2021/05/28

一本

いったい何回見とんねん、とツッコミが入りそうですが、またまた「ハイキュー!!」ネタで失礼します。

1分過ぎ、スパイカーである日向くんが見せるナイスレシーブの瞬間から関係者回想シーン、超名場面だと思いますが、スペイン語字幕版しか見つからなかったので、こちらでどうぞ。

いやぁ泣きました。

日向くんのような運動神経もセンスも体力もないので、進んでるんだか退いてるんだか判然としないじぶんではありますが、とりあえず頭だけは使って、戦略と方法論はできる限り効率的に、気持ちは地道に100本乃至1000本中の「1本」掴みにいきたいと思います。



2021/05/25

レンジ様、来たる

電子レンジの調子が悪くなった、と最初に思ったのは去年の夏でした。

その後、持ち前の粘りづよさで騙し騙し使い続けたものの、先週に入り、1分をポチして10秒も持たず切れること連続数回となるに至り、漸くあきらめをつけて新レンジを購入しました。

リユースショップで買った先代は、思い返せば、少なくとも我が家で18年は長生きしてくれたわけですが、新品と引き換えに業者さんに引き取られていきました。長いことお世話になりました。

黒い冷蔵庫の上に置くので、黒が欲しかったんですが、毎週行く某所の向かいの某電気店にメジャーを持参し三度ほど日にちを変えてチェックしてみたものの、我が家の冷蔵庫サイズに合ったレンジは白しか見当たらず。ま、壁紙が白だから背景に溶け込むと考えれば、と、また持ち前のアバウトさでサクッと購入。いやぁ、いいですね。1回ポチすれば、レトルトご飯がちゃんと温まるって、うん、実に良い。すこぶる良い。レンジ様ありがとう、と極めて卑近な幸せに浸る今日この頃であります。いやまあ、幸せなんて所詮卑近か。


在宅で仕事を終えた後、気分転換に一度は外に出ることにしている。買い物など用事があるときはそれでいいし、ないときは散歩。はらりはらりと顔に落ちてくる雨粒を感じながら、未だ家路につく気にもならず、ふらふらと歩き続けて公園のそばを通りかかる。仕事帰りとお見受けするスーツ姿のおじさまが向こうからやってきて、こちらに向かって手を振っていらっしゃる。

知り合いではなさそうだけど。よくよく視線の先を追ってみると、白い猫が尻尾を立ててトコトコおじさんに向かって駆けてくる。ちりりと鈴が鳴っていたような気がするけれども、空耳かもしれない。公園のベンチでおじさんと白猫さんは落ち合って、おじさんはニコニコしながら猫を撫で、猫のほうは、にゃあと鳴いて甘えている。それがいつまでも続く。おふたりの蜜月時間をお邪魔するのも悪いので、素知らぬ顔で通り過ぎた。なんだか素敵な光景だったので記録しておく。

ちなみに文体が変わるのは、日と気分が変わっているからであります。

最近パンダモードです。結構な高所から落ちても大丈夫な、あのまぁるい背中が羨ましい。



しばらく部屋の隅っこで忘れられてたフォームローラー、またはじめました。こちらの回、特に効果を感じます。



2021/05/14

光あれ

このところ夜のお楽しみは、録画の「ハイキュー!!」を見ることです。

読んだことはないけれど、たぶん漫画の原作も含めてこの作品の素晴らしいところの一つは、テレビでたまに試合を見るだけの素人にはよく分からない、バレーボールの戦略や分析が割合詳しくかつ分かりやすく描かれているところではないかと思うのです。こんなに考えてプレーしているのか、と我が身の何事かへの取り組みに照らしながら学びの多い作品です。同様の観点で、テニスを描いた「ベイビーステップ」も、なかなか気に入っています。

ところで、漫然と聞き流していた「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」のオープニングテーマの歌詞がとても良いことに気がつきました。

