2019/04/16

ついで

ロシュフォールって聞き覚えがあるな、と思って、重い腰を上げて調べてみたら、見覚えのある双子が出てきた。この広すぎるつばの帽子のなにかと白っぽすぎる二人は最近、確かにどこかで見た。ちょっとまぶしすぎて短時間で挫折した記憶がある。
一度で咀嚼できなくても何度か見ていると、いいなと思うものもあって、そのときの気分なのか慣れなのか、よく分からないけれども、そういうこともある。
そのままぶらぶらしていたらKeith Jarrettに遭遇する。お久しぶり。なにも立ち上がらなくたっていいのにと思うけれども、やっぱり好きだ。
Keith Jarrett - Danny Boy

お久しぶりといえば、オフィスが越したばかりの頃には毎朝通りすがりに寄っていた某珈琲店に先日ずいぶん久しぶりに寄った。オフィスにコーヒー(粉だけれども)も出る給茶器が設置されたから、毎朝の500円余りを節約していた。目が合うなりスタッフさんから「お久しぶりです」と声をかけられる。つい、「あ、どうも、すみません」と答える。なにも謝らなくても、と後になって思う。高いけど、たまには寄ってもいいかなと思う。

一人で転がってあざだらけになっているわたしをあわれにおぼしめしたのか、はたまた単なる気分なのか、突然先生が(類似の)転がりかたをご指南くださる。オリジナルのクラスはなにかと想定外なことがあって面白い。
ともあれ、ほんとは昨日続くはずだった「先生の大好きな曲」の振りを楽しみにしている人間がここにも一人いることをついでに申し添えておきます。