2018/08/12

お茶漬け

6月に入院して病院食に教育された。びっくりしたのはごはんの量。ほとんどふつうの人と変わらない。
頭では別に点数表どおりに食べてもいいと分かっていたけれど、それでもやっぱり炭水化物は減らしたほうがいいと思っていた。
糖質制限ダイエットというけれども、炭水化物を減らした分おかずの皿数を増やしてしまうと、逆に体重が増える(自分の場合)。
入院してまず1.5kgほど減った。これは塩分制限食で水分が落ちたせいだそうだが、案の定退院後すぐに戻った。そこからまた4kgほど減った。
先週、入院後はじめて主治医の先生とお話ししにいって(いや、正確には診察を受けにいって)ごはんを増やしたら痩せましたと言ったら、それブログに書いといてください、ぼくたち糖質制限はおすすめしてないんですよとおっしゃったので、言われたとおりに書いておく。ちなみに自分の場合、効能としてではないが結果的にやせる薬が投入されているのも体重減少の原因の一つ。
入院時の処方は先生ではなくて、入院患者担当の先生たちのお見立てである。
その薬をみて、あぐれっしぶだなあ、と先生。選択された形容詞が患者としては微妙におもしろい。
まだ若いからねえ、とおっしゃる。
え、若いですか、先生もいっしょぐらいですよね。
49です。
たいして変わりませんね。。先生もお若いですね(笑)
病人にしては若いってこと。
基本的に人見知りな自分が、ほのぼのした会話ができるいい先生である。
話がそれたがそういったわけで、最近おかずを減らしてごはんを食べることにしている。
炭水化物だいすき。
とはいえ、ごはんを炊く気力もないので、自宅の時は、もっぱらおにぎり使用のお茶漬け。
深めのスープ皿に松茸風味のお吸い物のもととこぶ茶を少量のお湯で溶いた後、中央におにぎりを配置。上から水150㏄程度を加え、梅ぼしと、お好みでなめたけ、チューブ入りしそ、しょうが等々を少量投入。おにぎりにビニールで包んだ乾燥のりが巻いてある場合は、はがして、ちぎって上から散らす。
あればキュウリの千切り、ゆでたオクラの薄切り(酢、いりごま少量加えたり)、崩した絹ごし豆腐等をまぜたりする。
コンビニの塩サバ薄切りやスーパーのお値下げ品刺身等を加えると、りっぱなごちそう。
ただの生命維持、栄養補給としてでなく、毎日の食事を楽しみにできるようになって、すこししあわせになった。

そうそう、最近熱中症予防で、ただの麦茶ではダメでポカリとかって言われますけど、われわれ患者はスポーツ飲料厳禁ですがどうなんですか、レッスン4本ぐらい出る週末とか、、とお尋ねしてみたところ、冷房きいてる部屋でその程度なら水でじゅうぶんとのクールなお返事でした。スポーツ飲料も好きなんだけど、ざんねん。