2009/09/06

60min.

どうして走るようになったのか、といういきさつについて、
もしも興味のある方には、前のブログを見ていただくことにして、
とにかく昨日も走った。60分走った。
一昨日出した自己ベストが40分だったから、これで継続走行時間記録の更新である。
客観的に見れば、歩くスピードとほとんど変わらない。
でも、本人の自覚からすれば、誰がなんといおうと、断固、走っているのである。
そう。すでにwalkerではない。runnerなのだ。

まあそんな気分転換みたいなものもあったし、
単に前のブログの使い勝手が悪くなったのも手伝って、ブログの引越しをした。

さて、いままでは2日続けて走ると、膝から下のスジが痛んで、
「いたいよーう」
と言ってはプールに逃げていた軟弱者の正体は相変わらずなのだけれど、
唇のヘルペスが完治しないので、今回はプールという逃げ道がない。
つらくなったら歩こうね、と自分を説き伏せて、
念のため水とブドウ糖と財布を、
小ぶりの、これしか見当たらなかったリュック(!)に背負って
走り始めた。

道すがら見かけるベテラン風の長距離ランナーさんたちは、
しばしばリュックを背負って泰然と走っていらっしゃるが、
それほど重くもないのに、慣れない身には、背中で揺れる異物が存外、走りの妨げになる。
ますますスローペースとなる。
最後の10分ほどは2分毎に腕時計を見ながら、
それでもなんとか、1時間経過。
ぼてっと道端のブロックに座り込む。結局途中で水は飲まなかった。

さて、一夜明けると、今回は腿が痛い。
膝下のスジから腿へ、と筋肉痛も格上げ、というところだろうか。
走るだけでなく、終わった後のメンテナンスも大事よね、と
ビギナー向けのガイドブックを探していたら、面白いのを見つけた。
あの小出監督の『知識ゼロからはじめるジョギングマラソン入門』。
「なか見検索」で目次を読むだけでも、元気が出る。
これから書店に行くので、ついでに探してみよう。