2015/12/31

コロリ

年末のお買いものの中で個人的ヒットは鼻洗浄器。
買っちゃった決め手は、「喉の裏側が洗える」ってレビューコメントだったりする。
アレルギー持ちなので、ちょっと鼻づまりになっただけで、治るまでは喉の裏側をひっくり返して洗いたい衝動に継続的に耐えることになる。
今を去ること20年前ぐらいだろうか、花粉症なのよと同級生に話したら、鼻うがいすべしと言われた。
氏は鼻うがいで花粉症初期症状を克服したそうで、痛いけど、治る、と。
プールで鼻に水が入ったときのあの痛みに類するものを自ら求めるわけで、そうとうなMでないとできない。
却下。
さすがにあれから20年経てば、なにかと進歩している。
容器の線まで水を注いだ後に熱湯を注ぎ適温にし、更に少量の食塩をまぜる。
ポンプをシュパシュパと押すとノズルからシャワー状の生温かい食塩水が鼻と喉の奥をさらさらと流れて口か逆の鼻から出てくるだけで、痛みはない。
よくできている。
村上春樹さんは牡蠣フライについて語ることによって、うまくいけば僕自身を語りたいと思うと書いた。鼻洗浄を語ることで自分を語れるだろうか。
わからない…。
ともあれ。
自分は小説家ではないけれども、わたしもまた、自分の手で触れてみた何か、もしくは見たり体験したものごとでなければ心の底から信じられない「種族」のひとりであって、その傾向は今後もそれほど変わらないだろうとは思うのだ。
こんなことでひまをつぶしていて、母上が襖の張り替え!と癇癪をおこすといけないので、そろそろ文庫本2冊と鼻洗浄器を携えて実家に行ったほうがいい頃合いかもしれない。
意外と、別の懸案事項が発生していて、襖のことはコロリとお忘れかもしれない。
そう願おう。





2015/12/30

おとなしくしているとはすなわち、買うことと食べることに尽きるわけで。
3日連続耳鼻科に吸入に通った帰りに、シナモントーストが美味しいカフェで朝ごはん。
生クリームぺっとり塗ってご満悦。
昼から新宿に出かけて、来年のカレンダーと村上春樹さんを2冊買う。
2冊のうちの1冊は、『雑文集』。
なにしろこの本には、あの「壁と卵」講演が収録されている。日本語で読むのは初めてだ。
「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があるとしたら、私は常に卵の側に立ちます。そう、どれほど壁が正しく、卵が間違っていたとしても、それでもなお私は卵の側に立ちます。正しい正しくないは、ほかの誰かが決定することです。あるいは時間や歴史が決定することです。もし小説家がいかなる理由があれ、壁の側に立って作品を書いたとしたら、いったいその作家にどれほどの値打ちがあるでしょう?」(村上春樹『雑文集』「「壁と卵」ーエルサレム賞・受賞のあいさつ」より引用)
立ち読みしながら不覚にも涙ぐみそうになって、慌てて一旦本を置いて他の棚に移ったぐらいだ。
おひまな方は、いやおひまでない方も、全文は引用できないので、内田樹先生のブログに受賞当時のスピーチの和訳がありますから未読なら一度は読んでみていただきたい。
壁と卵
壁と卵(つづき)
村上さんに敬意を表し、帰りに駅地下の「卵と私」(あ、お店の名前ね、、)でオムライスをいただく。
帰宅。
年末のひととき筒井康隆氏の講演はどうですか、とのツイッターに目がとまり、思わず聞く。
講演の前半は質疑応答で、こちらはまあ好き好きあると思うんだけど、後半の「鬼仏交替」の朗読がいい。落語とか好きな人にはおすすめです。
筒井康隆が初めて明かす"創作の極意と掟"とは!?  『創作の極意と掟』刊行記念イベント
講演は1時間ちょっとと長いので、とりあえず朗読聞きたい人は48分頃からね。
昨日、めずらしくテレビで格闘技の試合を見た。
寝技とか関節技とか頭狙うのとか、痛そうなのは、やっぱり見ていられないんだけど、一人、素人目に見ても、ものすごい速さでパンチが決まる人がいて、その腕の速さに目をぱちくりしてしまう。
セコンドにロシアの有名な人がついてたらしい。
なにしろ速くて、全然引かずに、ずんずん前へ進んでいった。
やっぱり自分も、もう少しうまくなりたくなる。
年末最後のレッスンに行く。
先生に出会えて、少しだけ強くなりました。
来年も、もうちょっと強くなりたいです。
卵は卵なりに、もう少しだけ。

2015/12/29

おとなしく

吸入すると楽になるので、二日続けて耳鼻科に行く。
昨日と特に変わらないんですが、鼻に薬入れていただくと少し楽になるので来ました、
と言うと、先生、そうですかぁと少しうつむいてがっかりされる。
直球すぎましたかね。
失言多いから、なるべく、しゃべらないようにしているんだけど。
うっかりしゃべるとこういうことになる。
ごめんなさい。
薬局に経口補水液のOS-1とアクアソリタが並んでいる。
リンゴ味のアクアソリタを買う。
やっぱり、味の素のほうが美味しいっす。
必然的に家でおとなしくしている。
おとなしくしているとお買いものしたくなる。
ちょうど宅急便でギフト券が届いた。
どれどれ。
鼻洗浄器なるもの、ずいぶん気持ちよさそう。
きっと、来たるべき花粉症の季節にも役立つにちがいない。
さっそくお買い上げ。
ついでに、たまには本を読もうかと北村薫さんの本を何冊か。
おとなしくしてるのもたいへんなり。



2015/12/28

108

きたきた。
ごほうびシューズが来た。
センセイに見せびらかしに行く。
かわいいじゃん、とご評価いただく。
いや、じゃん、とは言わなかったかもしれない。
というのはウソで、左腰のぐりぐりをぐりぐりしてもらう。
死にそうに激痛。
ちなみにですが、はい、自分、ときどきウソついてます、たぶん。
風邪ひいちゃったから、土曜日が走りおさめだったかな。
108kmで、終了。





2015/12/26

さらば

しばらくお仕事とはおさらばだ。
(願わくば。いや、ここはきっぱり。)
さよなら、さよなら、さよならっっ!
るるるん。
あ、カレンダー買わなくちゃ。

2015/12/25

2つ

さて、今日も、よかったこと3つ、数えてからおやすみしましょう。
このところ木曜に通ってるエーゴ教室が休みだったから(外人さんはXmasには当然仕事などしないのだ)、とっても久しぶりにエアロのレッスンに出られたこと。
ヨガにも出て、右手を下から、左手上から背中に手を回してみて、指が触ったこと。
逆は指をつなげるんだけど、こっちはいつも届かないのにね。先生ありがとです。
2つだけだけど。
ま、いっか。

2015/12/23

だいすき

テレビでは池谷さんが跳び箱飛んでいる。
ひらり。
すごいね。
同世代として、応援します。がんばれ。
今日は四十九日でした。
いや、ほんとは一昨日だったけど、都合により今日にしたんだよね。
父上は写真の中で、普段見たことのなかった、いい笑顔をしている。
母上はお元気ですから、ご心配なく。
さて、夕方、このところ、ほとんど心の支え的なマーシャル。
ちょっとうまくいかなかったときは、そのあと頭の中で、できるまでついついイメトレ繰り返してしまうから、余計に印象に残ったりする。
あと5分やりたかったな。
マーシャル、だいすき。
読んだことも見たことも殆どないので素朴な疑問。
ドラゴンボールのユニフォームって、なんで亀マークなのかな。

2015/12/22

3つ

今日のよかったこと3つ、思い出してから眠りましょう。
4時15分にちゃんと起きたこと。
行きの飛行機で富士山が見えたこと。
空港で食べた讃岐うどんと、特大しいたけの天ぷらが美味しかったこと。
そして帰りは、快晴の空、銀色に輝く海面、どこまでも白い雲海。
社長が内勤みんなに箱入りチョコレート配ってくれたこと(Xmasプレゼントらしい)。
意外と、いいこと多かったね。
けっこうがんばったから、もう寝よっと。



2015/12/21

スキップ

なんだかなりゆきで、明日は4時半起きしてひとっ飛び、鳴門海峡を見に行くことになっちゃったのだ。いや、まあ、海だけじゃないけれども。
でも、とんぼがえりで、おやつの頃には帰ってくる。
鳴門金時のスイートポテトでも買ってくるかな。
あー、もう。
明日はスキップして、さっさと明後日になっちゃっていいぞー。

2015/12/19

昨日の夜はギリギリまで仕事が終わらなくて、駆け込みで横浜に行く。
一応オサレなお土地柄、という先入観があるのだけれど、高島屋側から出て川べりを歩くと、いったいここどこ?てな不思議な風情。
金髪の先生は相変わらず飛ばしている。最後のシメは腕が上がらなくなるまでアッパー。やがて昼過ぎからじわじわと筋肉痛。
今日は中野に行ったついでにいつものお店でお買いものたくさん。
コメダに入りたかったけれど、土曜の昼とあって、ずいぶん待たされそうだったのでパス。
夕方のハイライトはダンス。少人数ずつで踊った中の最後の回に先生が入って踊ってくれた。
代行の先生は、ちっちゃいけれど、タメとキレ、そしてその身体の動線の波打ち方が尋常でない。やっぱりプロはディテールの意識が素人と全然違う…と落ち込みそうになるところだけれど、その笑顔に癒される。
先生たちはそれぞれ自分の「色」を持っている。人が振り付けた踊りでも、踊りこんでいくうちにその人独自の色になっていく。先生だけでなく、みなさんの踊りを見ていて飽きないのはそこのところだったりする。
帰り際、練馬でモスバーガーにかぶりついていると、横の通路で小学生ぐらいの女の子が手とお尻をふりふり踊っている。
そうそう、踊るのって楽しいよね。

2015/12/14

おかたづけ


今頃、衣替えしてていいのだろうか。
世の中にはどうやら存在するらしいが、個人的には「秋モノ」みたいな服がないから、むろん夏服をしまっているんだけれども。
良いも悪いも、とりあえず今日は遅かりし衣替え&おかたづけ。
洋服もだけれど、頭の中も、古いものを片付けたり捨てたりしてスペースを作らないと、新しいものが入らない。
捨てる、捨てる、捨てる。
しばらくの間は呪文のように唱えるとしよう。


最近大手病院さんは長期処方をしなくなって、1ヶ月分しか薬を出してくれない。
よく効くし高いし、薬もらいに行くのも手間だし、かといって近所の医者にかかるのもちと心配だからと間引きすぎてすっかり忘れてた持病の薬を久しぶりに使ったら食欲激減。気持ち悪いのが効いてる証拠。
ほかの薬ぜんぜん効かなかった人なので、先生もびっくり。
気持ち悪くなるからダイエットになるよと言ってたんだったっけ。
この際、もうちょっと痩せるかな。

2015/12/13

ひとつだけ

『ひとつ拾えばひとつだけきれいになる』鍵山秀三郎さんの著書である。
道のりが遠く見えるとき、思い出す言葉でもある。
一歩踏み出せば一歩近づく。
踏み出さなければ、いつまでたっても到達しない。
スタートしなければゴールはない。
そういうわけで、ようやく本日、100kmに達しました。
ごほうびは、個人的にはちとお高いシューズ。
(輸入ものだから高いだけで、見た目はごくフツー)

2015/12/12

森には引力があって、一度そこに足を踏み入れた人をなかなか外に出してくれない。
眠りの森とはよく言ったものだ。
終日眠っていたいモチベーション100点、っていうのはだめかな。
だめだよねえ。
いつも元気な人(たち)の顔でも見に行くかなあ。

2015/12/10

どこまでも

あるところで、「自分のモチベーションを毎日意識しましょうね」と習ってきた。
たとえば、朝、顔を洗うときとかに、100点中何点、というふうに点をつけるとかね。
と講師がおっしゃるので、以来、朝、顔を洗う時に「うーん、65点」とか「70点かな」とか考えている。
残念ながら80点を超えたことがない。
低血圧だから、朝、考えるのはよくないのかもしれない。
夜、ジムのマシンで走り始めたら、今日はなんだかどこまでも行けそうな気がして、いつもより歩幅広くがんがん走った。その時のモチベーションとやらは80点ぐらいだったかもしれない。
そんな日もある。
あと9km。100km到達したら、自分に何のごほうびあげようかなあ。

2015/12/07

フロメシネル

このところ暇さえあれば(というか、有休取っては)
実家で書類作成業みたいなことばっかりやっている。
最近はなにかとエンドレス感にうちのめされて、ため息ばかりついているので、
母がかわいそうに思し召して、ささやかなごちそう(個人的には、野菜がたくさん入っているおかずはすべてごちそうである)を作ってくれたり、
野菜やら果物やらお菓子やら持たせてくれるので、フィジカルはかなり健康である。
田舎からお取り寄せしたらしいジャガイモは、レンジでチンしただけでやたら美味しい。
どちらかからいただいたというリンゴが3Lとかで、ハズレなく蜜入りでえらく大きい。
柿なんて自分じゃぜったい買わないけど剥いて出してもらうとパクパクいただける。
母ありがたし。
しかし、、もしも自分に奥さんがいたら、フロメシネル的なおやじになってるに違いないな。
女子でよかったなり。

2015/12/05

瞑想

ジョギングという行為自体、瞑想的だと思うのだけれども、
ランニングマシンで走ることはより瞑想的だと思うのは、
内田樹先生の『修行論』の中の身体と瞑想という章を読んでいたせいもあるかもしれない。
なにしろ、めったにテレビを見たいという欲求も生じない
(ので、レディガガの写真を見せられて「誰?」と尋ねられても、えーっとよく見る人だよねーといいつつ名前が出てこない始末なわけだけど)
ので、マシンで走っていると、つい、カウンターの走行距離の数字の変化を追うことになる。1.01,02,03km....と、4歩か5歩走るうちに淡々とカウンターの数字が1ずつ増えていく。
周りの景色は変わらない。
風を感じるわけでもない。
自分が走っていることを証するものは、カウンターの数字の変化と、自分の心拍数が明らかに歩いているときと違っていることだけ。
今日はずいぶん身体が重くて、いつも0.5kmぐらい歩いたらすぐ時速9kmに上げるのだけれど、延々1.5kmほど歩きながら、ジムの外のきれいに晴れた空を見上げていた。
ふと思い出したのはランナーのバイブル(と勝手に思っている)村上春樹の例のあの本で、
村上さんが瀬古さんにインタビューしたときのことだった。
瀬古さんでも、今日は走りたくないな、という日はあるんですか、
と尋ねると、瀬古さんは、なんて馬鹿な質問をするんだ、というような顔で、
当たりまえじゃないですか、そんなのしょっちゅうです、と答えたという話だ。
そっか、瀬古さんでもそうなんだね、わたしがそう思うのも当たり前だ、と思ったら、
なんだか可笑しくなって、ようやく走る気になって、なんとかカウンターが4.5kmを示すまで走って、そのあとまた5.5kmに戻して5kmまで歩いた。
家に帰って「バイブル」を開いてみたら、瀬古さんのエピソードと同じページに
こんなことが書いてあった。
特になんの脈絡もないのだけれど、ほんとにそうだなと思ったから。
「学校で僕らが学ぶもっとも重要なことは、「もっとも重要なことは学校では学べない」という真理である」 村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

