2019/04/27

出会う能力

今日は地元にいようかなと思い、いつもの昼のダンスの後、はじめてカラテに出てみる。
昔1ヵ月ほど会社近くの空手道場に体験で行ってみたことがあるけれども、道着の厚ぼったさと道場の汗臭さに耐えられず、いやその他、そもそも本人に戦闘意欲とか気合いみたいなものが全くないとかの問題もきっとあると思うけれども、なにしろ続かなかった。でも型を見ているのは好きだ。
そういうこともあって、別に嫌いじゃない。形とか力の入れ具合が違うだけで、なんらかの形を作るということそのものは好きなのだ。前後の繋がりとか殆どないので、形のことだけ考えていられるので単純に面白い。
ダンスもそうだけれども、振付ももちろん好きだが音取りとかアイソレーションとかの時間がけっこう好きで、どうしたら首やら胸やらがきれいに動くか、足が上がるか、とか、ただそれだけ考えていられる時間が意外とストレス発散になったりする。
空手の話に戻る。前蹴りとか回し蹴りとかあるのだけれども、やっぱり蹴りパートは大好きで、後に2コマあるから軽くやろうと思っていたのについつい本気で蹴り始める。きわめて爽快なり。蹴っているうちに、ああ昔に比べて足が軽く上がるようになったなあと思う。股関節の稼働域がいくばくか改善したのだろう。地道にストレッチしていてよかったなあと思う。たまにいつもと違うことをしてみると気づきがあって面白い。
せっかくの連休なので、なにか次のステップにつながる布石になるようなことをしたいと思う。
とりあえず明日は、この前肩をおかしくした時に助けてくださったトレーナーさんにパーソナルを受けにいくことにする。月に1回でいいですかと尋ねたら、いいですよ、早く身につけて一人でできるようになって、違うことにお金使ってください、とのお返事だった。これも何かのご縁である。
人間という生きものは、意外と、出会うべきものに出会う能力を持っているのかもしれない、と思う。