2021/01/30

ばぁ

自室の入っている建物の外壁工事が始まった。在宅の折だし、自室が丸見えなのもどうもね、と昼間もカーテンを閉める。夜のようである。気持ちもなんだか、ちーんとしている。

窓外を人影が通る。たぶん塗装屋さんだ。どうも落ち着かない。何かかぶり物でもして、突然カーテンを開け、「ばぁ」とか、してみたい気が、とてもするのだけれども、そんなことをして先方が驚いて足でも滑らせたらコトである。誘惑を堪えている。こんなどうでも良いことを今週はぼんやり考えていた。

上記の通り今週のフリーの時間帯は相当ぼんやりしていたけれども、オンラインなどで慣れてない先生方のレッスンをじぶん的にはたくさん受けた。慣れてないので、振付なりアイソレーションとかリズムどりなどからしても身体に入るのに余計に時間がかかる。でも新しい動線とか音の取り方を習得するのは楽しい。こうでもしていないと精神が持たないので、仕方ない、やるしかない。

先週やってみたヨガは、起きられず、続かず。でも別の要因で、すでに当日から背中絶賛筋肉痛。背中やわらかくなりたい。

2021/01/24

両方を少しずつ

お料理動画は好きだけれど、それほど料理好きではないじぶんにとってのポイントは、たとえその料理を作らなかったしても、見ていて面白いことである。

ケーブルテレビで最近ずっと録画しているのは、Jamie Oliverさんの30分番組で、5つの食材で作るシリーズと15分で作るシリーズ。

5つの食材だからレシピを覚えるのが簡単でしょ、15分でできて手軽でしょ、というコンセプトのようだけれども、5つと言っても、素人には、そんな聞いたこともない珍味または高価食材は拙宅にはございません、というものだったりすることもあるし、15分で作るにはフードプロセッサー必須だよねと言われても、そこまで時短にこだわるよりはコンビニで買いますからと思うわけで、見た途端に、または途中で作らないと決心するものの方が多い。

でも見ていて面白い。それはトークだったり、背景の楽しいキッチン風景も込みの美しい盛り付けだったり、そしてもちろんその洗練された調理姿だったりする。

たぶんこういう実用番組のバランスはそこなんだろうなと思う。実用と面白さ美しさ。奇しくもいまテレビの中でかのジェイミーさんがハンドブレンダーの説明をしながらおっしゃっている。「両方の良いところを残せる。人生と同じで、両方を少しずつがいいよね」


自動でオススメされる動画を見るのはとりとめなさすぎるので、最近は、マイミックスリストなるものを見ることが多くなった。こちらも自動で作られてくるとはいえ、より好みに近いものが選別されている気がする。大抵はいつもお世話になっている先生方の動画を見て喜んでいるのだけれども、中に掘り出し物を見つけることもある。最近のお気に入り。





昨日。二度寝が休日に許されたご褒美なりと信じているじぶんは、初回の目覚めの後、エアコンを入れた。これで至福のぬくもりの中で二度目の目覚めを迎えられる。うん、われながら、なかなか手回しが良い。ところが起きてみると予想に反して随分寒かった。さすが1月下旬にもなるとエアコンだけじゃダメなのねと厚着。ところがお出かけ前、エアコンを消す時に冷房を入れていたことに気がついた。寝ぼけてたとはいえ、じぶん、しっかりしろ。

二度寝の割に早起きだったので、いつもしない筋トレ系ヨガで、前傾フラットバックでダンベルを背中方向に上げ下げするというかなりハードな姿勢をとった。絶賛背中筋肉痛。でも背中を使うことで、うっすらあった腰痛が消えている。みぞおちが入らないのと背中が硬いのはセットなのかもしれず。後ろ向きひねりも回らなすぎて窒息しそう。やはり目下の課題は背面から腿裏にかけて裏側なり。

2021/01/21

しっぽ

 しっぽ好き。

まるさんのしっぽが、とくに好き。

よく知らない猫さんだけど、このしっぽも好き。
ついでにベーコンさんも好き。



左手マウス

本日休日なり。

朝からはり切って(というほどでもないけど)ほうれん草とベーコンの炒めものが出来上がった後にふとベーコンのパッケージを見ると、賞味期限20年11月19日とある。おかしいな、自炊生活で冷蔵庫内の回転率は高かったはずなのに。20秒ほど考えて食べることにする。

