2019/02/16

駅ピアノ

最近バレエに感動しちゃったコメントばかり続いていて、ユーチューブにおすすめされる動画もバレエばかりで困っているのだけれど、一部のバレエ作品を鑑賞するのが好きであることが判明した、というだけで、自分がバレエをやりたいなどという野望を持ったことはないのである。
だいいちどう考えても足の長さが足りない。あのコスチュームが似合うと思えない。昔正座の途中で足がしびれ、動かして感覚を取り戻そうとしたら軽い捻挫のような状態になって、その後足首が微妙に曲がって固まっているらしく正座しようとすると痛い。あんなまっすぐな脚でつま先立ちしていられようはずもない。ジャズをするのにバレエも何かの足しになるならやろうかなと思ったこともあるけれども、今のところ、時間が取れそうにない。
自分に合ったジャンルってあるのかな、とずっと考えていたのだけれども、結局のところhiphopだから、とかジャズだからとか、そういうジャンルで好む好まないが決まるわけではないことがわかってきた。結局、自分に伝わる言葉(自分の場合、主に言葉、その他ももちろんあるんだけれども)で何かを伝えてくださる先生方にお世話になる以外ない。伝わったところで10のうち1もできていれば良い方で、帰路電車の中で曲を聞きながら思い返せば、ああ、あれもこれも教えていただいたのにできなかったと思うばかりである。
take it allは個人的に思い出深い曲になった。最後の50秒は自習で勝手に完成させた記念すべき1本目。習えばきっと自習の結果、決定的に何かが違っちゃってたことが判明しただろうけれど、もうその機会もなさそうだから自己満足で終われるのである(笑)

駅ピアノという番組が好きでタイミングがあえば録画して見る。駅に置いてあるピアノを弾きに来る人をカメラを常設して録画するというその名のとおりの番組。
プラハの回を見てびっくり。
登場するアマチュア一般人のピアノの上手さのレベルがほかの街と段違い。おじさんによると「チェコ人はみな音楽家」なのだそうだ。さすが。
最後に弾いたおねえさんは、ほんとうはサルサを踊りに行きたかったんだけど、残業で行けなかったからピアノ弾きに来たのだそう。音楽はセラピー。いい感情も悪い感情も表に出すことで癒せるの。人生に音楽と踊りは欠かせないわと語った。
そうね、ほんとにね。