2019/02/26

即席にょろり

そろそろ認めざるを得ない。
人の生み出す、にょろり、くるりん、とろり、ぽとり、ふわり、こっくん的な(意味不明)ラインが大好物で、そういう軌道のすてきなやつを見ると理屈抜きに真似したくなるのである。
どうして長年気づかずに生きてきたのかわからないけれども。
ゆっくりの動きで、ふわり、にょろり、とろり、は難しい。かくかくしてしまう。ぼとり、と落ちずに、がっくりとなる。長年踊ってる方たちのゆるやかで美しい動きにはなかなか近づけそうにない。とはいえ、まだあきらめないけど(笑)

アップテンポの曲でうねうねしているのが楽しい。
わたしみたいな即席にょろりでもあまり目立たない。
この曲好きだなあ。いや、振りが好きなのか。どっちもか(笑)

Zak Waters - Heartbreak In the Making

2019/02/24

ジンジャーハイボール

自宅で禁酒してるだけで、外食時は飲んでいいのである。
ご近所さんの後輩ちゃんと環七沿いのピザ屋で夕食。
お誘いをいただいても「レッスンがあるから」と断り「今日はたまたまレッスンが休みだから」と誘っても気を悪くしないでつきあってくれる好人物である。
おとなしい子なのだけど、ときどき爆発したように笑うので、つられて自分もからからと笑う。
ピザもだけど、自家製ジンジャーハイボールがおいしかったなあ。
また飲みに行っちゃうかも。


看板に偽り

だいぶ前のことだけれども、会社のイベントか何かで若い男の子がbump of chicken の「天体観測」を歌っていたのを聞いて、いいなと思った。
自分も歌えないかなと思って練習したのだけれど、キーがあわなかったか歌詞が多すぎて(早すぎて?)口が回らなかったかどちらかで挫折したことだけ覚えている。
久しぶりに彼らの曲「コロニ―」を聞いて、また、あ、いいなと思った。声も曲も歌詞もいいと思うのだけれども、一向に具体的なイメージが湧いてこない。
最近、ダンスは「イメージを持て」的な話を先生を含めいろんな人からされるので、そうね、イメージねイメージ、と心の中でぶつぶつ言いながら、何か具体的な光景が思い浮かばないかと思って動画を見てみたら、ますます分からなくなった。
BUMP OF CHICKEN「コロニー」

金曜の夜、早めに朝カルに行って机の上に置かれた論文を見たら「the cognitive control of emotion」とあって、そういえば先生は最近、youtubeで意識と感情の話をされていたと思って講義が始まる前に聞いてみた。
「私」の中心になるにつれて鮮明さが失われて抽象的になる
「self」のど真ん中は空虚に感じられる。その内部の状況を伝えてくれるのが感情
痛みというのは内部状態を知覚する本質的な、原始的な感覚であって、感情というのは痛みのバリエーションということもできる。
というようなことをおっしゃっていたように思う。

意識と感情


なるほど、とここでまた「コロニ―」に戻るのだけれども、この歌の歌詞はこんなふうに始まる。
「どこだろう今痛んだのは 手をあててからわからなくなる」
つまりこの歌がえらく抽象的に感じられて一向にイメージが湧いてこないのは、selfに近いところの内部状況たる感情を歌ってるからに違いなくて、わたしの「イメージ」を想起する能力がないからではないのだ、という結論に落ち着いた。

最近、ブログの名前に看板に偽りあり感が強くなってきている。
random walk どころか、きわめて偏ってるよなあ。。。

あ、ちなみに誤解を生じないよう。朝カルは上記の意識と感情という動画とは関係ない話でした。(あ、もちろん、話の伏線的に繋がってるとはいえるかもしれないけど)

追記:
そういえばイメージは抽象画とかでもいいって話もあったっけ、と思い出して書棚の図録をぱらぱら。いまひとつ。
絵じゃないけど、今回はマリオ・ジャコメッリと藤井保「A KA RI」の合わせ技でいってみようか(後半に「光」って歌詞が出てくるから、、短絡的)

2019/02/19

自己ベスト

日曜の夜、レッスンの後に先輩方と復習。
できなくて復習する(わたしみたいな)のではなくて、彼女たちの自己ベストの形に近づくべく研鑽努力されているすばらしい方々である。
ときどきびっくりするほど納得感のある助言を確信と情熱をもってしてくれる。振りが入っていないときに言われて、申し訳ないけど、そういうレベル高い話はあと50回ぐらい練習して振りが入った後にお願いします、と言ってしまったこともあるけれど、昨日はある程度入っていたので素直に聞く。
自分の理解したところを備忘のために記しておく。
振りが入っていて、かつ、イメージを持てている形においては、いいところもあるが、直後に素に戻っていたりする。むらがある。曲を通して(最初から最後まで)イメージを持つべき。無意味にうつむきがち。
それぞれの形の自己ベストのイメージを持って、振りを入れながらイメージに近づけていくようにする。自己ベストの持ちネタを増やしていくべきである。
どれだけ改善できるかはわからないけど、頭の片隅に置いておくことにする。
仕事以外の関係性で、これだけ直言してくれる人に会ったのは久しぶり。
ありがたいなあ。
先日、茂木先生の動画を見ていた。
自分はどちらかというと文字から理解するタイプの人間だけれども、文字情報ではなくて、声で聞くと説得力が増す言葉というのがある。
昨日の自分と今日の自分、今日の自分と明日の自分を比較する、今も自分より少しでも進歩していたらそれで十分なんです。それで強化学習が進むんです。
他人と比較することをやめる。
他人と比較することをやめる。
何回繰り返されていたかわからないけれども、耳に残る。