今回の膝は長かった。と過去形にできるかは日によって微妙だけれども、しばらく前から、念の為つけていたサポーターも外すことができるようになった。今週行った整体の先生にも、95点から100点の間だと思いますと答えたぐらい、よくなった。でもやっぱり正座とかグランプリエぐらいの力加減になると若干右をかばう癖がついている。バレエそのものをやりたいとは全然思っていないのだけれども、ジャズとかコンテの基礎なのでバーレッスンもやりたい。が、前回の宣言のころオンラインで一人でやっていて膝を痛めた過去があるので、バレエ系は先生がいらっしゃるところでやりたいなあと思っているうちに機会ロスしてほとんどお休み状態。

整体の先生によるとじぶんは右重心だそうである。確かに右肩にものを持つことが多いし肉離れも右足だし、でも片足立ちの時は左のほうが安定するんですけどねと抗弁する。立ってる時はそれほどでもないようだけれども、座ってる時のほうが長いし、右利きの人は右重心になりがちだから、座ってる時はどうですかね、坐骨で見るとねと言われて、確かにそんな気がする。

マウスを左手で使ってみてくださいとお題を出される。はいと答えつつ、正直乗り気ではない。時を同じくして、インスタでフォローしている外国のダンサー様が「習慣を変えるには」と問いかけをされ、その返信コメントに「右利きなら左手で、左足からパンツはく人は右足から、その他諸々逆からやってみたら」とお返事があった。ダンサー様「是非やる」とのことだったので、そうですか、先生がなさるんでしたらと少し背中を押されてやってみることにする。

左手マウス、極めて不快。気が短いので10分も持たない。いや本当は5分ももってないかもしれない。急ぎのメールなどが来たら早速リセットされて右手になっている。整体の先生にその旨申し上げると、10分もたなくてもいいので、じゃあ1日2回にしてみましょうとのこと。さすが敵もさるもの、切り返しが上手である。相手によっては素直なので、素直に仕事用のスケジュールに9時と14時の2回、「左手マウス」を「平日繰り返し」で入れる。

朝からこんなどうでもいいことをぽちぽち綴っていられるのも休日だからである。ありがたや。

2021/01/19

Night Signal

昨夜、番組表に武満と見えた。N響で、珍しいな、いやそうでもないのかな、と思いながらポチリと録画を押す。十数年まえはこういう曲ばかり好みだった。今でも好きだけれども、単に聴く機会が減っている。夜半から眺めるともなく眺めているうちに意識をなくす。

眠りが浅いのはテレビをつけっぱなしにしているせいもある。番組はずっと最後のほうまで流れていて、鈴木雅明さんの弾くパイプオルガンの荘厳な響きで目覚めた。パイプオルガンも好物だ。

今日になって再度聴いてみる。Night SignalはSignals from Heavenの中の一曲でDay signalと対になっているが、じぶんにはNight Signalのほうがしっくりくる。昨日はこんなに短い曲を聞き終わる前に落ちてしまったんだなあ。ピアノ曲も好き。

こんなsignalをキャッチできたらしあわせだ。ふんわりした気持ちになる。帰り道、いい月がかかっていた。あれも天からの何かの合図なのかもしれない。


2021/01/10

蔭ながら

この冬に入ってから数回レッスンにお邪魔した先生がSNSで、出る出る、がんばるがんばるとおっしゃっているのを拝見しまして、D leagueなるものを眺めておりました(意外と義理堅いのです)。各チーム企業スポンサーがついている模様で、12回通算とはいえ一位賞金も高額とのことで、なるほど、そりゃがんばるよね。

そもそも特に団体のストリートダンス系の味わい方というのに今一つ習熟していないのと、まあ薄々勘付いてはいたものの、やはり自分の好みと、いわゆるcompetitionに出品されるような踊りというのはかなり色合いがかけ離れていることを再認識しつつ、興味深く拝見しました。やっぱり先生が出ていた1番さんが良かったと思うけどねえと箱根ランナーを応援する親心的境地に達しております。

