2015/10/31

ある日突然

たまった録画を見る。
悩める岡村さんがいろんな人にインタビューするプロフェッショナルの特番。
巨人の代走、鈴木選手のドキュメンタリー。どちらも良かった。
ジムで走る。
本日の心拍数、しばらく4km/h で歩いて、103。
30分後走り始めて、 6km/h  130、8km/h  150、 9km/h  160。
ただ、9km/hでも、やっぱりそんなに苦しくない。
本当に苦しい時は、色で言えば、白は白でも、食器を漂白剤に漬けたみたいな白。
心拍数160は、まだオフホワイトである。
(9km/hで走ったのは最後の1kmだけだから、続けるとまた違うのかもしれないけど)
自分で自分を追い込むのには限界がある。
だから先生がいてくれるのはありがたい。
村上さんは普段の脈拍50で(たぶん10年ぐらいは前の話)、
長距離ランナーになると35の人もいるそうだ。
走るとどれぐらいって書いてあったっけ。
ちょうど文庫本を持っていたから、走りながらパラパラめくってみる。
あった。
しばらく走ると70で、全力で走ると100だそうな。
なんだろう、この差は。
とりあえず年末まで走って、どうなるか様子を見てみよう。
人の心は不思議だ。
川の底に重石をつけて沈んでいたものが、
ある日突然水面に浮かんでくるみたいに、
(と打ったところで、死体を思い浮かべてしまうのはミステリドラマの見過ぎかしら…)
ともあれ、ある日突然、何かのきっかけで気持ちが動きだすことがある。
走ることがわりと好きだったことを、ずいぶん久しぶりに思いだした。

仕事が終わらない。
ふと気がつくと夜も更けている。
駅までの道を半分過ぎたところで、携帯をデスクに忘れたことに気づいて、取りに戻る。
あれがないと、明日4時半に起きられない。
百歩譲って起きられなかったとして、そういうわけで行けませんとメールも打てない。
ずいぶん、ぼんやりしている。
電車で目の前の席が空いて、やれやれと座ったときに、
何の脈絡もなく、やっぱり、アッパーって腹筋がないと上がらないよな、と思った。
腹筋で支えられないから、反動で微妙に上半身が回転する。
ボクシングって腕の筋肉なのかと思ってたけど、
腹筋なのかもしれない、いやそりゃ両方あったほうがいいに違いない、
とか考えていたら乗換駅になった。
たまにタイミングよくて鏡の前に行けたりすると、柄にもなくナルシスト的に
自分のフォームを見るともなく見ながら、そんなことを考えるともなく考えている。
いや、ほんとのところは、何も考えてはいないのだ。
村上春樹の言葉を借りれば、それは雲なのだ。
「川のことを考えようと思う。雲のことを考えようと思う。しかし本質のところでは、何も考えていない。僕はホームメードのこぢんまりした空白の中を、懐かしい沈黙の中をただ走り続けている。それはなかなか素敵なことなのだ。誰がなんといおうと。」
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
今日も5キロ走ったから、あと90キロ。
ふくらはぎ筋肉痛。

2015/10/28

あまちゃん

村上春樹は『走ることについて語るときに僕の語ること』の中で、
彼にとって「まじめに走る」とは週6日1日10km走ることだと書いていて、
それには到底及ばないんだけれども、今日は久しぶりに走った。
計5km。うち3kmは時速9kmまで上げてみた。
もっといけるかと思ったんだけど、
2回測っても心拍数が160台後半。上がり過ぎ。
最初から無理するとすぐ挫折するから、さっさとやめる。
走ることのいいところは、頭が真っ白になるところ。
これはクセになる。
気がつくと、通販で、リストバンドだけでいい心拍計を探している。
とりあえず、ふまじめに年末までに計100km走ることに決める。
週3回、1日5km走れば120kmはいけるんだから、ずいぶん自分に甘い。
ま、いっか。
昔の著作は全然趣味じゃなかったんだけど、
『走ること…』を読んで、村上春樹が好きになった。

チーズ玉

べつにとくだん人恋しいってわけじゃないけど、
夜道に屋台の明かりがともっていると
ついついそっちに引き寄せられてしまうことってある。
夕飯は味噌ラーメンにしようと決めてたんだけど、
お好み焼き屋さんの引力に負けて、チーズ玉になった。
空きっ腹に炭水化物が沁みるねえ。


