2021/11/30

3日

先週後半から嫌な感じの腰の違和感があって、レッスン待ちのフロアで聞くともなく聞こえてきた「11月は急に寒くなるから、ぎっくり腰が多いんだって」との会話が耳の奥に残る。生来の小心者に加えて肉離れの痛い記憶が頻繁にフラッシュバックされ、少々セーブモードに入ってしまう。週末はなんとか乗り越えたものの週初に入り力尽き、仕事を終えると自室に篭り、狭いユニットバスで湯治に励む。

怪我や病気を乗り越えて復活するスポーツ選手の話を聞くことがあるけれども、痛みは身体だけでなく精神にも確実に影響をきたすわけで、そのメンタルの急降下から、また浮上してくる、または以前よりも強くなって戻ってくる方々には心底リスペクトである。じぶんにはそんな強靭なメンタルはないので、せめてストレッチをしながら「ハイキュー!!」の録画を見直してメンタルを立て直している最中である。名言が多いのでボイスメモに録音する始末。

「どんな勝負したって負ければ悔しいに決まってる。極端に言ったら、大して練習真面目にやってないヤツだって、試合に負けたら悔しいんだよ。悔しいって感情は誰だって本物なんだと思う。その悔しさ、3日で忘れるヤツは弱いままだからな。高校の3年間なんて、もたもたしてたらあっという間に終わっちゃうからな。今の悔しさ、忘れるなよ」

おそらく1年ほど前に「1年後に出来るようになりたい」と思ったとあることをすっかり忘れていた、と思い出す機会があった。こちとら高校生ではないので、ハイキューの登場人物達より更に時間がない。湯治&ストレッチの成果か、腰も復旧しつつある。いつまでも弱いままではいられない。

2021/11/22

カレンダー

カレンダーの最後のページをめくってみたらサプライズ。18日が土曜に2回来る。
巻末に隠れていたシールの使い途が今ひとつわからなくて(下手なところに貼ると日付が隠れる)遊んでみたりする。
来年のカレンダーは少し大きめにしてみました。特に関係ないけど、かかりつけの先生の栄養とるべしコメントを添えて。

最近よかった整体系動画。


2021/11/18

ライオン

最近、眠るためにはなんでもするようになっている。可能な場合は早く床につくのだが、夜中の2時頃になるとお目目ぱっちりとなる。眠れる音楽も次第に効果が薄くなってきたので、最近は、かわりに、眠れる朗読を枕元で流すことにしていた。

何本か聞いたというか、聞きながら眠ることに成功して、意を得たりと徒然に流しているうちに、いつの間にか向田邦子が流れていた。朝起きてみたら途中まで流れていたので、止めたのである。眠る盃。好きな本だ。岸田今日子さん、好きな声だ。さて今日はこれを聞きながら眠れるかな、と思いながらかけてみたところ、意に反して、つい真剣に聴いてしまって今に至る。

後半、ライオンの話が出てくるのだが、当時の向田さんは、遡ること20年ほど前、電車の車窓から外を眺めていて、中野あたりの家の部屋の中に男性とライオンが一緒にいるのを見た。夢幻を見たのではないかと思いつつも、一方では、やはり事実で、実はライオンを飼っていましたという連絡をくれる人がいないかと待つともなく待っていた、そういう話を雑誌に書いたところ、飼っていましたという連絡を本当にもらった。そしてご縁があって飼い主さんとお酒を飲みながら当時を語る機会を得たという、そんな話である。

向田さんの話はまだ続いていて、中野と思ったその場所は実際は御苑のあたりで、雌ライオンだったはずなのに記憶の中でライオンはたてがみを生やしていた、その他記憶は微妙に事実とは異なっていて、変質していたと。だから、いつか年老いて記憶もおぼろげになったら、誇らしげに誰かに語るに違いない、私はライオンとお酒を飲んだのよと。

いや最近、なんだか元気が出なかったのだけれども、この話を聞いて、というか、昔読んだはずなのに全然記憶になかったこの話を再度聞いて、少し元気が出たのである。世の中には中野でライオンに会える人がいるんだから、じぶんもまだ、何かとんでもないものに会えるかもしれない。いや実はもうすでに会っていて、夢幻かと思いきや、そうでもなかったりするかもしれない。そしていつか、いいように記憶を書き換えて、話している本人だけはとてつもなく幸せな法螺話のできるおばあちゃんになれるかもしれない。酔っ払いながら、そんなことを考えてました。向田さんは我が永遠の憧れのひとであります。



2021/11/11

今週のこと

火曜。左膝の違和感が気になるので、無理しない無理しないと呟いて珍しく家にいる。せっかく空いた時間で、母上の御顔を拝みに行く。蛍光灯が切れたとおっしゃるので取り替え、ヒーターが壊れたとおっしゃるので2台目のヒーターを出してくる。ごくたまにではあるけれども、じぶんの存在意義を幾許か確認できて良い心持ちになる。

