2015/05/05

安全基地

茂木健一郎さんがよく言われる「安全基地」の話は、
子供というのは、親という「安全基地」があるからこそ新しいことに挑戦できる、
といういい話で、youtubeなんかにものってるのでぜひ聞いていただきたいんだけれども、
大人になっちゃった自分が新しいことに取り組むときにも
そういうことを考えます。
勇気凛凛の人には関係のない話なんだけど、
人見知りで小心者のわたしとしては、
やっぱり、新しいことや、少し難しそうなことをするとき、
初めての場所に行くときなんかには、それなりに勇気がいります。
そんなときには、自分で自分の「安全基地」を作ります。
行ったことのない場所で、難しめのレッスンに参加するときには、
既に知ってる先生のを選ぶとか、
(この場合、「知ってる先生」が安全基地)
逆に、初めての先生のプログラムに出るときには、行きつけの場所にする、とか。
(この場合は「行きつけの場所」が安全基地)
新しい場所に初めていく、先生も知らない、なんてときには、
まずは少し易しめのプログラムから参加してみる、
お気に入りのウエアを持参するなどなど。
(この場合は、「無理なくできると分かってるプログラム」と「ウエア」が安全基地)、
あ、もちろん、お友達と一緒に行くなんてのも、典型的な安全基地ですね。
自分の場合は個人行動が多いので、
安全基地づくりにはそれなりに気を遣います。
そうそう、ちなみに、新しいことに挑戦したんだけど、
残念ながらコケちゃって、イマイチすっきりしない…なんて場合には、
慣れてることをやって「お口直し」して一日を終わる、
なんてのも意外といけます。
この「新しいこと」と「古いこと」の組み合わせを気にしながら続けていくと、
地味に安全基地が広がって、
行動範囲とできることの種類が広がっていく気がしています。