半円錐と三角錐を組み合わせたような妙な形の(クジラ型というらしい)クッションに座って行うのだけれども、右だけ開脚した状態で両手を広げて、手と床の間の水平を保ったまま左方向床に正面を見たまま落ちて、また起き上がってくる、というピラティスのポーズが左側だけできないことに先々週気がついた。先週もできなかったから偶然ではない。ああこれは左脇腹の腹筋がないという例のあれだ、と思ったら悔しくなって、一人でふんふん言いながらやっていた。結果、左脇腹筋肉痛かと思いきや、昔からある左腰のぐりぐり痛となる。
サラリーマン風の人が平日の日中にランニングしているのをよく見かけるようになった。在宅ワークの副産物だろう。颯爽と走る人はそれはそれで良いし、たとえそれがどんなにとぼとぼ走っている人であっても、見かけると心の中でエールを送ってしまう。ご本人さんにとっては余計なお世話かもしれないけれど。
踊ってる人もそうで、それが鑑賞に足る方々には垂涎の眼差しなわけだけれども、踊るのが好きなんですねとしか言いようのない人たち(無論じぶんはこちら所属)も、やはり応援とまではいかないけれども同病相憐む的な気持ちで眺めるともなく眺めている。こちらもご本人さんにとっては余計なお世話であろう。
ともあれ、何か思うところあったのか、わが心の箱根ランナーたる先生がこのところ連日動画投稿してくださるので、沿道の観衆のような気持ちで拝見している今日この頃であります。基礎の時間が長いレッスンも個人的には大変ありがたい。じぶんのような出来の悪いのがいるときは、不憫に思し召してか特に短いけれど、いわゆる激ムズの振付は、もとよりその場ではできようはずもないので、録画して帰って練習する前提で、たまにぼちぼちお邪魔させてもらっている。
遅まきながら見逃し配信も見つけたので、Round3も楽しみにしております。
最近はこちらの曲のオンライン講座にお世話になりました。
つい実力より難しめのものに挑戦してしまう習性があり、ちーんと撃沈してしまうのだけれども、悔しがって一人で練習しているうちにリカバリーできるのがオンラインのいいところ。
直接お世話になっている先生方のお一人からは、多分1年ぐらい経った後で「最初に来たときは、どうしようかと思った」とのコメントをいただいたこともあり。多分口に出さないだけで、もうお一方の先生もそう思っていらしたに違いない。じぶん、そういう身の程知らずなヤツなんだろうなと思います。
というか、そう思われながら、見放さずに教えてくださってきたのだなあと思うと、中央線方向と某私鉄方向には足を向けて眠れないのであります。合掌。