2020/12/09

雑草

自分は雑草だと思う。草魂、と打つと鈴木啓示さん造語とか、雑草魂と打てば上原浩治さんとかがヒットするのだが、現時点ではあまり野球に興味はないし、そんなに忍耐力もない。

こちらの記事によると、そもそも雑草とは「撹乱される場所に育つ植物」なのだそうだ。人が建物を建てたり土地を耕したり踏んだりするような場所に生えてくる草を指すそうで。

「休眠状態で待機していたタネが、掘り返されることなどの変化で活性化して新たに芽を出す。だから抜いても生えてくる」「雑草は競争に弱いからこそ、他の植物が踏み入れない場所を選んでいる」ますますじぶんだと思う。

日記のような目的で続けている当blogだけれども、勤め人の不自由さに時節柄も加わって、私的なものであっても行動記録を公開するのは好ましくないと思われる向きもあり、ますます書くことがなくなっております。

が、いやこれは記録しておかなければと思ったことがあり、ぺちぺちと本日したためており。

いつまた自粛に戻るかわからないわけで、下調べの末、選びに選んだ、これなら密でなかろうという場所に修行に出てまいりました。

我が愛しのじゅりあんさまに酷似した年恰好(違う人生だったらこれぐらいの歳の息子がいてもおかしくない)背格好と動線をお持ちで、ダンサーさまにありがちの身振り手振りでほぼ無言のレッスンでしたが、最後に講評、みたいな感じでおっしゃったのになるほどと。

振付がうまく入らない一因は、そのような動きができない身体の状態であるからであって、リズムトレーニングやアイソレーションなどで身体の状態が改善され動けるようになると、自然とその振付が入りやすくなるというような意味のことだったと思う。当たり前と言えば当たり前の話ですが、ほんとにその通りだと。やっぱりフォーカスすべきところは広い意味で身体そのものの稼働状態の改善なわけで、楽しくなるまでは修行だなあと。

修行修行と苦しそうかというと、いや基本、楽しいんです。ああなんて素敵な日だ、幸せと思える今日も、夢やぶれ挫ける今日も。つまりそれが、土の状態変化でタネが活性化してくる雑草状態なわけでありまして。休眠中の種子を活性化させてくださる遠く近くの先生方はじめ皆様に感謝。前回の話にも関連しますが最近こちらに勇気をいただきました。1年後に踊れるようになりたいリストに追加。

僕のこと/Mrs.GREEN APPLE