2010/03/14

Escape from the commonplaces of existence

昨日は結局試験の準備なんかする気にもならなくて、昼からとしまえんに出かけてシャーロックホームズの映画の方を見た。4時からのに間に合うように家から歩いていったのだけれど、1時間程前に到着してしまった。豊島園の駅前ってスタバとマック以外に何もない。練馬の駅前まで引き返して、朝カルでもらった論文を読んで時間をつぶした。映画ですか?そうですね、面白かったです、はい、ふつうに。

今朝になっても試験勉強する気が起こらなくて(普通、前日の夜更けぐらいにはその気になるでしょうに、ほんとに、もう、しかたないんだから。)9時すぎにやっと起き出して、受験票にこの前の免許更新に使った残りの写真を貼り、ムック本ぐらいの大きさの過去問集を持って家を出る。ガストで朝ごはんを食べながら、2年前に1回だけ、やはり試験1週間前ぐらいから使った過去問を開く。TOEICはリスニング問題が流れる前に設問を読めるかどうかと、リーディング設問の時間配分でほぼ決まってしまうのだったということを思い出す。問題を少し解く。あいかわらず、ひっかけ問題にひっかかったりして少し焦る。サラダと、ヨーグルトのとろりとかかったバナナパンケーキ、それにコーヒーを3杯飲んで漸く現実に目覚めて、試験会場に出向く。途中で腕時計を忘れたことに気づく。西武新宿の、いつも通りすがりに眺める店に寄って4000円ほどのを買う。受付時間締め切りの5分前に入室。やれやれ。
すっかり忘れていたけれど、TOEICはかなりスポーティーな試験である。相当速読力のある人でないと試験問題の再読なんてできっこないので、回答の即決力が必要だし、前半のリスニングは集中力が持続しないと簡単にキーワードを聞き飛ばしてしまう。ともあれ、はじめて終了の声と同時に全問読み終わり(いままでの2回は、時間内に全問読み終えることなんてできなかったので最後のいくつかは適当にマークしていた)、試験官さんの案内が終わる前にマークをし終えた。これもまあ、2年間の進歩でしょう、と思いたい。

大戸屋でごはんをたべてから、そのまま帰る気にもなれず、噂のモーガン夫妻を見る。公開まもないせいか最前列しか空席がなかった。字幕が大きすぎて、いちいち読んでいられない。ヒューグラントもサラジェシカパーカーも発音が聞き取りやすいので細部にこだわらなければ殆ど問題ない。問題にするとすれば、サラの顔がよく見えすぎて、つい目元あたりをチェックしてしまうこと。美形は美形なりにたいへんですね。もともと崩れてるとそういう心配もないですが。。。そう、発音が聞き取りやすい人といえばディカプリオで、春頃に1本何か公開されるらしい。

いつも何かの会場に行くと、可能な限り出口に近い通路際を選ぶようにしているが、映画の中盤で地震があった。正直なところやはり、こんな映画を見ながら、こんな大衆の混雑の中で、7階から落ちて死ぬのは嫌だな、と思った、あまりに平凡な一日。ドラマのほうのホームズ、赤髪同盟で、締め。こういう台詞はホームズだから格好いい。
My life is spent in one long effort to escape from the commonplaces of existence. These little problems help me to do so. (quotes from Conan doyle's Sherlock holmes; Red headed league )