木曜。ここしばらく左耳の奥がゴリゴリいっている。そのうち治るかと思いきやしつこいので、ゴリゴリの元凶を取り除いてもらいに耳鼻科に行く。耳の中を見せてもらう。あったあった。冬の乾燥に加えてイヤホンが元凶を奥に押し込んでしまっており、よろしくないとのこと。しないのが一番だけど、骨伝導にしたらと言われる。いくつか探してみるが、音切れがどうのとのコメントで今ひとつその気にならず。骨伝導ではないけれど耳に挿入しない耳掛けタイプをポチして明日届く予定。

喉の中もカメラで見せてもらう。よろしくない。アレルギー鼻炎で口呼吸になってますねとのこと。子供の時分から鼻づまりが常態となっているため、春に顕著なスギヒノキ花粉症以外の時期の違和感はあまり本人に自覚がない。吸入と漢方薬と点鼻でたいそう鼻呼吸が楽になり、少し生きていくことがラクになり、よろこぶ。

最近好きだったもろもろ。


先生が踊ってくださるのが、不肖の生徒にはなによりの心の栄養であります。

2021/11/07

電動フォームローラー

検証続報。再現性ほぼあり。ただ昨日ほどでもない。

思い出したのだが、昨日は最後の20分ほど、長座前屈した状態で電動フォームローラーにふくらはぎを乗っけてほぼお休みしていたのだった。

ふくらはぎに痛いところがない「ふわふわ」の状態にして終わりにしたのだけれども、考えてみるとあれが血流を促して超復活状態になったとしてもおかしくない。

今日は電動ローラーがなかったので、そこまで回復しなかったのかもしれず。

おそるべし電動ローラー。

マンションの自室だとちょっと近所迷惑なので、やっぱりジムでするのがよかろ、と思う。

2021/11/06

tipping point?

珍しく夜に空き時間ができたので、ジムのストレッチエリアでダラダラとストレッチ。

冬が近づいてきた。約2年前となった肉離れの痛い痛い教訓を思い出し、本格的に身体を動かす前に念入りにストレッチするのは当然として、終了後や就寝前のストレッチにもう少し力を入れるべきだろうと寝る前にリマインダーが出るようにした。

すいません、今日はできませんとポチして終わることもあるが、リマインドされると3回に1回ぐらいはすることもある。やらないよりはマシだろう。

ただ、意外と家で長時間ストレッチができないのは、そのまま眠くなってベッドに直行し、結果的に短時間で終了してしまうせいもある。じぶんの場合、外のほうが長時間できる。

夕方レッスンが終わってから1時間ほど、そうしてダラダラしていたのだけれども、ちょうど1時間経過したころ、今まで経験したことのないほど身体が軽くなった。けっこうな長時間レッスンに出た後とは思えない、いまだ未経験の軽さ。なんだこれ。単にストレッチしていただけなんだけれど。理由がわからなくて帰路電車に揺られながら考えるともなく考える。ある程度の時間をかけると臨界点を迎えて、整体に行ったわけでもなく、たかが自分でするストレッチでこんなに体が軽くなることがあるんだろうか。たまたまかもしれないが(きっとそうだろう)。ともあれ再現性があるか今日と同じメニューでしばらく検証してみようと思いたつ。忘れないようにここに記録しておくことにする。

2021/11/02

修行

思い返せば去年の12月が初回なので、そろそろ1年というところ。さっぱり上達しないんだけれども、先生のこの動きを習得したいなぁ、なんとかならないもんかなぁと、まだ諦めきれず、お邪魔しております。

いつもはリズム取り主体のことが多いのですが、「今日は調子いい」とのことで、この回は長めの、半分以上割と短時間でその場で出来上がった振付。本当はその間練習してなければいけないんですが、最終的に振付にならなかった、いやそれは先生にしかできないでしょう、な動きを眺めているのも面白かったりします。

みなさん覚えが早くて、ひとりで苦戦しているのが、かなり笑えます。いやはや修行なり。ま、本人はこれでもけっこう楽しんでるんです。昔はできないと無闇に落ち込んでいたんですが、できなくて悔しかったけど楽しかった、という境地が開けてから、良いのか悪いのか分かりませんが玉砕してもケロッとしてまた地道な練習に戻ったり冒険に出られるようになりました。

そのうち某リーグが始まればレッスンのご縁も減るだろうから今のうち、と最近せっせと通ってました。遠くから応援しております。



なんでこういうきっぱり別系統の踊りが好きなのか自分でもよく分かりませんが、好きなので仕方ありません。こちらも修行中です。


最近の動画がないので貼ってませんが、他にもいつもたくさんお世話になっている先生方がいらっしゃるわけです。どの先生も全然似てないです。

いろんな先生が好きなじぶんを許していただけると信じて、それぞれの先生から学びたいことを学ばせていただいて、もちろん生徒側からは想定していた以上の、想定外の学びがあるわけで、それはそれでラッキーと思い、多方面からの異種相乗効果という、生徒なりの浅知恵ですが、そういう成長戦略を敢えて採用しています。