脳を活かす勉強法。他人と比較するな

2019/02/16

駅ピアノ

最近バレエに感動しちゃったコメントばかり続いていて、ユーチューブにおすすめされる動画もバレエばかりで困っているのだけれど、一部のバレエ作品を鑑賞するのが好きであることが判明した、というだけで、自分がバレエをやりたいなどという野望を持ったことはないのである。
だいいちどう考えても足の長さが足りない。あのコスチュームが似合うと思えない。昔正座の途中で足がしびれ、動かして感覚を取り戻そうとしたら軽い捻挫のような状態になって、その後足首が微妙に曲がって固まっているらしく正座しようとすると痛い。あんなまっすぐな脚でつま先立ちしていられようはずもない。ジャズをするのにバレエも何かの足しになるならやろうかなと思ったこともあるけれども、今のところ、時間が取れそうにない。
自分に合ったジャンルってあるのかな、とずっと考えていたのだけれども、結局のところhiphopだから、とかジャズだからとか、そういうジャンルで好む好まないが決まるわけではないことがわかってきた。結局、自分に伝わる言葉(自分の場合、主に言葉、その他ももちろんあるんだけれども)で何かを伝えてくださる先生方にお世話になる以外ない。伝わったところで10のうち1もできていれば良い方で、帰路電車の中で曲を聞きながら思い返せば、ああ、あれもこれも教えていただいたのにできなかったと思うばかりである。
take it allは個人的に思い出深い曲になった。最後の50秒は自習で勝手に完成させた記念すべき1本目。習えばきっと自習の結果、決定的に何かが違っちゃってたことが判明しただろうけれど、もうその機会もなさそうだから自己満足で終われるのである(笑)

駅ピアノという番組が好きでタイミングがあえば録画して見る。駅に置いてあるピアノを弾きに来る人をカメラを常設して録画するというその名のとおりの番組。
プラハの回を見てびっくり。
登場するアマチュア一般人のピアノの上手さのレベルがほかの街と段違い。おじさんによると「チェコ人はみな音楽家」なのだそうだ。さすが。
最後に弾いたおねえさんは、ほんとうはサルサを踊りに行きたかったんだけど、残業で行けなかったからピアノ弾きに来たのだそう。音楽はセラピー。いい感情も悪い感情も表に出すことで癒せるの。人生に音楽と踊りは欠かせないわと語った。
そうね、ほんとにね。

2019/02/15

ひとめぼれ

御年50歳の元上司様はいつも出社一番乗りで、なんでそんなに早起きできるんですかと尋ねたら、いやあ年かなあとお答えになっていたけれども、今日は無駄に早起きしてしまった。
ダンス愛好家のみなさんの証言によると「ずっきゅん」とやられてしまったダンサーさんとの出会いがあるものだそうだけれども、ほうそんなものかいなとたかをくくっていたら、最近「マ・メール・ロワ」でNancy Osbaldestonさんにひとめぼれ。まだお若いとみえてあまり動画の露出なく残念。
上述は2016年の作品で、可憐なイメージだったけれども大人っぽいのもある。

Nancy Osbaldeston - Ballet Flanders





2019/02/13

フレーム

6時に起きて朝食後6時30分に家を出るはずが、その時点でベッドの中に戻っている。
こりゃ駄目だ、と10時出勤コースに切り替える。フレックス万歳。
ふと気づくと、お風呂、お風呂、と呪文のように唱えている。幸い声には出ていない。頭の中で。昼休みに予約をして、5時を過ぎたら早速温泉に向かう。
熱いお湯に長時間つかっているのは苦手で長年カラスのなんとかだったのだけれど、岩盤浴なら長時間も問題なしと最近気づいて、徒歩10分強の温泉(一応)に行く頻度が増えた。岩盤浴、食事その他もろもろをつけて個人的宴会フルコース。ごくらく。

フランダース4回目(昨日はねてしまったから実質3回目)。
ラヴェル編曲の展覧会の絵、なので、舞台上に額縁というか、フレームがある。その中で、というか、前で、人間が動くわけだけれども、このフレームがあるのとないのでは随分違う、と思う。暗に、これは絵の中の出来事なんですよ、とそのフレームの外に別の世界があることを示している。人間がその枠の中と外を行ったり来たりする。
同様に(か分からないけど)、二人が掛け合いのように踊っている脇に、一人それを見ている傍観者が配置されていたりする。ただ立って二人を見ているだけなのだけれど、この三人目がいることで二人の世界が別の見えかたをしたりする。
世界なんてこんなもんだ、と決めてかかっているフレームから、案外するりと抜け出すことができたりするのかもしれない、と思う。

