2015/08/30

ごちそうさま

話の最後のシメの言葉というのは
ただでさえ記憶に残るものだけど、
加えて自分に都合のいい言葉だとなおさら。
「今日は、おいしいものを食べてください」
そこまでの話は全部飛んで
(いえ、まあ少しは残ってますけど)
どうもどうも、はい、お言葉に甘えまして、とばかりに
お値下げ品のうなぎの蒲焼にアジのたたき、
いちじくとバナナ、ヨーグルトを買って、
なかなかごちそうだ、とにやにやしているぐらいだから
お買い得な人間である。
おいしゅうございました。

本日は日曜なり

濡れたネコ2匹を乾かそうと思って、
首輪を洗濯バサミに挟んで吊るして、
乾いたかと思って確かめてみたら、
死んでた。
えーっ、うそーーーっ
という夢で、びっくりして起きた。


言い訳するようだけど、うちの実家のネコたちは
老衰するまで無事に生きてました。
そういうわけで、起きられませんでした。
というか、夜中じゅうコロンボつけっぱなしで、
テレビの目覚ましもついてませんでした。
来週始業時間を3時間ぐらい繰り上げます。
(会社の人が読んでない前提で書いてます。
3日ぐらい続いたら誰か褒めてやってください)
そういうわけで、今日はお休みです。
もうちょっと違う夢みたかったなあ。
コロンボだいすき。

2015/08/29

プランB

雲散霧消していくもろもろの思いを文字化しておくことは
いわゆる自己対話みたいなものなわけだけど、
他人様に読んでいただくような形に整える
(いや全然整ってないけども、ま、気持ちね、、)ことによる
ポジティブな効果も少しは狙っていて、
今のところ、こういう形で残すことにしている。
普通こういうのは読んでも面白くないと思うんだけど、
なぜか読みに来てくれるごく少数のみなさんは、
えらく奇特な方に違いありません。


前置きが長くなりました。
さて。
ごく個人的にですが。
今日の体調はどうだろう、と考えるのと同じぐらいの頻度で、
今の人生どうですか、とか、考えた方がいい、と思う。
つまるところ、明日仕事にいくかどうか、って話。
まあ行くべきでしょうね。
起きられたら。
日曜から高尾行きに乗らないように気をつけよう。
まだ茂木さんの本を行きつ戻りつ読んでいて、確か、
うまくいかなかったらどうしよう、という不安を取り除くには、
うまくいかなかったときのプランBを準備しておくべしと書いてあったっけ。
そっか、最悪、そのまま山登りでもしてくればいいかな。

2015/08/27

また始めればいい

やっぱり茂木先生の本は宝の山で、
心のフックにひっかかる言葉が必ずどこかにある。
でも、もともと先生の「ある側面」が好きなので、
先生の言うことは全部いいよね、と思いがちなのは認めておく。
ハロー効果
電車で隣に座ったおっさんが同じことをいきなりつぶやいたって、
気持ち悪いだけかもしれない。
でもいいものはいいんだから仕方がない。


しばらく続いていた自炊モードが途切れて、外食モードに戻ってしまった。
左肩の人になっていたはずだったのに、気づいたら「右肩の人」に戻っていた。
「ああ、もう、ダメなんだから、わたし。」
確かに。
そういうこともある。
でも。
3日続いて、4日目にできなかったとしても、
5日目からまたやってみればいい。
また3日続いて、今度は2日休んでしまうかもしれないけど、
次は5日続くかもしれない。
そうしているうちに、休んだ日よりも、
休まなかった日の方が多くなる時が来る(かもしれない)。
罪悪感や、「あ、ダメだ」、というような
「心のゴミ」を素早く処理して次に進むこと、と。

2015/08/24

ダイエット

自室が狭いのは、考えようによってはいいことだ。
何か捨てないと、新しいものは入らない。
許容量オーバー手前の臨界点を早く知覚できる。
中野でお買いもの。
skechersのgo walk2が超快適で即買い。
最近気がつくと休日はこの店の服しか着てないお店で
Tシャツ2枚。
コンタクトも買って帰宅。
試し履きしたときは大丈夫だったのに、いざ歩き始めると
初日から痛くて履けなくなってしまった靴8足と
お別れすることにする。
さよなら。


