2015/07/14

よく分からないんだけど

球技にはあまり興味なくて、最近、球技の試合を見た記憶がほとんどない。
んだけど、先日松岡さんが茂木先生との対談番組で、
テニスはメンタルが9割、選手が交互にゾーンに入ったり入られたりしている、
というようなことを語っていたのが妙に印象に残っていたせいか、
昨夜たまたま、ぽちっとつけたら映っていたウィンブルドンのfinalを
そのまましばらく見る気になった。
そういうわたしなので、テニスの見方なんてわかっちゃいないわけなのは
言うまでもない。
ぱっと見、すごい技だな、とかすごいコースだな、という派手な手で得点するのは
どちらかというとフェデラーのほう。
ジョコビッチはミスしない。とにかくよく球を取る。ラリーが続くと点を取る。
ここぞというところでなぜか点を取る、という感じがした。
そして、勝った。


これはたぶん、テニス選手だけの話ではないんだろうと思う。
身体能力とか技術の派手さとかはわかりやすい。
でも、たぶん、素人にははかり知れない
「なぜかよく分からないんだけど、勝っている」というところこそが
その人の知略なり努力なりメンタルだったり、その継続だったりするんだろうなと。
なかなか言語化できないからこそ、そこが強みであり続けるんだろうなと。