2010/02/14

そば茶

土曜。昼から歯科。バレンタインデーも近いし、いじり甲斐のありそうな、かの若先生に義理チョコでもお持ちしてどんな反応を示すか観察しようと思っていたのだが、ぼうっとしていて、チョコレートを買うのを忘れてしまった。つまらない。帰りがけに本屋でもぎけん先生おすすめの『忘却の整理学』を立読み。金曜に読んだ論文によると、AJさんはコンセプト化とかアナロジー分野が苦手らしい。忘却できるということは逆に言えばそういう分野がそれなりに機能しているということなんだろうね、きっと。

日曜。ここのところ自炊する気力が出ず、もっぱらコンビニにお世話になっている。オフィスの自販機に入っているせいで時々買う伊藤園「韃靼そば茶」を昼ごはんと一緒に買って飲んだのだが、蕎麦の味がしない。おかしいと思って体温を測ってみると38℃の熱である。やはり花粉ではなく風邪だった。字義通り「ぼうっとしている」とはこのことで、しかし鼻づまりが酷くて眠れない。ipodに入っているゲームをしたり、リチャード・ドーキンスの新刊『進化の存在証明』の写真を眺めたり、一方PCではドラマの「ER」が延々とかけっぱなしになっていたりする。
今年の冬は暖房を使わずに過ごしたが、節約というよりは、リモコンが壊れたまま放置してあるので、少し高いところにある電源の入切が面倒なのだった。ダーリンとかハビーがいると、そういうのを直してくれて、且つ病床のわたしに優しくお給仕でもしてくれるだろうに、と体調不良のときにしか浮かばない至極自己中心的妄想がくるくると頭を回っている。きっとERでグリーン先生が結婚してしまったせいもあるだろう。