100kmまで、あと14km。

2015/11/29

ひとつしかない

きりりとした美意識を感じさせる先生(たち)が好きだ。
いつもやさしくてお美しいダンスの先生が、おっしゃった。
「いちばんきれいに見える角度は一つしかない、と思ってください。そして、いつも、そこに行ってください」
ダンスのポージングの話だ。
自分が一番細く、一番手足が長く見える角度を研究してるんだけどね、という前置きの後に先生はきりりとした瞳でそんなことを言った。
速い動きについていくのが精いっぱいなんだけど、その中で、
いつも「そこ」に行く、と思っているかどうか。
その意識の問題、その積み重ねなんだなと思う。
そして、その「そこ」は、回を重ねるごとに進化または深化を遂げるべきものであって。
たぶん、ほかのトレーニングでも同じことだ。
今日はほかにも、自分のウィークポイントはやっぱり呼吸なのかもしれないなとか、
いろいろ気づきがあって面白かった。
たまたま番組表で見つけたので、珍しくボクシングの録画をみている。
プロの試合は怖くてみていられないけど、アマチュアだとまだ見られる。
んだけど、そろそろ、おねむの時間ですから。
おやすみなさい。





2015/11/28

あとひと月

12時半に絶対帰る、と決めないと、まず起きられない。
人もまばらなホームでパンをかじりペットボトルのカフェラテを飲む。
始発ではないけど、座れるのがありがたい。
駅に着いて歩きながら、そういえばここは箱根駅伝のルートだなとおもいながら見上げた先に、街灯と同じ大きさの月がある。
自販機でもう一杯コーヒーを買って貨物用のエレベータに乗る。
コーヒーを飲み終わって立ちあがると、窓際がオレンジ色に染まっている。
窓、正面から朝陽が昇る。
どこで見たって、美しいものは美しい。
今年も、あとひと月。
本当に大事なことは、何かの犠牲になんかしない。
やると決めたことはやる。
100kmまで、残りあと30km。

2015/11/23

テーマソング

最近テニスを見るのが好きになっちゃって、ATPワールドはいくつか録画して見た。
単なる好みの問題で、ジョコビッチが強いのは分かるけど、
見てて面白いのはやっぱりフェデラーだったりする。
今チャンネルをFOXに変えたらアリーmy Love(Ally Mcbeal)をやってて、
びっくりしたんだけど、アリーとレネとジョージアがボクササイズしてる。
あれってUSでは1997年から始まったシリーズだけど、
18年前から向こうじゃ普通にボクササイズしてたわけだよね。
どうでもいいけど、いつも昼間に強度高いレッスン出ると途中でバテてたんだけど、
前に5キロぐらい走っとくとバテないことが判明した。
そういえば、昔10kmコース走ってた頃も、走りはじめて20分ぐらい経過した頃に、
いったん地獄のようにきつくなって、そのあとしばらくすると浮上するんだった。
ふつうみんなそういうもんなのかな。
さて、ちなみに今回は、アリーとジョージアがkick boxの試合して、
ついでにアリーが自分の「テーマソング」考える回でした。
昔これみて、いいじゃん、自分も落ち込んだときに頭の中で流すテーマソング考えよかな、
って思った記憶があるけど、
今となっては、何にしたかさっぱり思いだせない。
(もしかしたら、昔のブログを探せば、書いてあるかもしれない。)

2015/11/22

ねむれない夜は

やっぱり腹筋だよね、眠れない夜は。
導入剤飲んで、20回X5セット。まだ眠くならないからツイスト、ダブルクランチ20回X5セット。
そろそろ来てくれるかなあ、睡魔くん。

trial & error

もう寝ようと思ってたんだけど、ふと今日まで保管期限だった郵便があったのを思い出す。
寒いな。もう受け取らなくてもいいか、とかベッドの中で10分ぐらいもぞもぞ考えていたら、
今日があと30分になってしまった。
ついでに今夜受け取るはずだったもう一つの宅急便が来なかったのを思い出す。
おかしいな。
家に帰るのが10分ぐらい遅れたから、その間に来ちゃったのかしら。
意を決して外に出る。
思ったより寒くない。自転車で行く。
なにごとも、決める前のぐずぐずが長いのだ。
決めてしまえば、あとは早いのだけど。
先週できなかったダンスの振り付けを思い出して自転車置き場の前でちょっと練習。
最初はうまくいかないことでも、頭の中で何度かシミュレーションして、
しばらく放っておくと、意外とすんなりできたりするから、人間の頭と身体は面白い。
今週は日曜と水曜の2回しか走れなかった。あと41km。
最近、都合で全然エアロに出られなくなってしまった。かなし。
来年の春ごろまでおあずけかもしれない。

2015/11/15

特技

思いつきで始めたごく個人的「年末までに100km走ろう」プロジェクトだけど、
ブランク有&思いつきで週3日走ることにしちゃったちゃっかりランナー
(というにはお粗末だから、ジョガーぐらいにしておこうか)にしては
想定外に早くも、トータル54kmに達したところです。
時速もwarm upとcool downを除けば1km 7:03分/時速8.5kmペースまで上がってきて、心拍数も少しは落ちてきた。
そのわりに体重が落ちないのは、
西友で見つけちゃった六花亭のマルセイバタ―サンド(大好物)とか
霜だたみ(これも美味しい)なんかをごはんがわりにパクパク食べてるせいに違いない。
100kmだと甘かったかなあ。
とりあえず100km走ってから考えることにしよう。
特にお酒なんぞを飲まなくとも、
「とりあえず」なにかを考えないことにする(&そのうち考えてたことさえすっかり忘れる)のは、なにをかくそうわたしの特技である。
うん、たぶん特技だった、と思う。

2015/11/12

おいも

夜も10時を過ぎるとスーパーのパック総菜が何割引きかになっていて、
夏は枝豆なんかを買っていたのだけれど、今年はじめて焼きいもがお目見えとなっている。
そうか、もう冬がくるんだね。
そして春がきて、夏がくる。
そのときそこに自分がいるかどうかは別として、それでも地球は回り、四季は巡るんだ。
おいもの話だった。
父はさつまいもが好きで、特に干し芋を好んだ。
戦時中はこれだけが楽しみだったからと言って、
入れ歯になったあとも、ていねいに細く割いては美味しそうに食べた。
焼きいももスイートポテトも好きだったと思うけど、やっぱり干し芋だったね。
などと思いながらパック入りの焼きいもをそっとカゴに入れる。
豆乳のラックの前に来てみて、キウイ味の隣に焼きいも味を見つける。
昔からあるんだろうか。
へえ、紀文さんもやるねえ。
なんだか、今日は焼きいもの日みたいだ。



2015/11/02

いつもより少し長く

あたりまえの話だけれど、人間というのは多面性の生き物である。
ここに表わされたことに関することどもが、万一なんらかの事実や実物のわたしと異なるように思えたとしても、それは、人間というのは、概して、そういうもんですよね、ということであって。
あらためておことわりしておく。


弱っているときほど、いろんなことがいつも以上に身に沁みるのである。
それは、ひとの笑顔であったり、言葉であったりする。
そんなわけで今日は弱っていたので、本もぼちぼちだったが、
内田樹『私の身体は頭がいい』を取り出して読んでいた。
内田先生は思想家であるとともに武道家でもある。
師弟関係についてのエッセイに、これだけ尽くしたからこれだけのリターンがあってしかるべきものである、というような功利的な考え方は、真に重要なすべての人間関係にはそぐわない、というようなことが書いてあって、ほんとだ、なるほどと思う。
たとえば、育児とか。これだけ時間を割いたのだから、その分の見返りをよこせ、というのは間違っている。師弟関係もそのようなものであって、その場で、その瞬間ごとに完結していくものだ、と。
えっと、脈絡がないのは弱っているせいだ。
いや、いつものことか。
このところ村上春樹の話ばかりだが、この1週間で、もう3回は読んでいる。
今まで文庫本以外に英語本の朗読を聞いたりしたのを通算するともう20回ぐらいになる。
こんなに読んでいたら丸暗記していてもおかしくないんだけど、ああ、あそこにと思ったところを探すのにずいぶん時間がかかる。
村上さんは、まだ走っているんだろうか。
まだこんなふうに、いつもよりちょっと長く走ることもあるんだろうか。
「誰かに故のない(と少なくとも僕には思える)非難を受けたとき、…(中略)僕はいつもより少しだけ長い距離を走ることにしている。いつもより長い距離を走ることによって、その分自分を肉体的に消耗させる。そして自分が能力に限りのある、弱い人間だということをあらためて認識する。いちばん底の部分でフィジカルに認識する。そしていつもより長い距離を走ったぶん、結果的には自分の肉体を、ほんのわずかではあるけれど強化したことになる。腹が立ったらそのぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を磨けばいい。そう考えて生きてきた。黙って呑み込めるものは、そっくりそのまま自分の中に呑み込み、それを(できるだけ姿かたちを大きく変えて)小説という容物(いれもの)の中に、物語の一部として放出するようにつとめてきた」
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

2015/10/31

ある日突然

たまった録画を見る。
悩める岡村さんがいろんな人にインタビューするプロフェッショナルの特番。
巨人の代走、鈴木選手のドキュメンタリー。どちらも良かった。
ジムで走る。
本日の心拍数、しばらく4km/h で歩いて、103。
30分後走り始めて、 6km/h  130、8km/h  150、 9km/h  160。
ただ、9km/hでも、やっぱりそんなに苦しくない。
本当に苦しい時は、色で言えば、白は白でも、食器を漂白剤に漬けたみたいな白。
心拍数160は、まだオフホワイトである。
(9km/hで走ったのは最後の1kmだけだから、続けるとまた違うのかもしれないけど)
自分で自分を追い込むのには限界がある。
だから先生がいてくれるのはありがたい。
村上さんは普段の脈拍50で(たぶん10年ぐらいは前の話)、
長距離ランナーになると35の人もいるそうだ。
走るとどれぐらいって書いてあったっけ。
ちょうど文庫本を持っていたから、走りながらパラパラめくってみる。
あった。
しばらく走ると70で、全力で走ると100だそうな。
なんだろう、この差は。
とりあえず年末まで走って、どうなるか様子を見てみよう。
人の心は不思議だ。
川の底に重石をつけて沈んでいたものが、
ある日突然水面に浮かんでくるみたいに、
(と打ったところで、死体を思い浮かべてしまうのはミステリドラマの見過ぎかしら…)
ともあれ、ある日突然、何かのきっかけで気持ちが動きだすことがある。
走ることがわりと好きだったことを、ずいぶん久しぶりに思いだした。

仕事が終わらない。
ふと気がつくと夜も更けている。
駅までの道を半分過ぎたところで、携帯をデスクに忘れたことに気づいて、取りに戻る。
あれがないと、明日4時半に起きられない。
百歩譲って起きられなかったとして、そういうわけで行けませんとメールも打てない。
ずいぶん、ぼんやりしている。
電車で目の前の席が空いて、やれやれと座ったときに、
何の脈絡もなく、やっぱり、アッパーって腹筋がないと上がらないよな、と思った。
腹筋で支えられないから、反動で微妙に上半身が回転する。
ボクシングって腕の筋肉なのかと思ってたけど、
腹筋なのかもしれない、いやそりゃ両方あったほうがいいに違いない、
とか考えていたら乗換駅になった。
たまにタイミングよくて鏡の前に行けたりすると、柄にもなくナルシスト的に
自分のフォームを見るともなく見ながら、そんなことを考えるともなく考えている。
いや、ほんとのところは、何も考えてはいないのだ。
村上春樹の言葉を借りれば、それは雲なのだ。
「川のことを考えようと思う。雲のことを考えようと思う。しかし本質のところでは、何も考えていない。僕はホームメードのこぢんまりした空白の中を、懐かしい沈黙の中をただ走り続けている。それはなかなか素敵なことなのだ。誰がなんといおうと。」
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
今日も5キロ走ったから、あと90キロ。
ふくらはぎ筋肉痛。

2015/10/28

あまちゃん

村上春樹は『走ることについて語るときに僕の語ること』の中で、
彼にとって「まじめに走る」とは週6日1日10km走ることだと書いていて、
それには到底及ばないんだけれども、今日は久しぶりに走った。
計5km。うち3kmは時速9kmまで上げてみた。
もっといけるかと思ったんだけど、
2回測っても心拍数が160台後半。上がり過ぎ。
最初から無理するとすぐ挫折するから、さっさとやめる。
走ることのいいところは、頭が真っ白になるところ。
これはクセになる。
気がつくと、通販で、リストバンドだけでいい心拍計を探している。
とりあえず、ふまじめに年末までに計100km走ることに決める。
週3回、1日5km走れば120kmはいけるんだから、ずいぶん自分に甘い。
ま、いっか。
昔の著作は全然趣味じゃなかったんだけど、
『走ること…』を読んで、村上春樹が好きになった。

チーズ玉

べつにとくだん人恋しいってわけじゃないけど、
夜道に屋台の明かりがともっていると
ついついそっちに引き寄せられてしまうことってある。
夕飯は味噌ラーメンにしようと決めてたんだけど、
お好み焼き屋さんの引力に負けて、チーズ玉になった。
空きっ腹に炭水化物が沁みるねえ。


よく目標は数値化しなさいというけど、
ジムで何か目標立てようとおもったら、筋肉増やすとか
何キロ走るとか、それぐらいしか思いつかない。
入ったばかりの頃はマシンで走っていたんだけど、
ベルトが上下に振動するのが気持ち悪くて、やめてしまった。
ほかにもいろいろ、景色が変わらなくて飽きるとか、
風を感じないとか、理由はあるけど、
やっぱり走るなら大地を踏みしめて走りたい。
もう数年前になるんだろうか、10kmぐらい走れるようになった頃、
ためしにハーフマラソンに出てみたら、
関門で時間制限に間に合わなくて、バスに乗せられてしまった。
そういえば小学校の頃から走る系はいつも後ろから数えたほうが早い順位だった。
つまらないなあ。
ってことで、次は気を取り直して、時間制限がゆるいサイパンに行ってみたんだけど、
低血圧極まりない人間がいきなり4時半起きで走らなきゃいけなかったのが計算外で、
後半は沿道にえらく気前よく取り揃えてあったフルーツ食べながら歩いたんだっけ。
そのあとは、あまり走った記憶がない。
さて。
思考停止してきた。
もうねよっと。

2015/10/26

バディ

初の?父子お揃いはならなかった。
父ちゃんはわたしより幅広さんで、残念ながら横幅が入らなかったのである。
たまたまサイズが合ったセンセイが履いてくれることになった。
いまさらだけど、センセイはいいやつである。
ついでに言うまでもなく、センセイは、ほぼ博愛主義のひとである(特に女子またはもと女子には)。
本人は否定すると思うので、ほぼとしておくが、客観的に見て、そんなとこである。


今回のネコ歩きは録画を忘れなかった。えらいぞわたし。
らっきょうと、サンクスで売ってる冷凍の角切りマンゴーをつまみながら見る。
1回録画すると5,6回は見ていて、登場するネコの名前なんか覚えてちゃっている。
ヒトの名前とか、薬の名前とかは全然記憶に残らないんだけどね。
あ、バディだ、とか、この子はブーツ、とか。
岩合さん、いつも楽しみにしております。
ありがとございます。
個人的には至高のリラクゼーションであります。
家ネコもテレビの前で画面を凝視するという奇跡の番組、ネコ歩き。
ワラビーもよかった。

2015/10/22

おそろい

父の見舞いに行って、母かららっきょをもらう。
らっきょ大好き。
この歳になっても、まだいただくもののほうが多い。
ありがたいね。
父がわたしのschechersを見て、それ、ほしい、という。
父とおそろいなんて、生まれてはじめてな気がするけど…。
ま、いっか。

2015/10/19

box!