帰りがけ、踏切が開くのを待っていると、
線路沿いのビル3階のボクシングジムの窓から、
練習している人達の上半身だけが見える。
格闘技系を「見る」のには全く興味がなかったんだけど、
自分がやるようになってはじめて、上手な人の動きを見るのが面白くなった。
確かにインパクトがないとサンドバックは動きそうにない。
踏切はなかなか開かなくて、これ幸いと観察する。
やっぱり自分は蹴り技が好きで、キックボクシングとかに惹かれてしまう。
今でさえ腰にたんこぶみたいなのができてるのに、
やればきっとどこか壊れる。
あと10年もできないだろうし。
なら、太極拳とか、ああいうおとなしいのをやっといたほうがいいか、
と思ったりする。
本命がだめだからアッシー君で我慢しようかみたいな、
そんなことオマエに言われる筋合いはない的な、
超先方に失礼な話。
自分は勘のいいほうではなくて、噛んでるうちに味がでるスルメ型である。
最初のうちは、いわゆる器用な人とは勝負になんかならなくて、
5回目10回目、または1万回目にはじめて
他人と同じ土俵に上がれるような人間なんだ。
今更いうようなことじゃあない。
選択と集中。
今久しぶりにkindleで読んでいる著書の中で、茂木先生も
「「何かをやらない」と決めることで脳の中に空き地ができる」
それを名付けて脳内ダイエット、とおっしゃっている。

ゴルゴ

養命酒の宣伝にゴルゴ13を使おうと考えた人は誰だろう。
電車ドア広告の目力に
思わず、飲みかけで放置していたビンを取り出してきて、
飲みきったところ。
おかげさまで食欲も若干回復。


来週の月曜に休もうと思ってたけど、
先に上司に取られちゃった。
ので、本日は代休なり。
夏休みだってまだ残ってるし、有給もある。
ぜったい捨てないぞ。

2015/08/23

おかしとのみもの

筋肉痛では死なない、と呪文のように頭の中で唱えつつ
行くべきところに行く。
先生お休み。
だいじょぶだろか。
これ幸いと一つさぼって、お風呂に入って帰る。
安売りお菓子屋さんの店頭に置いてある
ペットボトルのアイスコーヒーとお菓子をレジに持っていく。
かわいい女子に「お菓子と飲みものお分けしますか」
とかわいく尋ねられ、一瞬詰まる。
ビニール袋の話。
ドラッグストアで薬や食品と洗剤のような薬剤系を買うと「分けますか」と聞かれて
べつにそんなの分けなくていいけど、と思うわけだけど、
まあそれは、わからないでもない。
袋菓子と結露の起きようもない常温置きの飲み物を
「分けなければならないんだろうか」
と若い彼女が思うに至った経緯につと思いを馳せて
日本人って、、、と思う。
先方の大雑把さにさえ我慢できれば、
ごくフツーの日本人は、とりあえずアジア圏とかで開業したら
「気のきくヤツ」とかわいがられるに違いない。

2015/08/22

左肩の人

何曜日だったか忘れたけど、朝起きたら右腕がしびれていたので、
さすがにマズイな、と思った。
それで、「右肩掛けの人」から左肩の人になることにした。
今までも何度も試みているんだけど、
違和感で、すぐに戻ってしまう。
今回も、いつまで続くかわからない。
もろもろの事情で、なかなかリュックの人にはなれない。
Suicaはかばんから下げているわけだけど、
世の中の、いろんなものは右肩の人(というか右利きの人)
フレンドリーにできている。
バスのSuicaリーダーしかり。
改札しかり。
左利きの人は、きっと世の中の理不尽さみたいなものに
幼くして気づくに違いない。
遅かりし目覚め。


目覚めといえば、今朝は肩甲骨周り筋肉痛にてお目覚め。
そういえば先々週もそうだったっけ。
ガードあげたら稼働域広くなったような。
片側2回のelbow効果。

2015/08/18

説教

突然自炊モードに入る。
モードといったって、大したものは作らなくて、
野菜炒めとかしゃぶしゃぶ、酢のものとか、そんなもんだけれど。
ご無沙汰していた近所のスーパーに入る。
ナスが好きで、カゴにいれたんだけど、
夏秋茄子、と書いてある。
秋ナスは嫁に食わすなとかいう。
夏ナスもあったのか。
夏秋ナスって、いったい夏ナスと秋ナスとどっちなのよ。
はっきりしてよ。
とか、へんなところにあたる。
(ちなみにさっき調べたら、
出荷時期で夏秋ナスと冬春ナスとに区別するそうで、
夏ナスと秋ナスの区別はないそうな)