よく目標は数値化しなさいというけど、
ジムで何か目標立てようとおもったら、筋肉増やすとか
何キロ走るとか、それぐらいしか思いつかない。
入ったばかりの頃はマシンで走っていたんだけど、
ベルトが上下に振動するのが気持ち悪くて、やめてしまった。
ほかにもいろいろ、景色が変わらなくて飽きるとか、
風を感じないとか、理由はあるけど、
やっぱり走るなら大地を踏みしめて走りたい。
もう数年前になるんだろうか、10kmぐらい走れるようになった頃、
ためしにハーフマラソンに出てみたら、
関門で時間制限に間に合わなくて、バスに乗せられてしまった。
そういえば小学校の頃から走る系はいつも後ろから数えたほうが早い順位だった。
つまらないなあ。
ってことで、次は気を取り直して、時間制限がゆるいサイパンに行ってみたんだけど、
低血圧極まりない人間がいきなり4時半起きで走らなきゃいけなかったのが計算外で、
後半は沿道にえらく気前よく取り揃えてあったフルーツ食べながら歩いたんだっけ。
そのあとは、あまり走った記憶がない。
さて。
思考停止してきた。
もうねよっと。

2015/10/26

バディ

初の?父子お揃いはならなかった。
父ちゃんはわたしより幅広さんで、残念ながら横幅が入らなかったのである。
たまたまサイズが合ったセンセイが履いてくれることになった。
いまさらだけど、センセイはいいやつである。
ついでに言うまでもなく、センセイは、ほぼ博愛主義のひとである(特に女子またはもと女子には)。
本人は否定すると思うので、ほぼとしておくが、客観的に見て、そんなとこである。


今回のネコ歩きは録画を忘れなかった。えらいぞわたし。
らっきょうと、サンクスで売ってる冷凍の角切りマンゴーをつまみながら見る。
1回録画すると5,6回は見ていて、登場するネコの名前なんか覚えてちゃっている。
ヒトの名前とか、薬の名前とかは全然記憶に残らないんだけどね。
あ、バディだ、とか、この子はブーツ、とか。
岩合さん、いつも楽しみにしております。
ありがとございます。
個人的には至高のリラクゼーションであります。
家ネコもテレビの前で画面を凝視するという奇跡の番組、ネコ歩き。
ワラビーもよかった。

2015/10/22

おそろい

父の見舞いに行って、母かららっきょをもらう。
らっきょ大好き。
この歳になっても、まだいただくもののほうが多い。
ありがたいね。
父がわたしのschechersを見て、それ、ほしい、という。
父とおそろいなんて、生まれてはじめてな気がするけど…。
ま、いっか。

2015/10/19

box!

午後、喫茶店に入ってアイスのソイラテのLサイズを頼んで、
なんとなく行きがけに本棚から掴んできた文庫本の
百田尚樹「ボックス!」を開いたら止まらなくなった。
結局、最後残った氷が溶けた水をストローですすりながら
下巻読み終わるまでそこにいて、気がついた頃には辺りは夕暮れ。
2年ほど前にも一度読んで、その時はストーリーに感涙したぐらいの記憶しかない。
今回は、どちらかというと、ボクシングを始めたばかりの主人公が
コーチから教わるジャブやストレートの打ちかたとか、
はじめてスパーリングしたときのグローブの重さとかパンチの届かなさとか、
試合の時の動きの詳細みたいなところばかり残った。
文字情報だとよく分かる。
この物語は、器用で才能ある子と努力型の子が
同じボクシング部で育っていく過程の対比で書かれている話なんだけれども、
その子たちを見ている顧問の先生の言葉が今日の収穫だったのかもしれない。
「才能のある子は努力の喜びを知らない子が多いのよ。出来ないことが出来るようになる喜びを知らないーある意味でそれは不幸なことやと思う」
才能がないからこそ、出来ないことが出来るようになる喜び
―それはもう純粋な自己満足の世界で、他人に蹂躙される余地のないものだけど―
を、すこしずつ、貯金箱に貯金していくみたいに蓄えていける。
それは、とっても幸せなことなのかもしれない。
自分の限界を少しずつでも、今より遠くにもって行けたら。
ただ、それだけ。

晴天なり

いい天気。
こんな日にじっとしているのはもったいない。


連ドラを見ていて、旦那さんが若奥さんのことを
「サンマやカツオといっしょ、泳ぎ続けてないと死んでしまう」
と言っていた。
そうそう。
こんな日に部屋でドラマなんか見てたら、死んでしまうもん。