午後、喫茶店に入ってアイスのソイラテのLサイズを頼んで、
なんとなく行きがけに本棚から掴んできた文庫本の
百田尚樹「ボックス!」を開いたら止まらなくなった。
結局、最後残った氷が溶けた水をストローですすりながら
下巻読み終わるまでそこにいて、気がついた頃には辺りは夕暮れ。
2年ほど前にも一度読んで、その時はストーリーに感涙したぐらいの記憶しかない。
今回は、どちらかというと、ボクシングを始めたばかりの主人公が
コーチから教わるジャブやストレートの打ちかたとか、
はじめてスパーリングしたときのグローブの重さとかパンチの届かなさとか、
試合の時の動きの詳細みたいなところばかり残った。
文字情報だとよく分かる。
この物語は、器用で才能ある子と努力型の子が
同じボクシング部で育っていく過程の対比で書かれている話なんだけれども、
その子たちを見ている顧問の先生の言葉が今日の収穫だったのかもしれない。
「才能のある子は努力の喜びを知らない子が多いのよ。出来ないことが出来るようになる喜びを知らないーある意味でそれは不幸なことやと思う」
才能がないからこそ、出来ないことが出来るようになる喜び
―それはもう純粋な自己満足の世界で、他人に蹂躙される余地のないものだけど―
を、すこしずつ、貯金箱に貯金していくみたいに蓄えていける。
それは、とっても幸せなことなのかもしれない。
自分の限界を少しずつでも、今より遠くにもって行けたら。
ただ、それだけ。

晴天なり

いい天気。
こんな日にじっとしているのはもったいない。


連ドラを見ていて、旦那さんが若奥さんのことを
「サンマやカツオといっしょ、泳ぎ続けてないと死んでしまう」
と言っていた。
そうそう。
こんな日に部屋でドラマなんか見てたら、死んでしまうもん。

2015/10/18

チャールストン

先週あたりから兆候があった膝痛の原因はたぶん、
その頃から振り付けが入ったチャールストンじゃないかと思っている。
動画を検索してみたら、「初心者におすすめ」って書いてあるから
全然難しくないはずなんだけど。。。
一応、「超」初心者なので。。。
思い起こせば内股になってるときに軸足の左膝にいまいち不快感があったんだけど、
あれぐらいのことで痛めるとは、繊細な膝だよねえ、ほんとに。
とりあえず、ステップはできるようにはなったんだけど、
もっと痛くなると困るので、恰好悪いけど、しばらく軽減動作でごまかすことにした。
動画見ていると、どっちが軸足か分からないぐらい自然に動いてて、自分のと全然違う。。
痛くなるときって、やっぱり何か動きが間違ってるんだよね。
間違ってるって分かった、ってことは、ひとつ賢くなったってことで。
よろこぶべきことなんでしょう。
ま、そういうわけで、センセイきっと読んでないと思うけど、
ご指南にしたがいまして、今日はキツイこと全然しなかったし、
お風呂つかってストレッチして、バンテリンべたべた塗ったから、もう治ったよー(たぶん)。
今のシューズ、ソール低すぎるんだよね。
ダンスシューズ買おうかな。

2015/10/13

頭ぼんやりだけど、まだ眠ってないぞ。
このまえ、朝起きてカーテン開けたら雪が降ってて、目の前の幹線道路が雪で車が全然動いてないのね。
ときどき人がえっさほいさと雪かきわけて歩いてて。
やったー、これで会社行かなくて済む、と思ってさっそくカーテン締めて寝た。


これってほんとは起きて窓あけたんだけど、見えたものが現実と違った(もちろんその日はまだ初秋でさすがに雪は降らない)
のか、
起きて窓開けたところからねるところまで一連夢のなかだったのか、というあたりが
ちょっと気になっている。
どっちが重症かって話だよね。

おやすみ

導入剤のんだらじっとしてないとだめだね。
おかたづけはじめて、しばらくしてたら頭がくらくらして身体じゅうへろへろしてきた。
アリナミン夜に飲んだら朝すっきり起きられるかしら。
やっぱりしじみじゃないとだめかな。
養命酒ものんどこ。
アミノ酸ものんだ。
ともあれ。
抱き枕のでかい灰色うさぎといっしょに、おやすみです。

2015/10/12

最近のこと。
横浜2回目。先生の周りだけ重力がないかのように、軽い。
生徒の方は、最初の10分ぐらいですでにへろへろしてる。
続けたらかなり変わりそうだと思うんだけど。
職場から家と反対方向に30分。まあ行きはよいけど帰りが遠すぎる。
都内でやってもらえないのかなあ。


昔から左側だけ小鳩のポーズができない。
やっぱりあれは、手足が長い人がぜったい有利だと思う。
それ以外の要因ももちろんある。
肩腰背中ぜんぶかたくて左側は特になので、そのせいもある。
センセイのところで、できないよー、と言ったら、
人間はそういうポーズはできなくても困りません。
ぼくもできませんけど困りません、だいじょぶです、とおっしゃる。
まあそうなんだけどさ。
釈然としない顔してたら、股関節ひっこぬいてまたはめますか、
でもたぶん戻っちゃうと思うけど、などと怖いことをいう。
左の股関節のつけねのあたりがだいぶ中にひっこんでるらしい。
まあ地道に柔軟してみよかな。

2015/10/09

紙ひこうき

タマゴが先か、ニワトリが先か、みたいな話だけど、
気持ちから入るか、カタチから入るか、って話がある。
ある程度気持ちがないとカタチから入れない。
カタチばかり先行すると気持ちがついていかなくて苦しい。
現時点のごく個人的な結論は、
双方のバランスを取るのが身体を動かすことだ、
と思っている。
だから、他人がなんといおうと、優先順位が高い。


全然関係ないけど、朝の連ドラを2年前ぐらいから録画したままにしていて
自動的にたまっていってはたまに見て消化するんだけど、
今回のは楽しいね。
AKB48って全然興味ないけど、主題歌はいいね。
人生は紙ひこうき 願いのせて飛んで行くよ。
風の中を力の限り 心のままに。

2015/10/01

おはよう

朝食中。
ダノンのヨーグルトを食べ終わって、はがした蓋を片付けようと思ってふと見たら、
「今日もハッピー!」
って書いてある。
こんなのいつも書いてあったっけ。
当たり、かしら。
ま、いいや。
今週も、早くもあと残り2日。がんばれわたし。
そして。
今日も(明日も明後日も、、、とりあえずしばらくの間)、
みなさんがハッピーでありますように。

2015/09/30

ゴジラ

代休。
久しぶりに西武新宿に出る。
ゴジラの頭が意外と低いところにある。
なんとなく、怪獣って、ビルより大きいイメージがあるんだけど、
高層ビルと比べてしまうと、ずいぶんちびっこに見える。
タワレコでCD。
クラシック買いにいったはずだったのに、
アルヴォ・ペルト以外は、初めて聞いた
「バイヤーイチ押し必聴」CDばかり買ってしまった。
オッシュマンズでウエア。
いつも同じ服きてるから、たまには会社用の服も買わないと、
と思ったところで、2時間ぐらい突っ立ったままCD試聴してたせいか、
既にお疲れで帰宅。
でも、音源たくさん仕入れてご満悦。
久しぶりに、休日らしい休日でした。
やっぱり、人間たまにはきっちりお休みしないと。

2015/09/28

おさんぽ

今日ははじめて太極拳やってみました。
その気になれば、いろいろできるのがクラブのいいところ。
意外と楽しかったので、帰ってからまた動画探して見てました。
やっぱり動きが美しいよね。
武術系って流派みたいなのがいろいろありすぎて、なんだかよくわからない。
いまさら思い出したけど、
30代始めごろに会社の近くにあった空手道場に体験で入ったことがあった。
けど、3回ぐらいでやめちゃったんだよね。
ああいう気合い系の空気、他人との距離の近さとか、
団体行動がだめなんだ、たぶん。
人がこう動いたらこう攻める、とか考えて動くのは面白いけど、
戦って勝ちたいとか、そういう闘争心が、まるでないし。
人が戦ってるの生で見たら、何か変わるかな。うーん。


スーパームーンだそうな。
ふらふら散歩しながら、お月見。
月に向かって歩くと、夜道がいつもより明るい。
照らされて、見守られているみたいで心強い。
街の明かりなんか、全部消えてしまえばいいのに。
帰り道、月を背にして歩くと、道に落ちる自分の影が濃い。
ときどき心細くなって、上を振り返りながら歩く。
マンションの入口のところで最後に見上げると、
なぜかわからないけど泣きそうになって、あわてて家に入る。

2015/09/26

終わった

ここしばらく準備してきた仕事が3時過ぎにほぼ終わったところで、
会社携帯がないのに気づいた。
電話かけてもらっても気配がないから、とりあえず止めてもらって。
あ、GPSで探せるよ、ってmapで見てもらったら、
携帯の位置を示す赤い丸がビルの周りをぐるぐる動いていて。
これはオフィスビルのお掃除のおばちゃんが見つけてくれて、
移動中持って歩いてるに違いないと思いこんだ。
オフィスの管理会社に届いてないか聞いてみても、
ない、という話なんだけど、あきらめきれず、
いまお掃除中のおばちゃんと警備のおじちゃんたちに
全員電話して聞いてもらってもやっぱりなくて、
じゃあ警察に遺失物届出さないと、とか、いろいろ大騒ぎした挙句、
2時間後ぐらいに引き出しの中の歯ブラシとか入ってる袋から出てきた日には
もう、合わせる顔がなくて、笑うしかない。
「高いよ!」と言いつつ笑って許してくれた同僚さんが天使のようなり。
おさわがせしました。。。
3時の時点で燃え尽きてたんだけど、
携帯のバタバタが終わったら再度燃え尽きちゃってたのを思い出して
さっさと帰ることにする。
ジムに着いて、ストレッチポールでごろごろしていると
ふと意識がなくなる。
あのまま寝ちゃうひととかいないのかな。
あぶないあぶない。
マーシャルで覚醒。
終わって、呼吸が普通に戻った頃には(ってなかなか戻らないけども)
睡魔に襲われる。
はい、そういうわけで、しばらく燃え尽きてるので、仕事はできませーん。





2015/09/23

チーズあんこ

全身筋肉痛のため、今日はおとなしくしてました。
仕事が休みの時にだけたまに出ている平日朝クラスの先生が
護身術の模範演技をします、と言ってたのを思い出して、
興味深々見に行ってくる。
やっぱり、自分がああいうことできるようになるなんて、
ありえそうにないなあ、と思いながら帰ってきて、
近所のシフォンケーキがおいしいカフェでランチ。
家でブルース・リーの動画なんかを見ている間に
気づいたらおひるねしてしまっていて、あわてて美容室へ。
今年も早いものですね、次は年末ですよ、
と、いつもの美容師さんに見送られて帰る。
帰り道、「新味チーズあんこ」にそそられて大判焼きを購入。
サンプラの前でほおばる。
おいしかったから、整体の先生におみやげ1個買って帰る。
センセイ、いつもおなか空かせているせいか、
食べもの持参すると目がキラキラしちゃって、
その顔見るのがけっこうおもしろい。

2015/09/22

もう一歩先の

夜、会社帰りに大崎駅で立ちのみする豆乳飲料「キウイ」の酸味が
身に沁みわたる件。
もうおねむの時間なので(早っ)、ちょっとだけ。


昼間、会社をいったん抜け出して横浜に行く。
あの、昨日も言ってた気がしますけど、、、
堪能いたしました。
一言一言、納得でした。
やっぱり、わたしマーシャル大好きなんだよなあ。
もっと動けるようになりたいな。
もう一歩先の世界に行きたくなりました。
今の自分にとって、何がbest choiceなのか、ちょっと考えてみる。
(きっとその前に落ちちゃうと思うけど…)

2015/09/21

3連続

夕飯がモダン焼きプラスα、という夜が3日続いた。
いいんでしょうか、女子の食生活、これで。
焼きそばって、作るのが簡単だから好きなんだ、と思ってたけど、
そうじゃなかった。
わたしって、焼きそばが好きなんだ。
単純に。
遅かりし目覚め。


会社の同僚さんが、いつもはほかのお店に行っていて、
かつ10年選手の先輩であることを最近知った。
今日はそのセンパイがいらして、楽しかったー、とニコニコしていらした。
よかった、よかった。
不覚にも後半へばっちゃったけど、自分も堪能いたしました。
やっぱり、ちょっと難しくてきついのが、いちばん好きだなー。
さて、マーシャルが終わって、
おしりの筋肉痛がmaxに達し、背中の筋肉痛が加わったところで
hiphopでプチランナーズハイ状態みたいな感覚に入り
ピラティスとヨガでストレッチ&癒し効果をいただいて
もろもろ満喫したところで本日終了。
できることなら、もう一回、朝から巻き戻して、やり直してもいいな。


