2019/07/25

しっぽ

若い頃は熱が下がればケロリとしていたものだが、最近は下がった後のリカバリーが遅い。全身脱力、節々疼痛、だけど空腹感だけはしっかりやってくる。
天井を眺めていても食べものは降ってきたりしないので、徒歩3分のコンビニによろめきながら辿り着く。
こんなときは、いろんなものに感謝をささげたくなるものである。
コンビニさん、いつも営業していてくれてありがとう。
よろよろと帰宅して、白くまアイスをいただきつつ、「ネコ歩き」を眺める。消耗しているときのなによりの慰めである。岩合さんのネコが大好きです。どうかいつまでも撮り続けてくださいね。
アラブの回の再放送。砂丘の斜面をネコが登っていく場面でナレーションがかぶる。
「ぼくが砂丘を登る時は、3歩登って2歩下がってしまう、そういう砂丘なんですが、ネコはしっかり砂をつかむようにして登っていきます。アスファルトでは見られないネコの足の動きです」
3歩登ったと思ったら風邪をひいて2歩どころか波にさらわれた砂の城のごとく、筋肉もなにもかも全部なくなった感じがする本日。ネコが砂丘を登るようにすたすたと成長できたらいいのになあ、と思う反面、そんなうまい話もないだろうとも思う。
先生が全身全霊とおっしゃってくださるので、親猫を追いかける子猫のごとく、しっぽにじゃらされながら、くっついていくばかりである。
先生、いつもありがとうございます。いつまでもご指導いただけますように。