御本人は無自覚なのかもしれないが、もはや恒例となった、母上が、小さい頃はほんとに可愛かったわねえ、と「小さい頃は」のあたり強調なさって写真を出してきた。
当然ながら本人はこの頃のことを全く覚えていないのだけれど、小学校高学年の音楽会で競争率高いスネアドラム係を志願して落選、結局ハイハット係になってしまったり、中学でピアノをやめてドラム教室に通い始めてみたものの、手足同時に異なるリズムで且つ高速で動かさねばならないことの予想以上の困難さに半年程で辞めることになったルーツはここにあったったのかもしれずと妙に納得。
ダンスでも、いまだに左上半身(手とか首とか)と右足を同時に反対方向に動かす、とか、またはその逆、とかの接続が殊によろしくなくて、時々眉間コイル巻き溜息となるのはそのせいである。