2018/11/17

夢を見た

金曜の夜。ストレッチすると催眠術にかかったみたいに眠くなる。ダンスなぞやめて、お願いですからねかせてください、と思いつつ始まったら始まったでもちろん、ちゃんとやる。先生の指示はだんだん細かくなる。というか、もとから細かかったのかもしれないけれど、きっと、その他のことでせいいっぱいで、耳では聞いてても腑に落ちてないのである。たぶん先生がたには呼吸のように自然な動きも、何度見てもその動線がどう形成されているのか分からない、ということがあるんです。腑に落ちても、動けるようになるのには時間が要る。ちょっとだけご忍耐いただけますか、そのうちできるようになりますから、たぶん(笑)。

終わるととたんに眠くなる。ジムの向かいに天然温泉付きホテルなるものがあって、ここで一泊しようかなあと一瞬考えながら通り過ぎる。赤羽駅の乗り換えで買ったぎょうざを食べおえてことりと眠る。朝5時に一度目覚めて、そのあと珍しくストーリー性のある夢をみた。
日本橋のオフィスから昼にパンを買いに歩いていくと、なぜか海の見える山の斜面に出た。パンを買う行列ができている。なんでこんなに並んでるのか尋ねると、お菓子も一緒に売っていて、ポルボロンが絶品だという。大好きだ。買う、と並ぶ。待ちくたびれたころにはパンはもう売り切れに近くて、ポルボロンももう売り切れたという。しかたなく残ったパンをトングでつまもうとするとみるみるうちに小さく縮んでなくなってしまう。
それでも縮まなかったパンを2つばかり買って帰ろうと山道を登るのだが、当然ながら日本橋らしき景色が見えてこない。通りすがりでタクシーをつかまえる。なぜか運転手のおじさんのほかにおじさんがもう一人のっている。
日本橋ですね、大阪じゃなくて東京の。はい。はいよ、っと言って、おじさんは道路をはずれてトトロのネコバスみたいに道なき道を飛び跳ねながら運転する。
山から離れて少し都会らしい景色が見えてくる。隣のおじさんに話しかける。おじさん、すごいっすね。今度困ったときのために携帯番号教えてください、というと、えーと、と探し始めるがなかなか見つからない。小さなモニターに運転手の名前とか所属とかが表示されていて、番号らしきものを見つける。あ、これ撮らせてください、といって写真を撮ろうとした瞬間、ナビ画面に切り替えられる。
東京ではあるようだけれど、なんだか違和感のある景色が続く。時計をふと見るととうに昼休みは過ぎていて、もう4時近くなっている。
ああ、どうしよう、パンを買いにいったらそこは山でしたなんて言えないなあ、半休にして帰ろうか、いやそれにしても連絡が遅すぎる、行方不明時間が長すぎる、、いっそのこともう辞めちゃおうか、いやそれでは生計が、、
というところで目が覚めた。