2019/02/13

フレーム

6時に起きて朝食後6時30分に家を出るはずが、その時点でベッドの中に戻っている。
こりゃ駄目だ、と10時出勤コースに切り替える。フレックス万歳。
ふと気づくと、お風呂、お風呂、と呪文のように唱えている。幸い声には出ていない。頭の中で。昼休みに予約をして、5時を過ぎたら早速温泉に向かう。
熱いお湯に長時間つかっているのは苦手で長年カラスのなんとかだったのだけれど、岩盤浴なら長時間も問題なしと最近気づいて、徒歩10分強の温泉(一応)に行く頻度が増えた。岩盤浴、食事その他もろもろをつけて個人的宴会フルコース。ごくらく。

フランダース4回目(昨日はねてしまったから実質3回目)。
ラヴェル編曲の展覧会の絵、なので、舞台上に額縁というか、フレームがある。その中で、というか、前で、人間が動くわけだけれども、このフレームがあるのとないのでは随分違う、と思う。暗に、これは絵の中の出来事なんですよ、とそのフレームの外に別の世界があることを示している。人間がその枠の中と外を行ったり来たりする。
同様に(か分からないけど)、二人が掛け合いのように踊っている脇に、一人それを見ている傍観者が配置されていたりする。ただ立って二人を見ているだけなのだけれど、この三人目がいることで二人の世界が別の見えかたをしたりする。
世界なんてこんなもんだ、と決めてかかっているフレームから、案外するりと抜け出すことができたりするのかもしれない、と思う。