内田先生の新刊本が出るらしい。
「説教本」だそうで。
第一問の問い「責任を取るということは可能でしょうか。」
と答えがブログに公開されている。
こういうのが大好きなのである。
今更だけど、じぶん説教聞くの好きだったんだ。
いや、説教するひとにもよるかな。
即買い。

2015/08/17

カエル

帰り道、川沿いの道の真ん中に、枯れ葉かと思ったら、カエル。
動かない。
いつもは折りたたみだけど、
豪雨だというから、めずらしく持っていったコンビニ傘の先っぽで、
つん。
ぴょん。
つん。
ぴょんぴょん。
リアクションに、衒いとか、はにかみがなくて、うらやましい。


浴衣。
女子は、奥ゆかしい。
男子は、なまめかしい。
(モデルにもよる。)


駅前に阿波踊りの看板が立っている。
どうせなら、あいつ阿呆だねといわれたって、踊る側でいたい。
(でもきっとまだ阿波踊りはしないと思う。だいいち人口密度が高すぎる。)

2015/08/15

高校野球

いくら考えても変わらないこと。
過去と他人の気持ち。
だから、考えないのが賢い。
でも、スナップショット的なワンシーンを
牛が草を食むように反芻していたい朝もある。
ベッドでごろごろ。
テレビで高校野球が流れている。
1試合目、選手たちはよく打って、快音が響いていた。
次は双方投手も良く点の取れない試合で、1点が勝敗を左右した。
試合後の監督の談話がよかった。
いつも選手たちに1-0で勝つ試合が一番いい試合だと言っている。
そこで粘って、自分の野球をすること、と。
そうか、そうなんだ。
膠着状態の中で、自分を見失わないこと。
それ以前に、いざというときに見失わないような
自分のコアとなる部分を鍛えておくこと。
最後まで勝つことをあきらめないこと。
3試合目。
アナウンサーの言葉選びと語り口が絶妙。
ラジオ出身の人だろうか。
途中からしっかりコンタクトをして、久しぶりにじっくり高校野球を堪能した。
カーテン越しの日差しが強くなっている。
時折画面上方に流れる各地の最高気温の温度も上がってきた。
そろそろ出かけようか。

2015/08/14

高尾行き

朝。全身全霊で出社拒否。
わざとバスを一本やり過ごす。
駅近のプロントでいつもよりゆっくりテレビを見ながらアメリカンを飲む。
ホームで会社と逆方向の高尾行きに乗る衝動に3秒耐える。
耐えているうちにドアが閉まる。
駅からの通勤路にカラスが3羽止まっている。
小学校からの帰り道、クリームパンを食べながら歩いていて頭を襲撃されて以来、
おともだちにはなれないと思っている。
隣の会社はお盆休み。
玄関の明かりが消えている。
夕方、コンビニで売ってるユンケルの錠剤を飲んでみる。
2粒96円。
ビン入り液体よりお得な気がする。
飲んだあと、含有成分に「タルク」と書いてあるのを発見。
うーん。次回はアリナミンにしよう。
でも、ちょっと元気になる。
地がネガなので、身体でも動かしていないと精神が水面下に沈没してしまう。
エアロ。先生の振り付け、いつも美しくて楽しくて、すてき。


2015/08/12

ねこ

ネコ歩きのマドリード編が気に入ってしまって
録画見るのもう5回目ぐらい。
ネコほしい。
でも自分がネコみたいに気分屋だから、
飼うの無理だよなあ。

2015/08/10

いてくれること

会社で廊下を歩いていて、後ろからきた同僚に
「猫背だね」
と言われたのが、もう4年ほど前の話。
横からならともかく、後ろから見て言われたから、
「そんなに丸いかー」
と、それなりにショックだった。
左右とも既に五十肩も経験済みだったから、
なんとかしないとね、と思って整体に通い始めたのと
ジムに通い始めたのがだいたい同じ頃。
センセイのおかげでだいぶ良くなったが、
いまだに吊皮を持つと少し肩がつっぱるし、背中もまだ少し丸い。


