2015/07/19

梅雨明け

レッスンがない日曜の朝は起きられない。
いや正確にはレッスンがないんじゃなくて先生がおやすみなだけ。
人見知り、というか、やっぱり好き嫌いなのか、ともかくそれが激しい自分的には、
この先生なら行く(ちょっと難しくてもがんばる気になる)、
という貴重なレッスンのうちの一つ。
用事がないと起きないから、近所のパン屋にモーニングを食べにいく用事を作って
ようやく起きあがる。
道に面した店で外を眺めてアイスコーヒーを飲みながら、
「ロダン」という美容室の看板がどうみても「ロダソ(ろだそ)」に見えるなあと思う。
ここに越してきてもう10年は経つし、そのややアンティーク気味な風合いからも
きっともう20年ぐらいそのままなんだろう。
そういうのもいいかもしれない。
ふと先週うまくいかなかったテレカンのことを考えている自分に気がついて呆然とする。
こういうことを忘れるために休日があるんだけどな。
自分のおもな仕事のうちの一つは、
日本で発生したいわゆる「あまりよろしくないこと」を外国人に伝えることである。
いかに「よろしくないのか」を表現力豊かに、かつ先方の心証を害さずに主張する英語力に
ぜんぜん満足いかない。
ただ、英語をしゃべった後は、洋書を読むスピードが少し早くなる。
洋物のテレビドラマもいつもより少し「聞こえる」ようになる、気がする。
ごく一部の天才を除いて、読解力は、ただ読んでいれば上がるもんじゃない、
話す力と連動している、と思う。
こんな文章読んでると、相当ごきげんななめな感じがするけど、
実はそんなでもなくて、まあ、なんとなく、だいじょうぶなんだろな。


先週の月曜日、なぜ今日は祝日じゃないんだろ、と
答えのでない問いがふつふつ沸いてきたのも記憶に新しいけど、
1週間終わってみると早かった。
いつもそう。
なにもかも足早に過ぎていく。
振り返れば、よきこともよからぬことも、それなりにいとおしい。
だから、「いま」に集中しよう。
「いま」出会ってくれる人を大切にしよう、
そう思う日曜日、梅雨も明けた。
Ooga, jaka, ola, give me beat...
Getting back back back 熱い季節
Jumping girl, girl girl はじまるのさ
Ready go, go, go 君と僕の夏だ、夏だ、夏だ~♪ (Ocean, Tohoshinki)