なつかしのAlly Mcbealを見ている。
あの朝イチのカフェラテを飲む名場面、何度見ても、いいね。


きのうの続き。
オレの「栄光の時代」は、今なんだよ、なんて言えたら、
それは、すごく、かっこいいけど。
たとえ、そうじゃなかったとしても。
今よりも先の未来に、その時が、もしくはその瞬間が、
きっと訪れる、と自分だけは信じていたい。

目玉

LIONコーヒーのバニラマカダミア人工香料の残り香が
ふんわり漂う朝。
土日、午前だけで数時間働こうと思うと
けっこう早起きしなければいけなくて、
朝、のんびりできるのは久しぶり。
今週はSLAMDUNKに励ましてもらって
(古本屋になかったから17、18、29巻未読だけど)
ま、そこそこ、がんばりました。
明日出たら、だいたい目途がつき、今週末でいったんケリがつく予定。
メガネだけで目玉はないのかなーと思ってたけど、
最後に安西先生の目がでてきたのが嬉しかった。
ポテンシャルを最大限引き出すのが指導者。
誰にとっても、メンターの存在がキモですね。
いつも、ありがとう。


そして。
自分の「栄光時代」(なんてものが、あるとすればだけど)
それを決めるのは、他人じゃない。
自分で決めるんだ。
そういうことだ、と思った。


会社からは割と近いので、
明日の昼間、初めて横浜まで行ってみまーす。

2015/09/14

とりあえず今週

ベッドで丸まって出社拒否に陥っていた月曜の朝ですが。
やっぱりそういうわけにもいかず。
連呼されると暗示にかかりやすい性質で。
はい、今週のテーマは、
あきらめない、でいきたいと思います。
どっちかというと仕事、ですが。
前から一度読まないとと思ってたスラムダンク
読んで、とりあえず今週がんばります。
昨夜時点で第4巻。(まだ泣けないな)
いってきまーす。

2015/09/12

そこまでいわなくてもね

会社でキャラクター分析みたいなのの
わりと高級なやつ?をやったんだけど、
完璧な個人型、独立型、他人と付き合うのが苦痛で、
自分の世界にこもりきり。
感情表現がなく、プライベートを開示するのが嫌いな
理論型で偏屈な人間と出た。
いやーそれなりに自覚はしてたけどね。
やなやつだねえ。
そこまで言われると、笑えますねえ。
少々の救いは、創造性と共感性はまあまあで、
一応それなりに幸せらしいところ。
おかげさまです。
やっぱり、もう少しなんかの才能あれば、アーティスト向きだったねえ。


えーと、なんか仕事が終わりませんが、
祝日と、今月最終週以降にいただくべき代休たちだけが楽しみでーす。
明日の早起きに備えて早く寝よっと。

2015/09/07

瞬間の切れ味

アスリートのドキュメンタリー番組の録画を見た。
柔道の野村選手、満身創痍の中での引退までの2年間の軌跡。
感動、というような安易な言葉を使うのは気がひけるけど。
後半ほとんど、びーびー泣きながら見ていた。
同世代だから余計、だろうか。


関係あるといえばほんの少しだけ関係あるし、
全然違う話といえば違う話だけど、
最近体力測定をした。
たぶん半年に1回ぐらいしかしてないけど、
このところ3回連続で体力スコアが1点ずつ落ちている。
けっこうがんばってるんだけどな。
「つまり、今やってることだと、それ以上にはならないってことじゃない?」
そうだね。
「でも、べつにそれでいいんじゃ」
そうだよね。
そのときはそう思った。


野村さんの父上の言葉に打たれていた。
すべてを賭けて何かを狙いにいって、
壊れても、壊れても、
そこへ向かって研ぎ澄ましていって、
やりきった人だけに贈られる、
そんな言葉。
勝った負けたではない、
苦しんだその分だけ喜びがある、と。


渾身の背負い投げ、
その瞬間の切れ味に勇気をいただきました。

2015/09/06

25日

3袋入ったマルちゃんの焼きそばを買うと
つい連日焼きそば三昧になったりすることってありますよね。
麺の量が多すぎるから、もったいないけど
3分の1ぐらい切って捨てようかなと毎回思うんだけど、
つい毎回全部食べちゃうこととか、ありますよね。
って別に同意を求めてるわけじゃないんですけど、
そういうわけで今夜は焼きそば。


お取り寄せしたvivo barefoot Evo Pure Running の素足感が進化してる件。
いままでの中でダントツの、その名のとおり「素足」ちっくな接地感。
個人輸入価格なので、ありえないお値段になっちゃうけど、
もう一足買おうか思案中。
昔はアマゾンで普通の値段で売ってたのになあ。


コロンボ、まだ続いてる。
何度見ても飽きないのの一因は、
英語で聞いてるために謎解きの全容を理解していないせいもある。
かもしれない。。
コロンボさんさー、発音悪いよ(いえ、わたしの耳が悪いんです。)
気長に見てれば、いつかそのうち、全貌を理解する日も来るでしょう。
さて、明日は夏休み1日目。
今月は出勤日少なくてシアワセーー。
(毎月これくらいにして)
しつこいようですが、有給あと25日残ってるから、
ぜったい半分は使わせてもらいます。

2015/09/03

夏の名残り

今年はじめてスイカを食す。
もう夏がいってしまうというのに。
遅かりしスイカ。
すごく好き、というわけではないんだけど、
もっと早く食べておけばよかった。

2015/08/30

ごちそうさま

話の最後のシメの言葉というのは
ただでさえ記憶に残るものだけど、
加えて自分に都合のいい言葉だとなおさら。
「今日は、おいしいものを食べてください」
そこまでの話は全部飛んで
(いえ、まあ少しは残ってますけど)
どうもどうも、はい、お言葉に甘えまして、とばかりに
お値下げ品のうなぎの蒲焼にアジのたたき、
いちじくとバナナ、ヨーグルトを買って、
なかなかごちそうだ、とにやにやしているぐらいだから
お買い得な人間である。
おいしゅうございました。

本日は日曜なり

濡れたネコ2匹を乾かそうと思って、
首輪を洗濯バサミに挟んで吊るして、
乾いたかと思って確かめてみたら、
死んでた。
えーっ、うそーーーっ
という夢で、びっくりして起きた。


言い訳するようだけど、うちの実家のネコたちは
老衰するまで無事に生きてました。
そういうわけで、起きられませんでした。
というか、夜中じゅうコロンボつけっぱなしで、
テレビの目覚ましもついてませんでした。
来週始業時間を3時間ぐらい繰り上げます。
(会社の人が読んでない前提で書いてます。
3日ぐらい続いたら誰か褒めてやってください)
そういうわけで、今日はお休みです。
もうちょっと違う夢みたかったなあ。
コロンボだいすき。

2015/08/29

プランB

雲散霧消していくもろもろの思いを文字化しておくことは
いわゆる自己対話みたいなものなわけだけど、
他人様に読んでいただくような形に整える
(いや全然整ってないけども、ま、気持ちね、、)ことによる
ポジティブな効果も少しは狙っていて、
今のところ、こういう形で残すことにしている。
普通こういうのは読んでも面白くないと思うんだけど、
なぜか読みに来てくれるごく少数のみなさんは、
えらく奇特な方に違いありません。


前置きが長くなりました。
さて。
ごく個人的にですが。
今日の体調はどうだろう、と考えるのと同じぐらいの頻度で、
今の人生どうですか、とか、考えた方がいい、と思う。
つまるところ、明日仕事にいくかどうか、って話。
まあ行くべきでしょうね。
起きられたら。
日曜から高尾行きに乗らないように気をつけよう。
まだ茂木さんの本を行きつ戻りつ読んでいて、確か、
うまくいかなかったらどうしよう、という不安を取り除くには、
うまくいかなかったときのプランBを準備しておくべしと書いてあったっけ。
そっか、最悪、そのまま山登りでもしてくればいいかな。

2015/08/27

また始めればいい

やっぱり茂木先生の本は宝の山で、
心のフックにひっかかる言葉が必ずどこかにある。
でも、もともと先生の「ある側面」が好きなので、
先生の言うことは全部いいよね、と思いがちなのは認めておく。
ハロー効果
電車で隣に座ったおっさんが同じことをいきなりつぶやいたって、
気持ち悪いだけかもしれない。
でもいいものはいいんだから仕方がない。


しばらく続いていた自炊モードが途切れて、外食モードに戻ってしまった。
左肩の人になっていたはずだったのに、気づいたら「右肩の人」に戻っていた。
「ああ、もう、ダメなんだから、わたし。」
確かに。
そういうこともある。
でも。
3日続いて、4日目にできなかったとしても、
5日目からまたやってみればいい。
また3日続いて、今度は2日休んでしまうかもしれないけど、
次は5日続くかもしれない。
そうしているうちに、休んだ日よりも、
休まなかった日の方が多くなる時が来る(かもしれない)。
罪悪感や、「あ、ダメだ」、というような
「心のゴミ」を素早く処理して次に進むこと、と。

2015/08/24

ダイエット

自室が狭いのは、考えようによってはいいことだ。
何か捨てないと、新しいものは入らない。
許容量オーバー手前の臨界点を早く知覚できる。
中野でお買いもの。
skechersのgo walk2が超快適で即買い。
最近気がつくと休日はこの店の服しか着てないお店で
Tシャツ2枚。
コンタクトも買って帰宅。
試し履きしたときは大丈夫だったのに、いざ歩き始めると
初日から痛くて履けなくなってしまった靴8足と
お別れすることにする。
さよなら。


帰りがけ、踏切が開くのを待っていると、
線路沿いのビル3階のボクシングジムの窓から、
練習している人達の上半身だけが見える。
格闘技系を「見る」のには全く興味がなかったんだけど、
自分がやるようになってはじめて、上手な人の動きを見るのが面白くなった。
確かにインパクトがないとサンドバックは動きそうにない。
踏切はなかなか開かなくて、これ幸いと観察する。
やっぱり自分は蹴り技が好きで、キックボクシングとかに惹かれてしまう。
今でさえ腰にたんこぶみたいなのができてるのに、
やればきっとどこか壊れる。
あと10年もできないだろうし。
なら、太極拳とか、ああいうおとなしいのをやっといたほうがいいか、
と思ったりする。
本命がだめだからアッシー君で我慢しようかみたいな、
そんなことオマエに言われる筋合いはない的な、
超先方に失礼な話。
自分は勘のいいほうではなくて、噛んでるうちに味がでるスルメ型である。
最初のうちは、いわゆる器用な人とは勝負になんかならなくて、
5回目10回目、または1万回目にはじめて
他人と同じ土俵に上がれるような人間なんだ。
今更いうようなことじゃあない。
選択と集中。
今久しぶりにkindleで読んでいる著書の中で、茂木先生も
「「何かをやらない」と決めることで脳の中に空き地ができる」
それを名付けて脳内ダイエット、とおっしゃっている。

ゴルゴ

養命酒の宣伝にゴルゴ13を使おうと考えた人は誰だろう。
電車ドア広告の目力に
思わず、飲みかけで放置していたビンを取り出してきて、
飲みきったところ。
おかげさまで食欲も若干回復。


来週の月曜に休もうと思ってたけど、
先に上司に取られちゃった。
ので、本日は代休なり。
夏休みだってまだ残ってるし、有給もある。
ぜったい捨てないぞ。

2015/08/23

おかしとのみもの

筋肉痛では死なない、と呪文のように頭の中で唱えつつ
行くべきところに行く。
先生お休み。
だいじょぶだろか。
これ幸いと一つさぼって、お風呂に入って帰る。
安売りお菓子屋さんの店頭に置いてある
ペットボトルのアイスコーヒーとお菓子をレジに持っていく。
かわいい女子に「お菓子と飲みものお分けしますか」
とかわいく尋ねられ、一瞬詰まる。
ビニール袋の話。
ドラッグストアで薬や食品と洗剤のような薬剤系を買うと「分けますか」と聞かれて
べつにそんなの分けなくていいけど、と思うわけだけど、
まあそれは、わからないでもない。
袋菓子と結露の起きようもない常温置きの飲み物を
「分けなければならないんだろうか」
と若い彼女が思うに至った経緯につと思いを馳せて
日本人って、、、と思う。
先方の大雑把さにさえ我慢できれば、
ごくフツーの日本人は、とりあえずアジア圏とかで開業したら
「気のきくヤツ」とかわいがられるに違いない。

2015/08/22

左肩の人

何曜日だったか忘れたけど、朝起きたら右腕がしびれていたので、
さすがにマズイな、と思った。
それで、「右肩掛けの人」から左肩の人になることにした。
今までも何度も試みているんだけど、
違和感で、すぐに戻ってしまう。
今回も、いつまで続くかわからない。
もろもろの事情で、なかなかリュックの人にはなれない。
Suicaはかばんから下げているわけだけど、
世の中の、いろんなものは右肩の人(というか右利きの人)
フレンドリーにできている。
バスのSuicaリーダーしかり。
改札しかり。
左利きの人は、きっと世の中の理不尽さみたいなものに
幼くして気づくに違いない。
遅かりし目覚め。


目覚めといえば、今朝は肩甲骨周り筋肉痛にてお目覚め。
そういえば先々週もそうだったっけ。
ガードあげたら稼働域広くなったような。
片側2回のelbow効果。

2015/08/18

説教

突然自炊モードに入る。
モードといったって、大したものは作らなくて、
野菜炒めとかしゃぶしゃぶ、酢のものとか、そんなもんだけれど。
ご無沙汰していた近所のスーパーに入る。
ナスが好きで、カゴにいれたんだけど、
夏秋茄子、と書いてある。
秋ナスは嫁に食わすなとかいう。
夏ナスもあったのか。
夏秋ナスって、いったい夏ナスと秋ナスとどっちなのよ。
はっきりしてよ。
とか、へんなところにあたる。
(ちなみにさっき調べたら、
出荷時期で夏秋ナスと冬春ナスとに区別するそうで、
夏ナスと秋ナスの区別はないそうな)


内田先生の新刊本が出るらしい。
「説教本」だそうで。
第一問の問い「責任を取るということは可能でしょうか。」
と答えがブログに公開されている。
こういうのが大好きなのである。
今更だけど、じぶん説教聞くの好きだったんだ。
いや、説教するひとにもよるかな。
即買い。