お一人で踊ってるのもかっこいいです。




2021/01/03

力作

オーナー様親子がご訪問くださる。

配管業者さんもこのご時世、年明けいつ手配できるか見通しも定かでないし、今日できることをやっておきましょう、これならしばらく持ちますからと、天井裏の給湯管から滴る水滴を袋に受け、更にそれをチューブに流し、チューブからシンクに流す、という力作をご作成くださる。

実は元旦にもお二人でご訪問くださって、その際は問題の箇所の直下にゴミ箱を設置してそこに水滴をためておくという応急処置をいただいたのだけれど、予測されたことではありますが、それほど大きくないゴミ箱から溢れてまたポタポタと来た。

翌日、ご専門ではないけれども応急処置系の業者様がいらしたのだけれども、天井の作業窓が小さすぎて、頭しか入れなかった。という経過を経て今日の再訪となった。こちらも特段どこに出かける予定もなく駅伝を眺めたりオンラインレッスンの録画を眺めながらゴロゴロしているだけだから呑気なものである。

息子さんはたぶん大学出たばかりとお見受けするのだけれども、お父様たるオーナー様は息子さんが会社を継いで一緒に仕事をしてくれることをことのほか喜んでいらっしゃる。実は仲良しのお二人の会話が実に微笑ましい。とてもスリムな息子さんは、天井のこの小さな穴に上半身全部突っ込んで(スリムなので彼だけは入れるのである)一生懸命作業してくださった。お父さんは頭しか入らないので、主に脚立押さえ係&自分との会話係。

年始早々いい感じで水が滴ってます。せっかくの力作なので、記念に。

 
夕飯はすき焼きにしました。
こちら今年もお世話になる予定ですので、よろしくお願いいたします。



2021/01/02

瞑想

早々に寝禅を試みたものの気持ちがざわついてさっぱり眠れない、というか禅の境地に達する兆しが見えないので、若干方向性を変えて瞑想することにしてみた。


このシリーズ気持ちいい。
こちらの先生も撮影しなさいとおっしゃっているので、もそもそ携帯ホルダーを掘り出してきて据え付けた。明日にでも試みてみよう。

ある程度振付が入った曲で踊っている時は、なんらかのご指示があったり、うまく行かないところの練習をしている時以外、ほぼ無私の境地になれる。自分の場合、寝禅より踊禅かもしれない。身体を動かすと少し眠れそうな気にもなるし。

耳を澄ませば、ぽたりぽたりコンスタントにゴミ箱に溜まっていく水滴の音とともに更ける正月二日の夜。

2021/01/01

正味

御本人は無自覚なのかもしれないが、もはや恒例となった、母上が、小さい頃はほんとに可愛かったわねえ、と「小さい頃は」のあたり強調なさって写真を出してきた。

当然ながら本人はこの頃のことを全く覚えていないのだけれど、小学校高学年の音楽会で競争率高いスネアドラム係を志願して落選、結局ハイハット係になってしまったり、中学でピアノをやめてドラム教室に通い始めてみたものの、手足同時に異なるリズムで且つ高速で動かさねばならないことの予想以上の困難さに半年程で辞めることになったルーツはここにあったったのかもしれずと妙に納得。

ダンスでも、いまだに左上半身(手とか首とか)と右足を同時に反対方向に動かす、とか、またはその逆、とかの接続が殊によろしくなくて、時々眉間コイル巻き溜息となるのはそのせいである。


確かに、小さい頃はいい顔、というか、いい目をしていた。この眼差しをいつも、とは言えないけれど、せめて時々は思い出そう。そんな時間がきっと生きていることの正味だと思うから。

御節を食べ終え、徒歩15分の実家から帰宅したところ、自室の小さな台所の天井から水漏れしているのが発覚。キッチン小物と調味料の引っ越しをしながら、上階の方に向かって、できることなら、あまり派手に台所で水を使わないでほしいのですがと妙に現実的な祈願をしている2021年元旦であります。