2015/06/21

先週のこと

整体に行く。これは先週とはいえど昨夜のこと。
センセイは目下、3ヵ月で10kg目標に減量中で、
大好きなラーメンを我慢して約8kgまで減らしてきた。
そういえば、なんだかすっきりしている。
けっこうな金額とけっこう大事なモノをお友達と賭けているせいで、
今回はかなり真剣にがんばっていて、あと10日で2kg。
がんばれ!
センセイは基本的になんでも7‐11がお好みなんだけど、
こちらもサラダチキンをご愛用で、シトラス味をご推奨。


金曜日は久しぶりに生モギ先生のお話を聞きに行ってきた。
英語圏の人が参加しているせいか、講義の中の英語の割合が
昔より多くなっている気がする。
小津安二郎映画についている英語字幕の今ひとつどころではない違和感。
あの映画の大半のセリフってあまり意味がない(ような気が、個人的にはしている)から、
余計訳しにくいのかな。
ところで、自覚はあるけど、自分の英語はまだまだ、どころではなくて、
もともと早口のネイティブがナチュラルスピードで話している動画なんか見ると
ほとんど分からない。
半分ぐらい分かったつもりになっていても、じつはその話のキモが後の半分にあって、
全然聞き逃してたりする。
がんばらないと。


その茂木先生と松岡さんが対談している番組の録画を最初からみてみたんだけど、
これがなかなかおもしろかった。
テニスというものにあまり興味がなかったのであまりよく知らないのだけれど、
松岡さんという方は選手時代ガラスのメンタルと言われていて、
いまのような、いわゆる「熱い」感じの人ではなかったらしい。
なんでそんなふうに変わったのか、という問いに、
それは、今は自分が戦って勝つという結果を追う必要がなくなったから。
昔、自分は自分のことを信じられなかった、
だから、他人が、その人自身のことを信じられないのを見ていると、
いや、絶対できるからがんばれ、と応援したくなる、というような。
なんか、すごくいい話。


選手とコーチの関係、という話。
テニスはメンタルが8割9割といわれる中で、コートに立つ選手は、すごく孤独。
だからコーチが絶対必要で、
別にサイン出したりするわけではないんだけど、
ただ頷いたり、目で肯定してもらえたりするだけで、ものすごく安心する。
だから、変な話、親とか恋人でもコーチになれちゃうんですよ、と。
確かに、あの大観衆の中で一人戦う孤独とは比すべくもないんだけど、
苦しくなると助けてほしくなって、ついそっちを見ちゃう気持ちは分かる気がする。


スーパーゾーン、リミッターを外す、意識しているものが記憶に残らない、
欠点は最大の長所、などなど、気になるキーワード盛りだくさんの対談でした。


試合のプレッシャーに耐えうる訓練はどうしたらいいのか。
残念ながら、それは試合に出ることでしか成長できないんだ、と松岡さん。
人間て考えても何も変わらないこと一所懸命考えちゃうことがある。
だから、考えろ、でも、考えてもマイナスに動いていくようなことは考えるな、と、これも松岡さん。
考えないで行動しているときが一番成長してるよね、
変わろうなんて考えていたら変われない、と茂木先生。


とりとめなく備忘録になってきた。。。
さーて、そろそろ朝のエアロ行ってくるかなー。
茂木先生の言葉で今朝の(今朝も?)つれづれなるブログを終わりたいと思います。


「成長とは、つまりは今の自分への懐疑であり、現状の否定である」 茂木健一郎