2015/08/17

カエル

帰り道、川沿いの道の真ん中に、枯れ葉かと思ったら、カエル。
動かない。
いつもは折りたたみだけど、
豪雨だというから、めずらしく持っていったコンビニ傘の先っぽで、
つん。
ぴょん。
つん。
ぴょんぴょん。
リアクションに、衒いとか、はにかみがなくて、うらやましい。


浴衣。
女子は、奥ゆかしい。
男子は、なまめかしい。
(モデルにもよる。)


駅前に阿波踊りの看板が立っている。
どうせなら、あいつ阿呆だねといわれたって、踊る側でいたい。
(でもきっとまだ阿波踊りはしないと思う。だいいち人口密度が高すぎる。)

2015/08/15

高校野球

いくら考えても変わらないこと。
過去と他人の気持ち。
だから、考えないのが賢い。
でも、スナップショット的なワンシーンを
牛が草を食むように反芻していたい朝もある。
ベッドでごろごろ。
テレビで高校野球が流れている。
1試合目、選手たちはよく打って、快音が響いていた。
次は双方投手も良く点の取れない試合で、1点が勝敗を左右した。
試合後の監督の談話がよかった。
いつも選手たちに1-0で勝つ試合が一番いい試合だと言っている。
そこで粘って、自分の野球をすること、と。
そうか、そうなんだ。
膠着状態の中で、自分を見失わないこと。
それ以前に、いざというときに見失わないような
自分のコアとなる部分を鍛えておくこと。
最後まで勝つことをあきらめないこと。
3試合目。
アナウンサーの言葉選びと語り口が絶妙。
ラジオ出身の人だろうか。
途中からしっかりコンタクトをして、久しぶりにじっくり高校野球を堪能した。
カーテン越しの日差しが強くなっている。
時折画面上方に流れる各地の最高気温の温度も上がってきた。
そろそろ出かけようか。

2015/08/14

高尾行き

朝。全身全霊で出社拒否。
わざとバスを一本やり過ごす。
駅近のプロントでいつもよりゆっくりテレビを見ながらアメリカンを飲む。
ホームで会社と逆方向の高尾行きに乗る衝動に3秒耐える。
耐えているうちにドアが閉まる。
駅からの通勤路にカラスが3羽止まっている。
小学校からの帰り道、クリームパンを食べながら歩いていて頭を襲撃されて以来、
おともだちにはなれないと思っている。
隣の会社はお盆休み。
玄関の明かりが消えている。
夕方、コンビニで売ってるユンケルの錠剤を飲んでみる。
2粒96円。
ビン入り液体よりお得な気がする。
飲んだあと、含有成分に「タルク」と書いてあるのを発見。
うーん。次回はアリナミンにしよう。
でも、ちょっと元気になる。
地がネガなので、身体でも動かしていないと精神が水面下に沈没してしまう。
エアロ。先生の振り付け、いつも美しくて楽しくて、すてき。


2015/08/12

ねこ

ネコ歩きのマドリード編が気に入ってしまって
録画見るのもう5回目ぐらい。
ネコほしい。
でも自分がネコみたいに気分屋だから、
飼うの無理だよなあ。

2015/08/10

いてくれること

会社で廊下を歩いていて、後ろからきた同僚に
「猫背だね」
と言われたのが、もう4年ほど前の話。
横からならともかく、後ろから見て言われたから、
「そんなに丸いかー」
と、それなりにショックだった。
左右とも既に五十肩も経験済みだったから、
なんとかしないとね、と思って整体に通い始めたのと
ジムに通い始めたのがだいたい同じ頃。
センセイのおかげでだいぶ良くなったが、
いまだに吊皮を持つと少し肩がつっぱるし、背中もまだ少し丸い。


代休。
鷲田清一『夢のもつれ』を持って家を出る。
その鷲田さんが阪大の卒業式で述べた祝辞はたいそう名講演で、
被災地支援について語った中に、「copresence」ということがあった。
presenceは存在、co-は共同の、というような意味の接頭語。
つまり、「いてくれること」。
被災の現場で、他人のcopresenceがいかに重要な、
ポジティブな意味を持つかということだった。
それは被災地だけの話ではなくて。
よく言われるところの「安全基地」と通じるものでもある。
子供が母親のまなざしを感じながら次第に自分の行動を成しうるように。
ただその場にいてくれること。
見守ってくれること。
それがいかに人間に一歩を踏み出す、歩み続ける勇気を与えてくれるかということ。
眼施、といって、布施行の一つに挙げられるともいう。
まなざしは、ただそれだけで、ひとつの贈りもの。
享受できるひとは、
うん、それはもう、
ラッキー、としかいいようがないね。

2015/08/09

おかず

おかず屋さんに寄る。
いつもパック詰めになっているおかずしか買わなかったんだけど、
この前、量り売りのもやしサラダ200g買ってみたら、
240gでそのままのお値段にしてくれた。
今日は春雨サラダとポテトサラダを各100g。
各40gずつぐらいおまけしてくれる。
怒ったみたいな顔してるけど、意外に気前のいいおじさんである。
いやいや、その日の残状況にもよるのかもしれない。
ラッキーに次回を期待すべからず。


筋トレでぺったんこになったお腹も
夕飯であえなくぷっくり。
はかなきは人の世の営み。

2015/08/08

捨てたもんじゃない、かもね

夜、「バケモノの子」を見に行く。
映画館にアニメを見に行くなんて、いつ以来なのか思い出せないぐらい久しぶり。
というのも、わりと最近、ふとテレビをつけたら
監督の細田守さんのドキュメンタリー(例の「仕事の流儀」ね)をやっていて、
それが割とよかった。
そういう人の作る映画ってどんなかな、と思って
帰りがけに映画館に寄ったというわけで。
絵コンテ考えてるときの細田さんは、もうはっきりいって煮詰まっていて、
タバコとのど飴しか口にせず2日貫徹、みたいな話もあって。
やっぱりクリエイターって精神肉体的に過酷な職業だよな、
(フツーの仕事でまだましだった)
と思ったわけだけど、そんな中で細田さんがつぶやいた言葉が
ずっと心に残っていた。
映画を作るというのは、作ってるその時は幸せじゃないかもしれないけど、
だからこそ、人生捨てたもんじゃないよ、ってことを伝えたくてやっている。
というような意味合いのこと。
やっぱりあれは珠玉の名言だったとみえて、
番組webサイトに行ってみたら、そこのところ、もっとちゃんと載っていた。


今週は全然身体動かしてなかったから早くも筋肉痛。
月曜もつかな。

2015/08/01

網膜

気が向いたときにオンライン英会話でお題を決めて話すんだけど、
この前は「ワークライフバランス」だった。
どうでもいいけど、来週の仕事のために
先週も今週も土曜は出勤で、バランスもないでしょ、
って感じではあったんだけど。
ふと思った。
その日のメインイベントみたいなものさえ外さなければ、
土曜に9時間ぐらい働いたって、
たいしてストレス溜まらないかもしれない。
朝と夕方働いて、昼間に身体動かしたからなのか、
移動の電車の中でうとうとしてるのが、
ちょうどいいお昼寝になってるからなのか、
平日みたいに疲れない。
山手線も座れるし、オフィスの電話は鳴らないし。


自分は割と顔に出るタイプみたいで、
すごいなあと思うと、つい、にやにやしてしまう。
あやしいおじさんみたいではずかしい。
残像が目の奥のほうに残る。
動きのベクトルだけ残して、あとはだんだんぼやけていって、
最後には大竹伸朗の「網膜」みたいになる。

2015/07/28

冷汁

会社を出る頃は、カレー、カレー、カレー、と思っていた。
電車に乗ったら、天丼、天丼、天丼、になった。
改札を出たら、やっぱり、冷汁、と思って、やよい軒に直行。


きのうだったか、ふとテレビをつけたら「サラメシ」で、
今年から就職した学生さんが
いつも番組を見ていて、「なんであんなに食べられるんだろ」って
思ってたけど、働きはじめてみたら、
たしかに社会人はおなかが空くってことが分かりました、
みたいな投稿をしていた。
いいことに気付いたね。
そう、はたらくひとは、ハラがへる。


とび蹴り。
蹴ったときに姿勢が崩れないには、やっぱり腹筋か?
とか思いながら飛んでると、すぐ時間が経ってしまう。
オトナになると、日常生活でこんなに飛ぶことってないから、
なんだか、たのしい。
ぴょん、ぴょん。


最近整体のセンセイが新技を習得してきたんだそうで、
わたしの足首で試してくれた。
(もちろん、その前に何人かで練習済みなんだけどね)
そしたら今までちょっと飛ぶとちょっとずつ痛くなってた左足が
気にならなくなりました。
センセイ、おかげさまで、気持ちよく飛べました。





2015/07/26

鈴の音

vivo barefoot evo pureがかわいい件。
甲高幅広さんなので、めったに靴が合わない。
スポーツ用のシューズもなかなか合わなくて、
かといってアシックスとかで作る気にもなれない。
んだけど、たまたま買ったvivo barefootが快適だったのが2年前ぐらいの話で、
デザインを変えてそればかり買っている。
ほしいなあ。


日曜の夕方がヨガで終わると、ずいぶんこころ安らかなことに気づく。
先生はやさしい声なんだけど、けっこう芸術的なことをおっしゃる。
「肉体はここに置いておいて、意識と感覚を外に出して」
ミニ幽体離脱。
リーンと鈴の音で我にかえる。



2015/07/22

ちょっとずつ

声を聞くだけで、顔を見るだけで元気になるひとっている。
そういうひとは、そうやって世界をちょっとずつ幸せにしている。
強くなりたいと思う。
べつに、誰かと戦って勝ちたいわけじゃない。
まだ負けたくない。自分に。
1センチでも、1ミリでも。
ちょっとずつね。
おくらの胡麻和えと、マンゴゼリーを
ねばねば、つるつると食す。
おいし。



2015/07/20

飛行船

昼間、バスに乗って窓から外を眺めたら、飛行船が空に浮いていた。
あれに乗って、そのままぐるぐる宙に浮いていたい。
(酔うかな。)
午後からの筋肉痛がついにmax。
これから整体。
今月祝日もう一日ほしい。

2015/07/19

梅雨明け

レッスンがない日曜の朝は起きられない。
いや正確にはレッスンがないんじゃなくて先生がおやすみなだけ。
人見知り、というか、やっぱり好き嫌いなのか、ともかくそれが激しい自分的には、
この先生なら行く(ちょっと難しくてもがんばる気になる)、
という貴重なレッスンのうちの一つ。
用事がないと起きないから、近所のパン屋にモーニングを食べにいく用事を作って
ようやく起きあがる。
道に面した店で外を眺めてアイスコーヒーを飲みながら、
「ロダン」という美容室の看板がどうみても「ロダソ(ろだそ)」に見えるなあと思う。
ここに越してきてもう10年は経つし、そのややアンティーク気味な風合いからも
きっともう20年ぐらいそのままなんだろう。
そういうのもいいかもしれない。
ふと先週うまくいかなかったテレカンのことを考えている自分に気がついて呆然とする。
こういうことを忘れるために休日があるんだけどな。
自分のおもな仕事のうちの一つは、
日本で発生したいわゆる「あまりよろしくないこと」を外国人に伝えることである。
いかに「よろしくないのか」を表現力豊かに、かつ先方の心証を害さずに主張する英語力に
ぜんぜん満足いかない。
ただ、英語をしゃべった後は、洋書を読むスピードが少し早くなる。
洋物のテレビドラマもいつもより少し「聞こえる」ようになる、気がする。
ごく一部の天才を除いて、読解力は、ただ読んでいれば上がるもんじゃない、
話す力と連動している、と思う。
こんな文章読んでると、相当ごきげんななめな感じがするけど、
実はそんなでもなくて、まあ、なんとなく、だいじょうぶなんだろな。


先週の月曜日、なぜ今日は祝日じゃないんだろ、と
答えのでない問いがふつふつ沸いてきたのも記憶に新しいけど、
1週間終わってみると早かった。
いつもそう。
なにもかも足早に過ぎていく。
振り返れば、よきこともよからぬことも、それなりにいとおしい。
だから、「いま」に集中しよう。
「いま」出会ってくれる人を大切にしよう、
そう思う日曜日、梅雨も明けた。
Ooga, jaka, ola, give me beat...
Getting back back back 熱い季節
Jumping girl, girl girl はじまるのさ
Ready go, go, go 君と僕の夏だ、夏だ、夏だ~♪ (Ocean, Tohoshinki)



2015/07/14

よく分からないんだけど

球技にはあまり興味なくて、最近、球技の試合を見た記憶がほとんどない。
んだけど、先日松岡さんが茂木先生との対談番組で、
テニスはメンタルが9割、選手が交互にゾーンに入ったり入られたりしている、
というようなことを語っていたのが妙に印象に残っていたせいか、
昨夜たまたま、ぽちっとつけたら映っていたウィンブルドンのfinalを
そのまましばらく見る気になった。
そういうわたしなので、テニスの見方なんてわかっちゃいないわけなのは
言うまでもない。
ぱっと見、すごい技だな、とかすごいコースだな、という派手な手で得点するのは
どちらかというとフェデラーのほう。
ジョコビッチはミスしない。とにかくよく球を取る。ラリーが続くと点を取る。
ここぞというところでなぜか点を取る、という感じがした。
そして、勝った。


これはたぶん、テニス選手だけの話ではないんだろうと思う。
身体能力とか技術の派手さとかはわかりやすい。
でも、たぶん、素人にははかり知れない
「なぜかよく分からないんだけど、勝っている」というところこそが
その人の知略なり努力なりメンタルだったり、その継続だったりするんだろうなと。
なかなか言語化できないからこそ、そこが強みであり続けるんだろうなと。

2015/07/13

はやく

祝日にならないかなーーー。
って月曜から考えてたらやっぱダメですかね。
仕事が溜まりすぎて朝からご機嫌ななめ。


先週会社の行事があって、みなさんが自己紹介で、
えー、自分の仕事上のモットーは、みたいな話をまじめにされるので
わたしも考えてみた。


えー、わたしの仕事上のモットーは、
今日のストレスは今日中に解消、でーす。


身体動かすのが、ほぼ唯一にして最強のストレス解消法。
マーシャル系がいちばん好きだけど、最近ダンスの振り付け覚えるのも楽しくなってきた。
筋トレは好きじゃないけど、地味に筋肉ついてきたりすると結構達成感ある。
時間があったら、もっとヨガとかもしたい。

