2016/08/27

moonlighting

洋モノの刑事ドラマがわりと好きで、今にして思えば、懐かしの「こちらブルームーン探偵社(Moonlighting)」に端を発している。ブルース・ウィリスが演じた中でもかなり軽い役どころだと思うけれど、あれは当たり役だった。今放送してる中で好きなのはメンタリスト。
好きな割にはあまり追ってなくて、ファイナルシーズンでジェーンとリズボンと結婚しちまったというから、え、せめて出来上がっちゃった決定的場面が見たいと思っているのだが、なかなかお目にかかれない。まあ探して見ればいいんだろうけれども、流れにまかせている。
刑事モノで男女ペアが出てくると、だいたい最後は結婚して、ジエンドとなる。刑事夫婦の共働きをストーリー上無理のない形で成立させるのは何かとたいへんなんだろう、クローザーもメンタリストも、くっついたところで終わりになった。BONESは博士が出産した後も続いている。研究職と刑事ならまだなんとかなるんだろうか。あ、キャッスルもまだファイナルじゃないのかな。
ブルームーン探偵社はどうだっただろう。最初からいちゃいちゃしてたから、どうも思い出せない。





2016/08/21

いくつかの

週末、ふだんと同じことしかしてないのに腹筋筋肉痛。
しばらく考えてみて、振り付けが進んで胸のアイソレーションの練習回数が多くなったせいかもと思い当たる。胸だけ動かそうとすると、腹筋もけっこう使う。ほんの少しの動きの変化が身体を変えるのを実感する。何が面白いって、自分の身体を使って実験することほど面白いものはない。
さて、過日会社の飲み会の席で、同僚さんに「仕事してるときとダンスしてるときと、どっちの自分が好きですか」と尋ねられて、そりゃあ踊ってるときですと間髪いれずに答えた。
ただ、好き嫌いにかかわらず、どちらの自分も持ちつ持たれつで、双方捨てられない。
どこかの作家さんが、自分の人格が一つだと思わないほうがいいというようなことを書いていた。
どれが本当の自分だろう、とか悩む必要はなくて、複数人格を持ち合わせているのがフツーの人間というもので、場面場面によって使い分け(自分なりに)最適化してるのだと。
もっといろんな顔した自分に遭遇してみたい気もする。

2016/08/18

すてきすぎる

帰宅して女子卓球の録画を見る。
3人とも、とてもすてき。
愛ちゃんの涙にぐっとくる。
男子卓球も楽しみ。
とと姉ちゃん、ホシノさんと再会したツネコさんがいい顔してる。
みんなしあわせになるといいなあ。

2016/08/14

週末

うちの近所は各駅停車しか止まらない私鉄駅にしては飲食店が豊富である。最近賑わうサブカルの街とやらからもほど近く、少し名の知れたラーメン屋が知る限りで2軒あるせいもあって、志を抱いた飲食店オーナーさんたちが集まってくるのだろう。
ただ現実は厳しいらしく、1年持つのは数えるほどで、結果的に出店しては店を閉めと入れ替わりが激しい。
このところ近所で外食どころか買い物すらしていなかったせいで、久しぶりにぶらぶら歩いてみると、数店新たに開店している。
そのなかの一つ、餃子屋さんで夕食。美味しい。だいたいはなんでも美味しい包容力のある味覚なのである。まあ別段、それが悪いこととも思わない。
週末はちょっとダンスに行った以外は寝転がって卓球ばかり見ていた。女子も男子もステキ。
自分が小心者なのは自覚しているけれど、デュースが何回も続くと、ドキドキして見るのがつらくなってくる。ああいう極端な状況に追い込まれても折れない心を培ってきた選手たちを見ていると、とてもまぶしい。団体戦ダブルスで伊東美誠選手が相手のゲームポイントで見せたレシーブに解説者が思わず、すごいですねえ、このひらめき、とつぶやき、アナウンサーが、そして勇気、と続けた。見守る人たちが選手を称えるその表現力のひらめきにも心ときめく。

2016/08/07

茄子

昨日の夕方、地下鉄に乗ったら浴衣を着ている人が7人がけの椅子に4人もいて、見回すと車内の和装人口が異常に多い。
乗りかえ駅で、自分は埼玉方面にひと駅向かったのだけれど、そこで浴衣の群れは都心に向かうグループと反対に向かう人とに分かれた。花火は一か所ではないらしかった。
ダンスのレッスンに出る。いつも最後に2組に分かれて、ほかの人が踊っているのを見て勉強させてもらうんだけど、そのスタジオは4面のうち1.5面が窓になっている。見るともなしに目線が窓に向かったところで、花火が目に飛び込んできた。
きれい。
と思った瞬間、覚えた振り付けを三分の一ぐらい忘れた。
禅僧が長年の修行を続けてひどく空腹の中、おかゆを一口食べて美味しいと思った瞬間さとりが崩れたという話を聞いたことがあるけれど、今更ながら、あれは集中力の話なんだろう。
美しいとか美味しいとか好きとかいう感情は波みたいにいきなり襲ってきていろんなものをかっさらっていってしまうから手に負えない。
茄子が好きで、珍しく早く戻った今日の夕飯はとても珍しく自炊。豚バラ野菜炒めと蒸し茄子にして5本も食す。美味しい。これで今日覚えた振り付けもすっかり忘れてしまった。
まったく、ざまはない。でも、そんなことを感じながら細々と生息している自分がいまここに在ることを誰かに知っていてほしくて、拙文をネットの海に漂わせている。