題多し。

追記。寝る前に画面を見たらふと出てきたので。


2022/01/03

リモート教材

本日のリモート教材。何もできませんが、やっぱりありがたいので、一言お礼ぐらい言わせていただこうかなと。それぞれ味があって面白かった。




どこのどなたか存じませんし文字も読めませんが、こちら3 levels of footwork variation p.5も楽しく拝見して、気が向いたらマイペースでLevel1を試してみたりしています。


さてダンス系がひと段落したので次第に酔っぱらいとなってまいりまして、茂木先生ご推奨のThe power of the dog, Death of 2021を見て、やっぱり先生は外さないなあと。ついでにDon’t look upを見ているところですが、酔っぱらってるせいか、今ひとつ、なんだかよくわからない‥。
つまるところディカプリオよりカンバーバッチの方が好きなだけかも。


呼吸

恒例の箱根を眺めながらお世話になっているのがこちら。年末からこっち、前腿裏腿に小粒の青あざを作ってくれているのもこちらです。足裏って重心移動にも影響するし、もう少し感覚を鋭敏にしておきたいなあと思いつつ。年末にヨガの先生にいただいた正月課題、足指で合掌も手を使わないとまだ組めないし。台座に乗せたまま足裏をのせると痛みに強いらしいじぶんにも激痛。かかとや指先、今ひとつ感覚のない指なか(なんていうんでしょう、指先と指の根元のあいだですね)にもはまり、たいそうよろしいです。ちなみに、たまにジムで見かける透明タイプはソフトですが、こちらはハード。


ランナー様がしていらっしゃる貼りもの。首から鎖骨、あばらあたりまでしていらっしゃる方もあるのは呼吸関係かしらとは漠然と思っていたけれど、顎の下あたりと胸鎖関節の少し上を合わせて少し指圧してみるだけで呼吸が楽になるような気がする。やりすぎは良くないらしい。ストレートネックなので、首回りが固まっているのはもちろんだけど呼吸が浅くなりがち。背面課題多し。いい呼吸ができる人になろう。

青学強いなあ。順天も応援しています(はて母校愛はどこに行った‥笑)。


2022/01/02

愛車

今の自室に越すときに駐輪場がないことは承知だったので、持っていた自転車は実家に置くことにした。自転車は実家の玄関先に母上が乗らなくなった自転車とともにカバーをかけて置いてあって、もう4年以上そこに存在していることだけは頭の片隅にあったのだけれども、乗る気もないのでカバーをあけて覗いてみることもしなかった。

今般オーナーさんが何を思ったのか立体駐車場の中に無理やり駐輪場を作ったとのお知らせを受け、数ヶ月の検討期間を経て契約を済ませ、準備万端いよいよ愛車?を実家から引き取るべくカバーをあけてご対面となった。

当然ながら、割合お気に入りであったブラウンの塗装は埃をかぶって白色となり、メタルむき出しの箇所は茶色く錆びついている。雑巾で拭きあげし空気を入れてみると後輪からシューシューと風の音が聞こえてくる。

実家から戻りがてらサイクルショップに寄り、パンクではなくピンに穴が空いているのだとご指導を受け、チェーンにはオイルをさしていただいて乗れるようにしていただいた。嬉しくなってそのあたりを乗り回していたのだけれど、ペダルを5回こぐたびにカチッと何かが外れるような音がする。オイルがまだ回りきっていないのかしらとサイクルショップの周りを回ること20分ほど、決まったように5回目で外れる何かが気になって再度サイクルショップに戻る。

先ほど修理してくださったおにいさんによると、タイヤとチェーンが噛み合うツメが壊れている模様で、タイヤも交換となると新品を買うのとさして変わらない金額になること、立ちこぎさえしなければそれほどリスクがなさそうであることをお伺いして、新品買い替えとは即決できずに戻ってきたところ。

今を去ること十数年前、自転車で転倒し眉間付近を縁石の角にぶつけて大量出血、救急車で運ばれた過去があるせいもあり、いちおう万全を期しておきたいので、新品買い替えに傾きつつあるが、4年も顧みず平気だったくせに、いざとなると離れがたく思ったりする。勝手なものだ。

追記:本日は太極拳モードに入っております。曲がもう少し好みだったら太極拳もやってたと思うなあ。



2022/01/01

年始

年末年始に親と一緒にいるのは一応一人娘たるものの務めである、とは思うものの、あまり長時間に及ぶと双方にとってあまり快適でない話もつい出てくる。さして興味もないバラエティ番組を眺めながら手持ち無沙汰でストレッチとマッサージに精を出しているので気づくと揉みすぎて青アザになっていたりもする。適切なところでブレイクを入れるそのタイミングが肝要である。

自室に帰ってルーチン課題に取り組み、物足りないので、昨年何度かお邪魔した先生のレッスン動画でリズトレに精を出す。40分過ぎぐらいからのじぶん的に総称していわゆる「脳トレ」ステップ。過日類似のステップをスタジオで習ったときは、ゆっくりならできても早くなると混乱して最後には永遠にできない気分になったものだなあと半ば懐かしく思い出す。

しかし。その時先生もおっしゃっていたけれど、確かに家で落ちついてすれば、できるのだ。(でも最後まで通すのに3回オヤツ休憩を要した。正月というのもあるかもだけど、リモート学習はモチベーション維持面でハードル高い。それにしても1時間動画を無料で公開してくれるって有難い。ぜひ引き続きお願いしたい…)


上記の先生と同じ某所のレッスンでこのところお世話になっている先生がじぶんの好きな曲で踊られてたのをたまたま見つけたので。

あたりまえといえばあたりまえだけれど、美しさにも色々なスタイルがあって、それぞれに、おそらくは、そうでなければならない理由に基づいてその形になっているのだと思う。いや、そうでもない、考えてないという感性のひとも勿論いらっしゃるだろうけれども、多分じぶんがお世話になっている先生たちは、どちらかというと基本的に理論派である。

ともあれ、今年もいろんなスタイルとそれに伴う思考を学んで、そこからじぶんなりのものを掴みたい。