2015/07/05

歌詞

歌は基本的にメロディー重視で
よほど印象に残らないと歌詞の意味を考えたりしない。
だから洋楽なんかは特に、好きだなと思ってた曲の意味を後から知って
え、そうだったの、みたいなことがたまにある。
Fall Out Boy の「Thnks fr th Mmrs」は珍しく、
ちょっと歌詞がひっかかって
和訳検索したりしながら、昨日通算20回ぐらい聞いた。
殆どの歌詞は明解なんだけど、
ストーリーを考えると部分的につじつまが合わないでしょ、的なひっかかり。
一応20回を経て自分なりに納得行くストーリーにたどり着いた。
(英語の歌詞ってほんと難しい…
てか詩的翻訳能力?この手の話の想像力?がないだけか。
ともあれ曲が短くてよかった)。
この曲に限らず、MVも奇妙に意味不明で面白い。
ほかにも数曲ipodに入れて、
Fall Out Boyが今月のテーマ曲、みたいな感じになった。

2015/06/30

よくばりません

大崎駅から住宅街へ抜ける出口に
しばらく前から笹が飾ってあって、
たくさんの短冊が風に揺れている。
一枚に目がとまる。
「週休8日」
んー、いいね。
でも、わたしはよくばりません。
7日で満足っす。

2015/06/27

やもり

土曜の朝ってなかなか起きられない。
なんだかだるいので、昨日の夜久しぶりにヨガやったんだけど、
最後に「お休み」の時間が5分ぐらいあって、
ヨガマットの上であおむけになって寝られるわけです。
強烈な眠気が襲ってきたところでレッスン終わって、
もう一度覚醒したから、夜なかなか眠れない。
で、いまやっと起きあがって窓を開けたらヤモリが入ってきた。
ティッシュで捕まえて外に投げたけど。。
びっくりしたー。。
おしりふりふり動くのであまり前進しないから、意外と捕まえやすいんだね。

2015/06/21

先週のこと

整体に行く。これは先週とはいえど昨夜のこと。
センセイは目下、3ヵ月で10kg目標に減量中で、
大好きなラーメンを我慢して約8kgまで減らしてきた。
そういえば、なんだかすっきりしている。
けっこうな金額とけっこう大事なモノをお友達と賭けているせいで、
今回はかなり真剣にがんばっていて、あと10日で2kg。
がんばれ!
センセイは基本的になんでも7‐11がお好みなんだけど、
こちらもサラダチキンをご愛用で、シトラス味をご推奨。


金曜日は久しぶりに生モギ先生のお話を聞きに行ってきた。
英語圏の人が参加しているせいか、講義の中の英語の割合が
昔より多くなっている気がする。
小津安二郎映画についている英語字幕の今ひとつどころではない違和感。
あの映画の大半のセリフってあまり意味がない(ような気が、個人的にはしている)から、
余計訳しにくいのかな。
ところで、自覚はあるけど、自分の英語はまだまだ、どころではなくて、
もともと早口のネイティブがナチュラルスピードで話している動画なんか見ると
ほとんど分からない。
半分ぐらい分かったつもりになっていても、じつはその話のキモが後の半分にあって、
全然聞き逃してたりする。
がんばらないと。


その茂木先生と松岡さんが対談している番組の録画を最初からみてみたんだけど、
これがなかなかおもしろかった。
テニスというものにあまり興味がなかったのであまりよく知らないのだけれど、
松岡さんという方は選手時代ガラスのメンタルと言われていて、
いまのような、いわゆる「熱い」感じの人ではなかったらしい。
なんでそんなふうに変わったのか、という問いに、
それは、今は自分が戦って勝つという結果を追う必要がなくなったから。
昔、自分は自分のことを信じられなかった、
だから、他人が、その人自身のことを信じられないのを見ていると、
いや、絶対できるからがんばれ、と応援したくなる、というような。
なんか、すごくいい話。


選手とコーチの関係、という話。
テニスはメンタルが8割9割といわれる中で、コートに立つ選手は、すごく孤独。
だからコーチが絶対必要で、
別にサイン出したりするわけではないんだけど、
ただ頷いたり、目で肯定してもらえたりするだけで、ものすごく安心する。
だから、変な話、親とか恋人でもコーチになれちゃうんですよ、と。
確かに、あの大観衆の中で一人戦う孤独とは比すべくもないんだけど、
苦しくなると助けてほしくなって、ついそっちを見ちゃう気持ちは分かる気がする。


スーパーゾーン、リミッターを外す、意識しているものが記憶に残らない、
欠点は最大の長所、などなど、気になるキーワード盛りだくさんの対談でした。


試合のプレッシャーに耐えうる訓練はどうしたらいいのか。
残念ながら、それは試合に出ることでしか成長できないんだ、と松岡さん。
人間て考えても何も変わらないこと一所懸命考えちゃうことがある。
だから、考えろ、でも、考えてもマイナスに動いていくようなことは考えるな、と、これも松岡さん。
考えないで行動しているときが一番成長してるよね、
変わろうなんて考えていたら変われない、と茂木先生。


とりとめなく備忘録になってきた。。。
さーて、そろそろ朝のエアロ行ってくるかなー。
茂木先生の言葉で今朝の(今朝も?)つれづれなるブログを終わりたいと思います。


「成長とは、つまりは今の自分への懐疑であり、現状の否定である」 茂木健一郎

2015/06/15

情熱のすべて

導入剤飲んだんだけど、眠くならないなー。
あした仕事だから、もうそろそろ寝ないとなんだけどね。
原田マハの『楽園のカンヴァス』読了。
フランスを舞台に、ルソーに隠れた名画があったんじゃないか、という
アートの謎解きにちょっと恋愛テイストが入った、
いわゆるおしゃれで後味の良い作品。
ところで、なんで山本周五郎賞なんだろ。

午前中いつもより1本多くレッスンに出たら夕方のお腹のすき方が尋常でない。
おまけに結果的に筋トレのクラスに計90分間出ていたことになって
(もちろん連続ではないんだけど)えらくがんばったことになった。
インストラクターさんが、たんぱく質摂取ね、とおっしゃるので、
帰りにセブンイレブンでハーブチキン買って食べてみた。
筋肉になあれ。

さっきの本だけど、読了後にじんわり残るのは、情熱のすべて、って言葉だね。
情熱のすべてねえ。
今のわたしの情熱ってなんだろ。
自分が変わることかな。
分かりやすいところだと、
きまらなかった振り付けの形がきまるようになったり、
ステップ踏んで踊れるようになったり、
筋肉ついたり、体力ついたり。
へろへろになって崩れそうなところで、もう1つ踏んばれるようになったり。

そう、昨夜テレビつけたら松岡修三さんと茂木先生の対談番組で、
最後の10分ぐらい見たんだけど、お互いの名言対決してて面白かった。
自分が変わることが最大の創造性、といったのは茂木先生だった。
「考えろ、考えるな!」といったのは松岡さんだ。
尾崎豊の十五の夜を熱唱するのは茂木さんだ。
世の中にはへんなひとたちがいる。
へんなひとだいすき。無難なのはきらい。
今週、金曜の夜があいたので、久しぶりに茂木先生の朝カルに行くことにした。
あれだけ知名度あるのに、この時期に飛び入り受講できるってのはラッキー。

どうでもいいけど、最近お気に入りののみもの。
玄米で作ったライスミルク。
へるしーおいしー。
ひとくちトマトゼリーを凍らせて食べるのもいい。




あ、ねむくなってきた。
おやすみ^^^^^--oyasumi--------zzzz
ね、思うんだけどさ、この土日、けっこうシアワセだったから、
明日と明後日もう一回この土日やってみてもいいかなって思う。
土曜の朝からリプレイしてもいいかもって。
ずっとだと飽きるけど、1回ぐらいならね。ま、でも左の足首が心配ではあるなあ。









2015/06/12

だいじょうぶ

職場は品川駅に近いんだけど、大崎から通っている。
15分弱かかるけど、駅から職場へ公園を抜ける道が気持ちいい。
ゲートシティにアトリウムがあって、たまにイベントなんかもやっている。
帰り道、ジムに行く前に少し時間があったから、
マックでポテトでも食べて時間を潰そうかと思っていたら、
椅子が並んで、人だかりの前にお立ち台ができている。
ちょうどライブが始まるらしかった。
マックの前にはまだ空席があったから、
フィレオフィッシュとヨーグルトシェイクも足して、しばらく聞いてみることにした。
アトリウムは5階ぐらいまで吹き抜けで声が響く。
歌いにくいだろうな。
と思ったのだが、その見たことも聞いたこともない歌い手さんは
さして気にするふうもなく、すごい声量で歌い始めた。
正直いって、しゃべってることとか歌詞は響いてよく聞き取れなかったんだけど、
人の声って不思議だ。
その人の持っている温かさとか、パワーみたいなものが、
じかに伝わってくる。
仕事帰りで精神的に無防備だったから、余計ストレートにきたのかもしれない。
数曲歌った最後の曲が、
「大丈夫、大丈夫、大丈夫だよ」とサビで連呼するんだよね。
もし、会話で同じ台詞を繰り返し言われても、かわいくない私みたいな人間は
「え、なんで、なんで、なんでそんな無責任なこと言えるわけ?」
とか聞き返しちゃうと思うんだけど、
歌って不思議で、いいメロディーに乗せて、
いい声で大丈夫大丈夫大丈夫ーとか言われると
そうかもしれないなー
とか思って涙腺うるうるしちゃったりするんだよね。
いや、ホルモンバランスのせいだったかもしれないけど。
家に帰ってから調べたら「無責任」という曲名だったのがちょっと可笑しかった。
1stアルバムだそうだけど、なんだか、がんばってほしいなー。
さて、そのあと、初級のhiphopと、振り付けがすごく楽しいエアロのクラスと
いつものマーシャルに出て、充実の木曜の夜でした。
うん、なんかよくわかんないけど、だいじょうぶかも。







2015/05/30

心拍数

元気が出ないときは、上島珈琲店のフレンチトーストに限るよね。
とかいって、今週3回ぐらいふわふわ生クリームとメープルシロップたっぷりかけた
フレンチトーストを朝食にして、元気出して会社に行ったのはよかったんだけど、
気がつくと2キロ体重増えてる。
昼は昼で、お散歩に出た帰りにミニストップの黒蜜きなこハロハロ食べるわ、
夜は夜で、ジムから帰った後にごはんたべて、即就寝したりしてたからねー。
というわけで、この土日で、シボルぞ。
と固く決意したわけです。
とはいえ、土曜の朝は眠いんです。
ねぼけマナコで、為末さんが競歩のコーチの方をインタビューした番組の録画を見ていて、
ほー、心拍強度を気にしながら運動するのって結構大切なのねー、と思ったわけ。
で、まだジョギングをしていた頃(少なくとも3年以上前)にフンパツして買った
Germinを掘り出してきた。
確か心拍計測機能がついていたはず…。
このGerminちゃんで、自分的には至上最高心拍に達してるに違いないレッスンで心拍測定してみよっと。
でも当然充電切れてる。
充電充電。
あんまり使わないいうちにジョギング熱が失せて、使い方もおぼろげな記憶。
取説取説。
あ、そうだ。ケチって輸入品を買ったから日本語の取説ついてなかった。
かろうじて1時間充電。GPSはONになっているのになぜか7時間時計がずれてる。
おかしいなあ。
あたふたしているうちに時間になってバスに乗る。
暑いし、帰りに買い物して帰ると荷物がカゴに乗らないしで、自転車に乗る気になれない。
レッスン時間を待つ間にも、いじってたんだけど、キーの音消すのが精いっぱいで、
いまいち使い方が…。
レッスン始まったので、とりあえずスタート。ぽちっとな、と。
普段、腕時計してない人間が、いきなり腕時計して、
しかも空手とかボクシングの振りしてるときに腕に時計がついてるのって、
めちゃめちゃ気持ち悪い。
気持ち悪い。
気持ち悪いよーーーー。
と思いつつ45分経過。
ストップ。
履歴、確認確認。
History [7:35 43:53.17]。
あれ、心拍数は?
釈然としない。
これじゃ単なるストップウォッチやんか。
釈然としないぞーーー。
んだけど、とりあえず腕時計外せてすっきり。
残りのレッスンに出て、お風呂とサウナに入って、ごきげんで帰宅。
家に帰ってよく調べてみたら、Germinて心拍モニターを別に購入して同期させないと表示されないのね。
なんだ。がっかり。
心拍計買おうかと思って調べてみるけど、いまひとつ精度が悪いとかエラーになるとかっていうレビューが多くて、即買いする気になるのが見当たらない。
うーーーーーん。
悩ましい。
悩みながら、とりあえず体重計に乗ってみる。

あ、1.2キロ減ってる。
心拍数なんてどうでも、楽しくて、体重減れば、それでいいかもだよねえ。
ともあれ、運動なんて嫌いで本ばかり読んでた人間を、
約4年の間にここまで運動させてくれるようになったインストラクターさんやスタッフさんたち、ここに書いてもしかたないんだけど、ほんとにありがとです。
もう死にそう、って時に、まだ追い込んでくれる人。
人間って、こんなに強く、美しく動けるんだ、って見せてくれる人。
複雑な動きを分解して、いつの間にか動けるようにしてくれる人。
うまくできなくてごまかしたの見つけても、笑って許してくれる人。
いつか、そんなふうに動けたらいいなあと思いながらの地味な歩みを、
どこかで見守ってくれてる人。
みなさんのおかげです。

2015/05/17

朝からどきどき

朝、電車に乗っていたら、
ベビーカーに乗せられた幼児が近くにやってきた。
しばらく外の景色を見ていたんだけど、ふと気付くと。
見つめられている。
気づかないふりをして目をそらしたんだけど、
しばらくたってもまだ見ている。
ばっちり目を見られている。
しかも目線が動かない。
困ったな。
仕方がないので少し表情を動かしてみたりしたんだけど、
先方はまばたきもせず見つめ続ける。
小心者なので、つぶらな瞳で見つめられると
どきどきしちゃうのである。
所在ないので、また目をそらして、しばらくしてまた見てみると、隣の人を見ている。
ああ助かった。
と思ったところで降車駅となった。
帰ってからふと思い出して調べてみると、
赤ちゃんに見つめられた経験のある人って、結構多いらしい。
ちなみに赤ちゃんがまばたきもせずに一点をじっとみるのを
「注視」というそうな。
見られた人たちは、何かあるのかしら、って(わたしみたいに)気にするんだけど。
とある助産院さんのサイトに書かれていた説がいちばん腑に落ちた。
赤ちゃんの視力は近視に乱視が加わったようなもので
成長に従って視力が発達してくるんだそうな。
なので、焦点が定まるのに時間がかかる。
絵でも人でも、まず輪郭を見て、次にコントラストの強い部分に移り、
最終的に目に落ち着くことが多い、とのこと。
なるほどねー。
朝からどきどきしちゃった。