代休。
鷲田清一『夢のもつれ』を持って家を出る。
その鷲田さんが阪大の卒業式で述べた祝辞はたいそう名講演で、
被災地支援について語った中に、「copresence」ということがあった。
presenceは存在、co-は共同の、というような意味の接頭語。
つまり、「いてくれること」。
被災の現場で、他人のcopresenceがいかに重要な、
ポジティブな意味を持つかということだった。
それは被災地だけの話ではなくて。
よく言われるところの「安全基地」と通じるものでもある。
子供が母親のまなざしを感じながら次第に自分の行動を成しうるように。
ただその場にいてくれること。
見守ってくれること。
それがいかに人間に一歩を踏み出す、歩み続ける勇気を与えてくれるかということ。
眼施、といって、布施行の一つに挙げられるともいう。
まなざしは、ただそれだけで、ひとつの贈りもの。
享受できるひとは、
うん、それはもう、
ラッキー、としかいいようがないね。

2015/08/09

おかず

おかず屋さんに寄る。
いつもパック詰めになっているおかずしか買わなかったんだけど、
この前、量り売りのもやしサラダ200g買ってみたら、
240gでそのままのお値段にしてくれた。
今日は春雨サラダとポテトサラダを各100g。
各40gずつぐらいおまけしてくれる。
怒ったみたいな顔してるけど、意外に気前のいいおじさんである。
いやいや、その日の残状況にもよるのかもしれない。
ラッキーに次回を期待すべからず。


筋トレでぺったんこになったお腹も
夕飯であえなくぷっくり。
はかなきは人の世の営み。

2015/08/08

捨てたもんじゃない、かもね

夜、「バケモノの子」を見に行く。
映画館にアニメを見に行くなんて、いつ以来なのか思い出せないぐらい久しぶり。
というのも、わりと最近、ふとテレビをつけたら
監督の細田守さんのドキュメンタリー(例の「仕事の流儀」ね)をやっていて、
それが割とよかった。
そういう人の作る映画ってどんなかな、と思って
帰りがけに映画館に寄ったというわけで。
絵コンテ考えてるときの細田さんは、もうはっきりいって煮詰まっていて、
タバコとのど飴しか口にせず2日貫徹、みたいな話もあって。
やっぱりクリエイターって精神肉体的に過酷な職業だよな、
(フツーの仕事でまだましだった)
と思ったわけだけど、そんな中で細田さんがつぶやいた言葉が
ずっと心に残っていた。
映画を作るというのは、作ってるその時は幸せじゃないかもしれないけど、
だからこそ、人生捨てたもんじゃないよ、ってことを伝えたくてやっている。
というような意味合いのこと。
やっぱりあれは珠玉の名言だったとみえて、
番組webサイトに行ってみたら、そこのところ、もっとちゃんと載っていた。


今週は全然身体動かしてなかったから早くも筋肉痛。
月曜もつかな。

2015/08/01

網膜

気が向いたときにオンライン英会話でお題を決めて話すんだけど、
この前は「ワークライフバランス」だった。
どうでもいいけど、来週の仕事のために
先週も今週も土曜は出勤で、バランスもないでしょ、
って感じではあったんだけど。
ふと思った。
その日のメインイベントみたいなものさえ外さなければ、
土曜に9時間ぐらい働いたって、
たいしてストレス溜まらないかもしれない。
朝と夕方働いて、昼間に身体動かしたからなのか、
移動の電車の中でうとうとしてるのが、
ちょうどいいお昼寝になってるからなのか、
平日みたいに疲れない。
山手線も座れるし、オフィスの電話は鳴らないし。


自分は割と顔に出るタイプみたいで、
すごいなあと思うと、つい、にやにやしてしまう。
あやしいおじさんみたいではずかしい。
残像が目の奥のほうに残る。
動きのベクトルだけ残して、あとはだんだんぼやけていって、
最後には大竹伸朗の「網膜」みたいになる。