2010/12/31

年末年始

近頃は年末年始も開館している美術館が多いみたいですね。
とりあえず東博(2日から)には行くべしとの声も多いようで。
森(無休)と川村記念(2日から)も開いてるみたい。箱根駅伝を見終わったら行こうかなあ。
今回は、品川駅あたりで初めて、生駅伝を見てみようかしらと思いつつ。(起きられれば、ね。。)

みなさま、よいお年を。

2010/12/30

ケシポン

今年の個人的ヒット商品文具の部はケシポン(ローラー型)。
手で破る、抽選であたったシュレッダー、ギザギザ刃のはさみで切る、という長い道のりを経て、漸く、おかげさまで、一部のDMは未開封のまま捨てられるようになった。
年末の書類整理にも活躍中のケシポン君です。

2010/12/19

サイパン

土曜のN響はなかなか良かった。ラヴェルは当然。初めて聴いたショスタコーヴィチの8番は、超高音域の響きがなんともいえず。

久しぶりに小説を読了。貫井徳郎氏「夜想」。「慟哭」以来2冊目。ツイッターをフォローしているせいか、どことなく親近感。灰色の虹がいいらしいが、ハードカバーで買う気がせず。「追憶のかけら」を読もうかと。

横浜の帰路に読んだ「怒らない技術」。要は自分を怒らない環境に置く自助努力をおこたらないことと、怒らないために考え方を転換すること。どこかで読んだり聞いたりしたことのある小話満載で新しいことはほとんど書かれていなかったが、こういう話はたまに復習しておいて損はない。具体的対策も、もろもろ書かれていてお手頃。

ゴッホ展には行けなかった。まあいいか。武士の家計簿と小さな村の小さなダンサーを見ようみようと思いつつ。とりあえず本を読むか。

サイパンマラソンに行こうかと思う。ハーフ。時間制限がないのがいいよねー。3月。やたら早朝から走るみたいね。低血圧だから早朝はきついんだけど。とりあえず来年の目標(ハーフ完走)をさっさと達成してしまおうかという計画。

2010/12/15

エマール

ピエール=ロラン・エマールPierre-Laurent Aimardのピアノリサイタルに行った。
音を表現するための言葉って、ほんとうに、なかなか浮かばない。
んだけれども、要するに、7曲のアンコールを聴いてもなお会場から去り難く、今週土曜のN響とのコンサートに横浜まで行くことにしてしまった&アマゾンで買えるCDは全部買ってしまったぐらい(すでに3枚持ってるけど)、なんか揺れてしまったわけですね、これが。
やはり音感のなさなのか、現代音楽って、なかなかメロディーが頭に定着しないのだけれども、そのかわり、彼の手から紡ぎ出される音そのもののふくよかさや強さ、それが時間の流れとともに積もっては溶け、それでも残る音の肌理、とでもいうものが、ただ記憶の中でゆらゆらと、ほのかに残響するのである。こんなのを聴いてしまった後には、余のことすべて些事と化す。当然ながら仕事なんて手につかない。ほとんど恋である。

youtubeにけっこう動画あります。
Debussy - Two Etudes とかバッハとか。はじめてCDを聴いたのがメシアンだったせいか、メシアンも好き。お、この動画、エマール、若っ。

2010/12/04

それじゃあ、また。

記憶というのは面白い。
海底に埋まっていたものが、ふとしたはずみで海面に浮かびあがってくるような。

近所に住んでいる外人さんに幾許かの謝礼をお支払いして英会話してもらっている。
たまに話しておかないと、いざ仕事で必要が生じたときに言葉が出てこないレベルなので、内容はともかく、沈黙せずにしゃべっていることが主たるトレーニング内容である。

で、彼いわく、エージェントから転勤を命じられたんだそうな。
今まで教えていた専門学校は通勤時間1時間程度だったのだけれど、今度のところは2時間弱とのことで、これから面接には行くのだが乗り気でないとのこと。

彼は妻子持ちで永住権は持っているものの、外国人としては、なにかと立場が弱い。
エージェントに稼ぎの3割を取られちまう悲しみもよく分かる。
以前は都内の公立中学でも教えていたというし、なかなか教え方も上手なので、何か力になれないかしら、と聞きながら思っていたら、ああそういえば、知り合いに英語の先生をやってた人がいたんだったと思い出した。
大学の同期である。最後に挨拶をかわしたのは、もう数年前にもなるだろうか、と記憶の糸をたぐりよせはじめたら、イモヅル式にいくつかの顔が思い出された。
なんだかやたらと偉くなっちまった御仁もあれば、まったく消息が見当のつかない顔もある。

数年などというものは、本当にすぐに過ぎてしまうもので。
いやあ、みなさんにお会いしない間に、あれからいろいろありました。

お元気ですかあ。

いろいろあったとは言うものの、ご存じの通り、当方、根が暢気なもんですから、相変わらずといえば相変わらずです。

こないだPCを壊したときに、古いアドレスは全部失ってしまって、こちらからは連絡するすべもないのですが、まあなんといいますか、気が向いたら連絡くださいましね。

それじゃあ、また。