2015/05/12

腕が重いって

昨日整体の先生のところに行ってきたんだけど、
腕持ち上げて、おもむろに「重いですね」って。。。
筋肉ついてるからですよって一応フォロー入りましたが。
筋トレは基本的に嫌いだけど、
筋肉がついていないと、パンチ打っててもちっとも恰好よくないし、
一応、振袖も取ったほうがいいかなと思って、
しかたなく始めたんだけどねえ。
センセイのところはもう3年ぐらい。
自覚的にはそれほど不調でなくても、
背中と腰は、やっぱり定期的に施術していただかないと、
ひとりではうまく保てない。
腰と首のS字カーブが浅いんだってさ。
今月は、個人的有給取得月間。
今年前半は、わりと代休で休めたので、有給がずいぶんたまってる。
仕事上あまり長期の連休は取りにくいので、ぼちぼち消化。

2015/05/09

楽しむこと

さっき「奇跡のレッスン」というテレビ番組を見た。
スペインの名テニスコーチが来日し、
横浜で小学生を対象にしたレッスンのドキュメンタリーだったが、
学びの多い作品だった。
名言の数々。
楽しいから夢中になる。
夢中になれば集中する。
楽しさが忍耐力を生む。
だから長時間の練習にも耐えられる。持久力がつく。
楽しむことで技術が上がる。
一球ごとに、打つ前に決断する。
試合のあとに問題にすべきこと。
練習したことを発揮できたか、楽しめたか、それから結果。
楽しむとは自分で決断できる喜び。

2015/05/06

名前が長いけど美味しいよ

連休の間、少し難しめのレッスンに5つ出ました。
単純に、今までできなかったことができるようになるって、
うれしいものです。
これひとえに「安全基地」になってくれた
みなさんのおかげです。
今日も相変わらず自信なかったので、
レッスン前に、ほんとに出来なさそうだったら
途中でリタイアしてもいいですか…と先生に挨拶して出たんですが、
なんとかかんとか終わった後、
帰り際に先生が声かけてくれたのが予想外のごほうびでした。
「がんばりましたー」
はい、けっこうがんばりました(完璧に自己満足の世界)。
もひとつ、ごほうび。
アイスが美味しいなー。
最近のお気に入りは、セブンイレブンの
「まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー」です。
打ってみると、あらためて、名前が長い。
でも美味しいよ。

2015/05/05

安全基地

茂木健一郎さんがよく言われる「安全基地」の話は、
子供というのは、親という「安全基地」があるからこそ新しいことに挑戦できる、
といういい話で、youtubeなんかにものってるのでぜひ聞いていただきたいんだけれども、
大人になっちゃった自分が新しいことに取り組むときにも
そういうことを考えます。
勇気凛凛の人には関係のない話なんだけど、
人見知りで小心者のわたしとしては、
やっぱり、新しいことや、少し難しそうなことをするとき、
初めての場所に行くときなんかには、それなりに勇気がいります。
そんなときには、自分で自分の「安全基地」を作ります。
行ったことのない場所で、難しめのレッスンに参加するときには、
既に知ってる先生のを選ぶとか、
(この場合、「知ってる先生」が安全基地)
逆に、初めての先生のプログラムに出るときには、行きつけの場所にする、とか。
(この場合は「行きつけの場所」が安全基地)
新しい場所に初めていく、先生も知らない、なんてときには、
まずは少し易しめのプログラムから参加してみる、
お気に入りのウエアを持参するなどなど。
(この場合は、「無理なくできると分かってるプログラム」と「ウエア」が安全基地)、
あ、もちろん、お友達と一緒に行くなんてのも、典型的な安全基地ですね。
自分の場合は個人行動が多いので、
安全基地づくりにはそれなりに気を遣います。
そうそう、ちなみに、新しいことに挑戦したんだけど、
残念ながらコケちゃって、イマイチすっきりしない…なんて場合には、
慣れてることをやって「お口直し」して一日を終わる、
なんてのも意外といけます。
この「新しいこと」と「古いこと」の組み合わせを気にしながら続けていくと、
地味に安全基地が広がって、
行動範囲とできることの種類が広がっていく気がしています。

2015/05/02

爽やかに負けたい

勝ちにこだわることは大事だけど、
だからといって「やってみたい、でも失敗しそうだから」やらなくなるのも
いやだな、と思う。
普段ジムに行くのは、まあ身体を作ることはもちろんだけど、
ストレス解消も大きな目的なので、
それなりにできて達成感があること、とか、
完全燃焼できて頭が真っ白になること
を優先してするわけだけど、
連休で仕事のストレスがないので、
うまくできる自信ないけど、やってみたいことをしてみる。
案の定、大負け。
想像以上に、ぜんぜんできないぞ。
はずかし。
でも、思ったほど、負けてる人間に周囲の人は冷たくない。
(隣の方に、お邪魔してすみません、と言ったら、
わたしも自分のことで精いっぱいで(あなたのこと気にしてられない)、
と言ってくれた。)
ありがとうございます。
負け続けてるうちに、そのうち、できるようになる。
根負けしたときが、ほんとに負けたとき。
そこまで、爽やかに負けたい。

2015/04/29

元気でいてくれて、よかった。

そう。すべては微妙に、そして不思議に繋がっている。
無料クーポンをもらったので、ジムに行くことにした。
地図をみて知ったのだが、三菱一号館美術館の隣である。
それなら、ついでに行くか、と思ったのだけれど、
まて、連休後から新築工事のため休館に入る
ブリヂストンに先に行こう、と気が変わった。
ドニとルドン、ザオウーキーの前で足が止まる。
モネの黄昏も、やっぱりいい。
数年休館予定とのこと。ぐるりと回って名残を惜しむ。
八重洲側から反対の国際フォーラム方面に出ようと歩く。
休日の丸の内は静かでいい。
新宿や渋谷のように、歩いていても見知らぬ人にぶつかったりしない。
くたびれたので上島珈琲店に入って一服。
行く手に八重洲ブックセンターが見える。
レッスンまで時間があるから、しばらく立ち読みでも、
と思った矢先に店頭で早くも運命の出会い。
北村さんだ。
新刊が出ている。
それも朝霧で終わってしまったのかしらんと思っていた「私」シリーズ、
『太宰治の辞書』。
こういうことがあるから、たまには書店に足を運ばなければいけない。
ほんとは、レッスンなんて出るのやめて読もうかと思ったんだけど、
それももったいないので、一応、出た。
いま読み終わったところ。
主人公の「私」とは、年代も一緒で、
第一作の「空飛ぶ馬」を読んだのが
ちょうど大学に入ったかどうかの頃だったこともあって、
旧友に再会したように、ほっこりする。
元気でいてくれて、よかった。
会ってみてはじめて、待っていたことに気づくこともある。
わたしも、ひとことで何とも答えることもできない何かを
今も待っているのかもしれない。

2015/04/26

もういくつ寝ると

連休ー。
はーやくこいこい
連休ー。
どうでもいいけど、
うちの会社のふたつだけいいところは
それなりにパーソナルスペースが確保されてるブース席と
5月1日が創立記念日で休みなところ。
ネコ歩きみて寝ます。
おやすみ。

2015/04/19

グレープフルーツ

いまさら言うまでもなく、ためしてガッテンはいい番組である。
ずいぶん前に録画した際に誤って「毎週」録画を選択してしまって、
以来自動的に録画がたまり、気が向いたら見るのだけれど、
先週だったか、グレープフルーツをいかに美味しくいただくかという話だった。
まず。
グレープフルーツは平たい形をしたものが甘いらしい。
平たいとは、柔らかいボールの上下を手で持って、つぶしたような形とでもいおうか。
ヘタのところがとんがっているのは糖度が低いそうなのだ。
へえ。
そこで、今日スーパーに寄ったので、平たいものを探してみたんだけど。
…ない。
平たいのなんてないよ。
みんなへたのところがとんがってるよ。
そうか。
うちの近所のスーパーごときには糖度の高いグレフルなんて売ってないんだ。
と妙にあきらめの境地に入る。
次。
グレフルを簡単に剥き、かつ甘くするには、3分間ゆでるべしとのこと。
たしかに剥きにくいよ。
ゆでたグレフルをゲストが「剥きやすい!!」と感動してた絵は確かに見た。
けど、3分ゆでてる間に剥けますよね。と思ったわけだけど、
糖度の高い実を手に入れるのが難しいのなら、せめてゆでようかと。
我が家には深めのフライパンしかないので、半分しか浸からない。
途中で裏返す。
人間てどんどん甘いものを欲するようになってきていて、
お菓子はもとより、
野菜でも果物でも、甘いものが美味しいと思うから、
どんどんそんな新品種を開発したり、こんなことしたりするわけだけど、
これでほんとに適切な進化を遂げてるのかね、とか思いつつ、
待つこと3分。
取りだす。
あったかいグレフル…。
流水で冷やす。
(番組では氷水で冷やしていたけど、まあ、いいでしょ)
皮がふわふわしていて、意外に触覚がよろこんでいる。
剥いてびっくり。
みかんの皮よりよく剥ける。
食す。
ゆでてないものと比べてないけど、たしかに甘い。
これは、やる価値あるかも。
やっぱり、あまちゃんです。

2015/04/13

呼吸

呼吸が苦手なのだ、たぶん。
べつに呼吸器に疾患を持っているわけではないが、
何もしていなくても(職場で座っているときとか)気がつくと何か苦しくなっていたりする。
昔はもっと猫背だったので、それもあるかもしれない。
鼻に水が入るのも一因だったけれど、やっぱり呼吸がうまくいかなくて、
高校以降、めったにクロールはしない。
平泳ぎは100mぐらいは大丈夫だけど、
体力はあるはずなのに、あまり長く泳げないのは
やっぱり呼吸の仕方が悪いんじゃないかと思う。
3年ぐらい前まで、たまに走っていたけれど、
足がついていかなくなるというよりも、呼吸が苦しい。
呼吸法の本なども読んだのだけれど、やっぱりよく分からない。
年度が変わって、ジムのスケジュールに変更があったので、
いろんなレッスンに出ているのだが、呼吸法がいろいろあって面白い。
ヨガはウージャイ呼吸で鼻呼吸。のどの奥に息を当てる。
(たまたま出たレッスンがそうなだけで、ヨガの呼吸法もいろいろある。下も同様。)
これはまあ前からやってるから、それなりに。
ピラティスは鼻から吸って口から吐く。
胸式と腹式の合わせ技で骨盤低筋群に力を入れる(尿意をこらえる感じ)。
これはまだ慣れないので、けっこう難しい。
今日は代休だったので、たまにしか出られない武道のクラスに出た。
丹田呼吸。吐くときに丹田に力を入れる。
個人的には、これがいちばん難しい。
力を入れると吐ききれなくなってきて、次第に吸えなくなって苦しくなってくる。
いろいろやりすぎてるから、どれも上達しないのかも。
まあいいか。
とりあえず腹筋は前より少し強くなった(今日も脇腹筋肉痛。。)

2015/04/07

ハラビ

朝、春にしては冷ややかな雨の中、
目黒川の緑の水面を流れる桜の花びらを眺めながら出勤した。
昼休み、同僚よっちゃんとオフィスから徒歩5分の原美術館に行く。
一人でも行こうと思っていたんだけれど、
今週が最後なので、送別を兼ねてご一緒することになった。
個人的お気に入りの奈良さんのmy drawing roomにご満悦の様子。
お誘いした甲斐がありました。
奈良さん部屋も森村さん部屋も、前に訪れた時とは違って
「模様替え」していて、なんだかうれしい。
蜷川美花に、目黒川の桜を写した作品があった。
通勤の行き帰りに毎日見ている景色が、切り取りかたの違いで、
こんなふうに変わるんだなあ。



2015/04/06

目力

帰りみち、JR駅の構内に月替わりのお菓子屋さんがある。
改札を出て、4月になってからまだ買っていないな、と思いながらお店の方角に
歩いていくと、ショーケースの奥で若い女の子の店員さんが笑っている。
人見知りなので、知らない人と目は合わせないのだけれど、
あんまりキラキラした瞳で笑っているので、思わず近寄ってしまう。
花笑み、という言葉があるのは知っていたけれど、
本当に花が咲くみたいに笑う人っているんだね。
そうね、白いマーガレットかな。
なんて考えているうちに、スウィートチョコもちを1箱375円をお買い上げ。
あんまり衝動買いしない性格なんだけどね。
おそるべし目力。







2015/04/05

幻の焼きそば

ぺヤング復活のニュースを聞いたせいか、
このところ焼きそばが食べたかった。
朝イチでエアロに1本出て、いつもは昼は抜くのだけれど、
最近やけに立ちくらみがするし、
昨日も今朝も、レッスンでくるくる回転してたら目が回るから、
お肉でも入れて久しぶりに焼きそばでも、と思ったのに、
具のことしか考えてなくて、肝心の「麺」を買い忘れたわたしは
大馬鹿者である。
やむなく野菜炒めとなる。
麺のかわりに、夕食に食べようと思っていたパンをいただく。
nogata bread factoryさんという
美味しいパン屋さんが近所にできたんだけど、
閉店時間がわりと早いので、
基本土日しか開店しているところに出会えない。
本日のお買い上げは「黒糖コッペ」。
ごほうびパンで幸せになる。
パン屋さんfacebookやってるんだね。
写真見るだけでもおいしそうだけど、
ほんとにおいしいんですよ。





人間観察

このあいだ、ある現場の見学に行ったとき、面白いことを聞いた。
時間制限を設定して、ある同じ作業を複数の人にやらせる試験をする。
同じ制限時間内で終わっていても、
AさんはBさんの倍以上の時間がかかっている。
「ずいぶん早さが違うものですね。時間をかける人の方が精度高いんでしょうか」
と監督者の方に尋ねると、
「いや、そうとも限らないですね。早い人の方が、作業にムラがない。
遅い人は、ムラがあるんです。ここはきちんとしてるけど、あそこはそうでもない。
それで何度も見直したり作業し直したりしなければならない。それで時間がかかる」
これは人の動きをよく見ている人でないと分からない貴重な情報である。
「精度高い」人の動きには、凡人と異なる何かがある。
ジムのレッスンに出ていても同じで、
美しい、もしくはかっこいい動きをする人は
凡人(私)と動きのディテールに、どこか(または、しばしば「「決定的な」)違いがある。
なので、「どこが違うんだろう」と、しげしげ見てしまう。
動きはじめのうちは、できないので真似するために見る。
動きをひととおり習得してしまうと、
(単に美しすぎて見とれている場合もあるけど)
意識としてはだいたい「盗もう」と思って見る。
見た目の「形」が違うことのもっと下には、
筋肉であったり、骨格であったり、機能性であったり、身体の使い方であったり、
もしかしたら精神面であったり、
そういった奥深いところの「違い」がある。
なので、いくら見ても見飽きない。
そういう意味では人間観察が趣味なのかもしれない。
(たぶん人間だれでも、ではなくて、ごく特定の、
キョーミをそそられる人に限られるわけだけど)
これは趣味の問題なので、仕事のように7割完成とかで終われるものではなく、
「完璧主義」の世界で、きりがない。
ささやかな楽しみ。

