2020/01/18

ひどいやつ

おのれの顔認識能力の低さにはそれなりの自覚があった。3回ぐらいお目にかかっても覚えていなかったりするなんてことはよくある。同じレッスンに長期間出ていても、お声がけいただいてはじめて、あ、そうでしたっけというような失礼極まることも確かにないとはいえない。ただ、今回は少々ひどすぎると呆然とすることしばし。
いかにお話ししたことがないとはいえ、通路を隔てて背中向けのはす向かいで別会社の方であるとはいえ、仕事中はメガネをかけていらっしゃるんだけれども、メガネの個性が強すぎてメガネのないお顔だとなかなか同一人物と思えないとか、スーツ姿とウエア姿のイメージにギャップがありすぎるとか、いろいろ理由はあるとはいえ、毎日職場の同じフロアで半径5メートル以内に座っている方と週一回同じダンスのクラスに出ていて半年間気がつかないなんて、自分てひどすぎるんじゃないだろうか。
木曜の夜、先方様から、もしかしてXXさんじゃないですか、とお声がけいただいても、お顔を見ながらなんで私の名前を知ってるんですかと真顔で尋ねた自分である。
自分てほんとひどいやつだと思っていたけど、ほんとにどうしようもない。
しばらくレッスンをお休みされるとあとから伺った。またご一緒できるといいなあ。