2020/04/19

日曜午後4

今週、母上が誕生日を迎えたので、実家と自室の中間地点にあるスーパーの前で待ち合わせ。路上の指定は先方からである。
小さな花束を持参する。
消毒液等を配給いただき、あと食べものもね、とおっしゃる。
見てみると「玄米フレーク」である。
何故そこで玄米フレークなのかはわからない。
母の心子知らず。
かなり前に買ったまま放置され、きっと消費期限の迫っているシリアルがまだ棚に残っていたな、と浮かぶが、黙っておく。

ほぼ昨日と同じルーチンを繰り返す。
こんなに運動しているはずなのに体重が減らないな、とふと思い返すと、自炊にまかせて好きなものを作れるので、ぱくぱくと三食よく食べている。
家の中でトボトボ歩くのと、目的地に向かって歩くのでは勢いが違うから、やはり運動量が足りてないんだな。

何度も見ているのだけれども、のんき又はのうてんきなじぶんには早すぎて習得困難な振付を今日こそ入れるぞ、と気合をいれる。
(ほんとうは、もっと楽に入るのを選べばいいはずなんだけれども、目だけはわがままになっているから、それなりに好みでないと練習する気になれない。
このペースで進む実際のレッスンに出たら絶対に入らないことはよく自覚しているので、今だけの楽しみである)
気合、とはつまり、3週間ぶりぐらいにコンタクトを入れ、ウエアに着替え、hiphopのひと風にキャップをかぶってみた、ということである。ランニング用のしかなかったから、やっぱりなんか違うんだけれども、まあいい。
もちろんカーペットは畳んで片づけて、シューズである。
汗だくになって、やっと入りました。気合だな気合。
っていうか、ダンスって本当にはかない。15秒の振り入れにどれだけかかったことやら。

先生の振付は大きく身体を使うので、いつもいちばん最後に練習することにしている。
背中のかたいじぶんには、丸まるポーズが効く。
(ほぼ)毎日、苦手なバーレッスンを続けているのは、この流線型のムーブメントに僅かなりとも近づきたいという、ただそれだけである。
12:48の形を何度もやってみるけど、片手だとどうしても崩れる。
腹筋だ腹筋。