2015/10/18

チャールストン

先週あたりから兆候があった膝痛の原因はたぶん、
その頃から振り付けが入ったチャールストンじゃないかと思っている。
動画を検索してみたら、「初心者におすすめ」って書いてあるから
全然難しくないはずなんだけど。。。
一応、「超」初心者なので。。。
思い起こせば内股になってるときに軸足の左膝にいまいち不快感があったんだけど、
あれぐらいのことで痛めるとは、繊細な膝だよねえ、ほんとに。
とりあえず、ステップはできるようにはなったんだけど、
もっと痛くなると困るので、恰好悪いけど、しばらく軽減動作でごまかすことにした。
動画見ていると、どっちが軸足か分からないぐらい自然に動いてて、自分のと全然違う。。
痛くなるときって、やっぱり何か動きが間違ってるんだよね。
間違ってるって分かった、ってことは、ひとつ賢くなったってことで。
よろこぶべきことなんでしょう。
ま、そういうわけで、センセイきっと読んでないと思うけど、
ご指南にしたがいまして、今日はキツイこと全然しなかったし、
お風呂つかってストレッチして、バンテリンべたべた塗ったから、もう治ったよー(たぶん)。
今のシューズ、ソール低すぎるんだよね。
ダンスシューズ買おうかな。

2015/10/13

頭ぼんやりだけど、まだ眠ってないぞ。
このまえ、朝起きてカーテン開けたら雪が降ってて、目の前の幹線道路が雪で車が全然動いてないのね。
ときどき人がえっさほいさと雪かきわけて歩いてて。
やったー、これで会社行かなくて済む、と思ってさっそくカーテン締めて寝た。


これってほんとは起きて窓あけたんだけど、見えたものが現実と違った(もちろんその日はまだ初秋でさすがに雪は降らない)
のか、
起きて窓開けたところからねるところまで一連夢のなかだったのか、というあたりが
ちょっと気になっている。
どっちが重症かって話だよね。

おやすみ

導入剤のんだらじっとしてないとだめだね。
おかたづけはじめて、しばらくしてたら頭がくらくらして身体じゅうへろへろしてきた。
アリナミン夜に飲んだら朝すっきり起きられるかしら。
やっぱりしじみじゃないとだめかな。
養命酒ものんどこ。
アミノ酸ものんだ。
ともあれ。
抱き枕のでかい灰色うさぎといっしょに、おやすみです。

2015/10/12

最近のこと。
横浜2回目。先生の周りだけ重力がないかのように、軽い。
生徒の方は、最初の10分ぐらいですでにへろへろしてる。
続けたらかなり変わりそうだと思うんだけど。
職場から家と反対方向に30分。まあ行きはよいけど帰りが遠すぎる。
都内でやってもらえないのかなあ。


昔から左側だけ小鳩のポーズができない。
やっぱりあれは、手足が長い人がぜったい有利だと思う。
それ以外の要因ももちろんある。
肩腰背中ぜんぶかたくて左側は特になので、そのせいもある。
センセイのところで、できないよー、と言ったら、
人間はそういうポーズはできなくても困りません。
ぼくもできませんけど困りません、だいじょぶです、とおっしゃる。
まあそうなんだけどさ。
釈然としない顔してたら、股関節ひっこぬいてまたはめますか、
でもたぶん戻っちゃうと思うけど、などと怖いことをいう。
左の股関節のつけねのあたりがだいぶ中にひっこんでるらしい。
まあ地道に柔軟してみよかな。

2015/10/09

紙ひこうき

タマゴが先か、ニワトリが先か、みたいな話だけど、
気持ちから入るか、カタチから入るか、って話がある。
ある程度気持ちがないとカタチから入れない。
カタチばかり先行すると気持ちがついていかなくて苦しい。
現時点のごく個人的な結論は、
双方のバランスを取るのが身体を動かすことだ、
と思っている。
だから、他人がなんといおうと、優先順位が高い。


全然関係ないけど、朝の連ドラを2年前ぐらいから録画したままにしていて
自動的にたまっていってはたまに見て消化するんだけど、
今回のは楽しいね。
AKB48って全然興味ないけど、主題歌はいいね。
人生は紙ひこうき 願いのせて飛んで行くよ。
風の中を力の限り 心のままに。

2015/10/01

おはよう

朝食中。
ダノンのヨーグルトを食べ終わって、はがした蓋を片付けようと思ってふと見たら、
「今日もハッピー!」
って書いてある。
こんなのいつも書いてあったっけ。
当たり、かしら。
ま、いいや。
今週も、早くもあと残り2日。がんばれわたし。
そして。
今日も(明日も明後日も、、、とりあえずしばらくの間)、
みなさんがハッピーでありますように。