闇を滑走路に敬虔に己の道を駆けてゆく、君の今日の輝きが、迷えるわたしの明日を照らしています。

光あれ。

追伸:さすがベストエピソード。そうそう、「その瞬間」って、あるよね。



2021/05/03

バッタイ

いつも行くデパ地下のお店に大行列ができていたので、あまり食べたことないけど空いていたタイ料理のお惣菜店に足が向いた。
お惣菜がたくさん残っているのに空いてるのは問題だけど、あと3個ぐらいしかないから、そこそこ売れていると見た。
空腹で辛抱がきかなくなっているので、ここで決めてしまうことにした。

何かの上に具の乗った弁当様のパックの、具だけは見えるが下が見えない。
店員さんに、これなんですか、と聞いたところ、XXXXとおっしゃったんだけれども聞き取れず、え?と言ったら、確かに彼女は「チャーハンです」と言った、と思う。

そのチャーハンらしきものと、なますのようなものと、よくわからない透明な皮の中に具が入っているもの3つセットで安売りしていたので、まいっか、と買って帰宅。風呂からあがって、さて食そうと蓋を開けてみると、焼きそばである。
これはチャーハンではない。チャーハンではないぞ!

気を取り直して調べてみる。タイ料理でチャーハンはカオパットムーというのだそうだけれど、そんな長たらしい名前を彼女は呟いていなかった。多分あの時の口の動きは、焼きそばの意味のバッタイだったんだろうと思った。

発音からして、日本語の話せる外国人の店員さんだった。夕方でお疲れだったから単に間違えたのか、それともそもそもバッタイのことをチャーハンと記憶しているんだろうか、と妙に気になり始めた。

じぶんのようにチャーハンを食べようと思ったら焼きそばだった人が今後続出したらかわいそうではないか。店員さんに教えてあげるべきではないのか。
いや待て、焼きそばではなく、どうしてもチャーハンが食べたい人間で、デパ地下の食品売り場で買い物を済ます人間なんて世の中にそんなにいないだろうからクレームなんてでないだろうか。
いや、そもそもそんなにチャーハンが食べたかったのなら、パックを裏側から覗いて、具の下にご飯らしきものがあることを確認すべきではなかったのか。
そこまでチャーハンに対する執着がなかったということではないのか。そこまでチャーハン愛のないじぶんに、店員さんに怒りをぶつける資格があるのだろうか。

確かに、どうしてもチャーハンが食べたくてデパ地下に行ったわけではないのだ。お目当てのローストビーフの店が大行列だったから、他でもいいかと思ったのだった。

そんなわけで、今日の夕飯は、バッタイとパパイヤのサラダと蒸し春巻きでした。
ついでに、こういった日記らしき文章をちまちま綴ることは、無用な感情の揺れをおさめる効用もありますね。

ところで、こんなどうでもいい話に最後までお付き合いくださったあなたは、たいそう奇特で温厚な方でいらっしゃいますね。きっときっと、いいことがあると思います。

2021/05/02

天才

連休中、普段よりは自室で過ごす時間が多いので、また撮影会を再開。進歩だと思ったのは、自分が踊っている姿を見ても吐き気を催さなくなったこと。とりあえず、ああ相変わらず下手くそだなぁと苦笑い、または、なんだこりゃと時々腹を抱えて笑えるようになった。先ほど自撮り用三脚も届いた。

で、振付用の音楽がかかってない時は録画しておいたアニメを延々と流している。少し前までは夏目友人帳だったけど、現在のBGMは「ハイキュー!!」。狙ったわけではなかったけれど、もともと超楽観的とは言えない精神構造のじぶんには、こういった前向きスポ根ものはそれなりの好影響である。高校生バレーボール球児たちは、なかなか良いことを気づいて呟く。

検索してみたら出てきたので貼っておく。動画、上は「天才」についての名言。コメントの一番上にセリフ起こししてくれている人がいる。ありがとう。下はダイジェスト。