2019/02/12

比較の問題

年末あたりから準備してきた仕事の総決算たる本日。
客人を待つ9時50分頃、この緊張をなんとかしなければと手元の携帯をみつめる。
最近よく思うのだけれども、あがり症の自分としては、目の前で数人に見つめられて踊りはじめようとしている時に比べれば、仕事前の緊張なんて大したことない。
一瞬振りが飛んで頭真っ白茫然自失の状態からいかにリカバリーするか、といったことに比すれば、仕事のミスなんてわりと簡単に回復可能である。
夕方、片づけを終え会社を出て東西線に乗ると、根っこが生えたように動けなくなり乗り換え駅を乗り過ごし高円寺で降りる。てんやで天丼を食して一息つく。帰宅してばったり倒れ、しばらくして目覚ましで覚醒する。
個人的には、明日は休んでもいいと思う。
3回目のフランダースを眺めながら、きっと途中でねてしまうと思う。

2019/02/11

Flanders

某所で「わたし民放みない」とつい本当のことを言ったら、無言で白い目で見られた(気のせいか)けれども、やはり、料金をお支払いさせてもらってる局から見たくなるのが人情というものではなかろうか。
まず国内公共放送(笑)それからケーブルテレビ、そして去年某所の講義で見たボディガードを見るために、ついNetflixまで始めてしまったわけで、とうてい民放まで手が回らない。
BSでRoyal Ballet Flandersの「展覧会の絵」「マ・メール・ロワ」をやっていて、録画を見ていたのだけれども、これがなかなか美しい作品だった。洗濯物を干すのも忘れ、ソファーに沈み、すっかり腰が後傾してるのも気づかず凝視。フランダース、え、どこだっけ、とっさに犬しか想起できないお粗末さに反省しきり。
自分はひたすら人間の身体の美しさを堪能できる抽象的な作品が好みなのかもしれない。王妃役のダンサーさんがとても好き。
これから2回目。
Ravel by Cherkaoui/Verbruggen

写真もきれい。
Exhibition — Ma Mère L'Oye — Faun - Teatro La Fenice 

追記:
自分は左脇腹の腹筋が弱い(ということに最近サイドプランクみたいなことをしていて気がついた)せいか、椅子に腰かけていると左肩が下がり左骨盤が前傾して極端にいうと左腹をかかえているような格好をするらしい。このせいで右骨盤が上がってついでに後傾するのかもしれない。ということにバレエを見終わって姿勢を直したときに気がついた。

埼玉の味

駅で時間があったので、いちおう飲んでみる。
島根とか滋賀の味、とかと比較してみないとよく分からない。
群馬の味とか徳島の味、とかにも興味あるかも(笑)


2019/02/10

懐石

休館だったので、夕方、母上叔母上と懐石料理に。
1月の叔母の誕生日と3月と4月の私と母のをまとめて1回で済ませますか、という倹約会食。
とりあえず最初と最後だけ。ごちそうさまでした。















2019/02/09

自宅禁酒

こちらに引っ越してからお世話になっていた整体師さんが別の仕事につくという。
最近右腰がえらくかたいし、右だけ後傾してるので気をつけてみてください、と最後にいわれて、そういわれてもねえ、足組むわけでもないし、右だけって、いったいどうすればいいのか悩む。
ともあれ、ちょっとさみしい。

確かに同じ曲ばかり聞いていると、正直なところ、少々飽きてくる、というのはある。
朗々と歌い上げる感じの曲は特に意外と早く飽きがきたりするし。
先生がさっさと曲を変えたくなるのもわかる気がする。
最初はびっくりしたけど、林檎もいいなあ、と思いながらみかんゼリーを食す。
自宅禁酒と決めてから1週間。
かわりに甘いもの食べてたらあんまり意味ない。




2019/02/04

恵方

節分の夜。
あわれな恵方巻を廃棄から救うため、夕飯に一本お買い上げ。
テレビを見ながら食べたから、恵方に向かっていたかはわからない。
本日。
故障で大変な思いをされた先生が、それでも「新しいことへの挑戦を続けていきます」と笑顔でおっしゃるのに勇気をいただく。
いだてんさんもマンペイさんもがんばっている。
わたしもがんばろう。
わが道の向かう方角が恵方なり。



2019/02/02

白魔術

すごい、ひざが治ってしまった。
魔法使いみたい。白魔術。
知らないことがたくさんあることを知る今日このごろ。

鳥モードになってるところに、クライアント様からいただきもの。外国人なのにナイスなチョイス。蒔絵の小鳥さんがかわいい。そういえばペンケースもいただきもの。茄子が好きだから茄子色にしましたと言われたんだっけ。。どうもです(笑)