2015/04/04

remedy

いま、人生で2番目ぐらいに仕事が忙しい。
いわゆる「緊急かつ重要なこと」だけをやっているうちに、
ふと気がつくと昼になっていて、
次にふと気がつくとコバラが空いていてコンビニに「お買いもの」に行き、
夕方過ぎると集中力ががくんと落ちてきて、
体力か精神力が尽きて帰宅(ジムに行く)、、
というパターンが常習化している。
その結果、「緊急ではないけれど、根源的に重要で、
未決で放置しておくと長期的にネガティブインパクトをもたらすこと
and/or 飛躍的な事態の改善が望めないこと」が蓄積されてくる。
もと文系女子だった我が身としては信じがたいことだけれど、
この1年の間に、日本語で書かれた本を読んだ記憶がほとんどない。
たぶん10冊超えないだろう。
再度、信じられない!
kindleで買った洋書をオンライン辞書をひきひき(単語を反転させてクリックするだけ・・・)
たまに読む程度で、本さえ読む気力がない。
まずいだろうこれは。
たぶんそれは、それが何なのかは良く分からないけれど、
ブログが3年間更新できなかったことと根っこは同じである。


ジムに行くこともそうだけど、文章を作ること、それは自分にとって、何かしらの、
・・・うまい日本語が思いつかないが、
「remedy」である。
(最近ZeddのClarityが気に入って毎朝聞いていて、
これって表向きは恋愛における相手への依存心を歌っているようで
実はアルコールかdrugへの依存を歌っているんだろう、と
どこかで読んで、えっ、、と思ったんだけど。
一度気に入ってしまったものはなかなか嫌いになれないって話で。
サビの歌詞がこんなんなんですよね。それで単語が頭に残ってる。
ちなみに「Stay the night」も好き)
Cause you are the piece of me I wish I didn't need
Chasing relentlessly, still fight and I don't know why
If our love is tragedy, why are you my remedy?
If our love's insanity, why are you my clarity? 


なんでブログなのか。
ただの記録なら公開しなくてもいいのだけど、かといって
別に特定の誰かにあててしたためているわけでもないのだけれど、
(便宜的に適当な誰かを想定して書いていることもあるけど)
善意の第三者が、いつかどこかで見守ってくれているに違いないという
かすかな希望のもとに、
つれづれなるrandom walkを記録しておくことが
自分の中の何かを刺激し、人生をよりよき方向に導く手掛かりであろうことだけは
かすかに感じている。


10年以上前に買って読んだ本を久しぶりに手に取った。
「TQ 心の安らぎを発見する時間管理の探求」。
心の安らぎを得られない時間管理はほとんど無意味。
題名はうさんくさいがいい本である。
「時間泥棒」としてA群とB群に分けて示し、泥棒を退治しようと書いている。
笑えるぐらい的を射ている。
A群 ほかからの影響を受けるもの
中断
返事待ち
不必要な会議
形式主義
同僚からの要求
・・・
B群 自分自身から発生するもの
委任不足
整理されていない書類
物忘れ
未完成の仕事の放置
完璧主義
仕事の引き受けすぎ
・・・
専属の文書レビュアーみたいな人がいない職場なので、
業務上インパクトの低い見落としは想定内
(幸いにも見つけてくれた人には感謝)、
拙速とのご指摘は覚悟の上、
7割で完成を旨としているので、完璧主義は卒業したが・・・。
ほんとに当たりすぎていて笑える。
確かに、退治したら「心の安らぎ」とやらが得られそうな予感がする。
実務的にどう退治するか。
レッスンの待ち時間にでも考えてみよう。





2015/03/28

また会う日まで

今週は、あっという間に過ぎてしまった。
出張から帰ってきたら、桜が咲いていた。
横浜で歓送会。
5年弱お世話になった上司をお見送りする。
今勤めている会社は人生で2番目に長く働き続けている職場で、
たぶんそれはこの方のおかげだったのであって。
久しぶりに一緒にカラオケを歌った。
長老が最後にひとことポツリと。
「また会う日まで、ちょっとは成長していような、ってことだ。
そういうことだよ」











2015/03/21

好敵手

突然ですが、人間って好敵手がいると普段の5割増しでかっこよくなるんだなあ。


で、突然話が変わるけど、スティーブ・ジョブズはスピーチ、プレゼンの名手と言われる。
たとえば下の文章を翻訳で読むのと本人のスピーチをyoutubeで聞くのとでは、雲泥の差がある。
人生で1回ぐらいは、この名スピーチをせめて字幕付きで英語で聞いてみてほしいなと思う。
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版
もう100万回訳されていると思いますが、ご興味あるかたのために意訳を付します。この前後の文脈を知ると感動が深まりますから、ぜひyoutubeで聞いてみてくださいね。


”Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So you have to trust the dots connect somehow in the future.
You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever.  Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart even when it leads you off the well-worn path; This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life. ....
意訳:
繰り返します。未来を見て点と点をつなぐことはできません。振り返ってみたときにはじめて、点と点がつながる(その時々には意味が分からなかったできごとがあとで「ああ、こういうことだったんだ」と分かる)のです。
だから、点と点は、将来、つながるんだ、ということをあなたたちは信じなければならない。
何かを信じるのですーあなたのガッツ、運命、人生、カルマ、なんでもいい。なぜなら、点と点がこれから先、つながるのだということを信じることは、あなたが心に従って生きる自信を与えてくれるからです。たとえ、それが平坦な道から外れることになるとしても。このアプローチは私をいつも励ましてくれた。そして私の人生を意義あるものに変えてくれました。(中略)


 Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”
意訳続き:
あなたの時間には限りがある。だから誰かの人生を生きることで時間を浪費してはならない。ドグマにとらわれてはならないーそれは誰かほかの人の考えの結果を生きることになるからです。あなたの内なる声をかき消してしまうような他人の意見ー雑音ーに耳を貸してはならない。そして最も大事なことは、あなたの心と直感に従う勇気を持つことです。あなたの心と直感は、あなたがどんな人間になりたいかをどうしてか既に知っています。それ以外のことすべては、2番目のことなのです。









信頼の問題

昨日具合が悪くて少し休んでから病院に行って、午後から出社したんだけど、
眠りにつく前につけっぱなしだったテレビから松山ケンイチのトークが流れていた。
ご本人が出ているドラマは見たことがないのだけれど、
少し前の大河ドラマで中井貴一と共演したそうで、
中井さんからのコメントが、だいたいこんな感じだった。
(半分寝てたので違ってるかも)
「役者というのは感情を全部出して演じているようでも、どこかで客観的な部分がなければいい芝居にならない。たとえば、それは立ち回りをしているときに分かる。(役で、言い合いから喧嘩になる場面)向かってくるときには全力でぶつかってくるように見えるんだけど、実際当たってみると力が抜けていて柔らかい。そういう役者だから、松山君ならもっとこんな芝居ができるんじゃない、と監督が(レベルの高い)要求をしたくなる」
そのコメントを見た後、松山さんは、「それは相手が中井さんだったからできたのだと思う。相手を信頼していないとそうならない」というようなことを語っていた。


「芝居」をそのまま「仕事」に置き換えて通じる話だと思ったわけで。
相手との間に通奏低音にも似たある一定以上の信頼感が醸成されると、
いい意味で「力が抜け」る。
だから、信頼できる相手とは、いい仕事ができる、と。


マタイ受難曲 バッハ
瞑想を目的に作曲されたもので、通奏低音は十字架を背負って歩くイエスの足取りを表現してるんだって。わたしは単に曲が好きなだけだけど、歌詞が全く分からないせいかww、確かに瞑想できるかも。



展覧会

もうずいぶんと展覧会に行ってない。
と思ったのは昨日村上隆コレクションが横浜美術館で予定されていると読んだせいだ。
ご本人作品の実物はまだ見たことがないのだけど、
写真の中のコレクション達は魅力的だった。
後ろの方にいる奈良美智作品、存在感ある。
行きたいな。でも来年の話。


ただいま会期中のものは。。。
サントリー美術館の若冲と蕪村。
原美術館の蜷川実花。
原美、職場から5分のところにあるのに行かないのはもったいない。
奈良さんのmy drawing roomが懐かしくなって、たまに行く。
こんど昼休みに行こうっと。
ブリジストンの「ベストオブベスト」。
どれが、というわけでもないけど、美術館の空間を含めて全体的に好き。
5月半ばからの長期休館前に、ルドンに会いに行くかなあ。
さて、いつ行けるか、そこが問題だけど。

2015/03/17

Everything else is secondary.

「世の中の人は何とも云わばいえ わがなすことは われのみぞ知る」
龍馬さんのような大事を成さない人間が
こういうことばっかり言ってても恰好つかないけど。
どーぞ。
外野は好きなように言ってください。
少なくとも、自分自身に説明がつくようにだけは、生きようとしてますから。
と言いたくなるときもある。
「自分を相手に説明するとき、私たちはもっとも忍耐づよくなる。 そりゃそうである。 自分が納得できなければ、「気持ちが悪い」からである。」(本日の「内田樹先生(非公認 bot)」より)
最近著書から遠ざかっていたのですが、久しぶりに響きますねえ。
このもとの文章は「トクヴィル先生とおしゃべり」という投稿にあって、
『街場のアメリカ論』のあとがきになっているらしい。
「素人には出来るが、玄人には出来ないことがある。
それは「素人の素朴な疑問にとことん付き合う」ことである。
だって、自分が素人なんだから。
自分を相手に説明するとき、私たちはもっとも忍耐づよくなる。
そりゃそうである。
自分が納得できなければ、「気持ちが悪い」からである。
玄人は自分が納得している(気になっている)ことについて素人に説明するときに、あまり親身ではない。
「周知のように」というのが彼らの愛用する定型句であるが、これは「周知のように」以下に書かれたことがらについて周知されていないかたは、想定読者に算入されていないので、静かにそのへんの隅に引っ込んでなさいという暗黙の恫喝である。
それだと素人は素人のままで、なかなか事態を理解することができない。
うっかりすると、読者の全員が「隅に引っ込んだまま」で終わってしまうということもある。
そうしておくと、読み終わったあとも、読者はさっぱり玄人の域に近づけないので、結果的に玄人の職業的なアドバンテージはいつまでも担保されるわけである。
そういう本を読んでもさっぱり得るところがないので、私は「素人にもわかるアメリカ論」を自分で書くことにしたのである。
こういう場合には誰を想定読者にするかで、書き方はまったく違うものになる。
私が選んだ想定読者は誰あろうアレクシス・ド・トクヴィルである。・・・」
なるほど。
自分の「想定読者」に誰を選ぶか、ということですね。


connecting the dots.
点と点を結んでいるうちに、思いもよらないところに導かれることがある。
”Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So you have to trust the dots connect somehow in the future.
You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever.  Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart even when it leads you off the well-worn path; This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life. ....
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”
これまた久しぶりにJobsのスピーチを聴いて、勇気をもらった。



2015/03/15

経口補水液

OS-1とアクアソリタ。
先週熱が出たとき、薬局に置いてあったので、両方買って飲んでみた。
そのときは、どっちでもいいか、と思ったんだけど。
通常時(ていうか、スポーツしてる時)に飲むなら、やっぱアクアソリタだなあ。りんご味だし。
少しとろみがあって、吸収されてそうな感じがする。あくまで感じだけど。
ケース買いしようかな。

一期一会

最近、イメージとしては津波か雪崩のように連続して来襲する
「来たるべきお別れ」のうち1つが、しばらく延期になった。
素直にうれしい。
悲しくも、延期にならないものもある。
別れの期限が迫ると焦ったり落ち込んだりしてしまうのは、
「お別れしていない間」の心構えがヌルイからだ。
忘れがちだから、この機に改めて決意しよう。
毎日、今日が最後と思って人に接すること。
学ぶべき人から学ぶべきことを学んでおくこと。
一期一会。
そして。
もし幸運にも、次に会えたときには、
その類まれな出会いの贈りものを受け取ることのできた喜びをかみしめよう。
最高の笑顔に込めて。
■■■
前職をやめる時に同僚が贈ってくれた言葉を
久しぶりに思い出した。
Never explain yourself to anyone.
Because the person who likes you doesn't need it
and the person who dislikes you won't believe it.
....
Time is like a river.
You cannot touch the same water twice,
Because the flow that has passed will never pass again.
Enjoy every moment of your life.





2015/03/09

会うは別れのはじめ

ブログを休んではや3年。
ずいぶん休んでいたんだなあ。
3年の間に変わったこと、変わらないこと。
考えるとおそろしい。

2月3月は転職に適した月だという。
予算が決まり、採用に積極的な企業が多いそうな。
4月に人事異動がある企業もある。
会うは別れのはじめなり。
諸行無常。
そうは思っても、別れは惜しい。
人間には現状維持バイアスがあるから、
変化を受け入れるには努力、というか、心がけが要る。
別れによって失うものだけに照準を合わせないように
自分で心のバランスを取るしかない。
あなたにも、あなたがお別れする誰かにも、
その先にきっと、ハッピーな出会いが待っているのだから。
変化を受け入れる、というような受動態ではなく、
むしろ積極的に楽しめるようになれば、
もう別れの「達人」ともいえそうですが、
まだなかなか、その境地にまでは至っていないかな…。

大河ドラマの録画を見ていた。
松陰センセイが「ぼくは河豚を食べません」とえらくキッパリおっしゃるので、
史実なのかしら、と思ってキーボードを叩いてみた。
「河豚を食べざるの説」というのがあるそうで、
フグは阿片のようなもの、というようなことも言っているらしいから、
単なる禁欲主義から出た言葉という解釈もあり得るのだが、
今回の大河では、文や後の伊藤博文との会話の中で、
松陰センセイに
「私が一番恐れていることは何か。
なにごともなさないこと、なそうとしないこと。
志の果てに迎える死以外に死にとうはない」
と言わせている。
好解釈ですね。