2020/04/17

うつくしいと

実家に行くたびにいただく抹茶だけれども、なにしろ数年ぶりに自費で抹茶を購入し、自室で抹茶をたててみたので、記念撮影となった。
安物だったせいか、お味は今ひとつ美味しくなかった。

でも、花はよかった。
うん。
花はいいね。
ローテーブルの真ん中に据えて眺める。
大型鏡は、もはや友である。

そうそう、さすがに今日は「デザート」までたどり着いて、最近覚えた振付をいろいろ総ざらい。個人的に、振付は覚えた後からが楽しいと思う。

久しぶりに「コーネルの箱」を手に取る。
この小ぶりの箱から広がっていく物語が好きで、川村記念に何度か足を運んだ。
徒然に松岡正剛さんの1626夜に行き当たる。
こういうのを読んじゃうと、もうなにも書くことを思いつかない。
コーネルって映像作品も作ってたのね。
youtubeに見たことないのがいろいろあった。やっぱりこのひとおもしろいわと思う。



長田弘・荒井良二「空の絵本」を開く。
あっ雨
と始まって、
だんだん ねむくなってきて
と終わっていくこの絵本が好きだ。
続けて、最後のエッセー集である「幼年の色、人生の色」を読んでいる。
じぶんをとりもどすのになにより必要なのは再読という読書行為、そうかもしれない。

ふと思いついて検索窓を叩いたら、そこに長田さんの言葉があった。
後半、「世界はうつくしいと」を朗読されている。
「うつくしいものをうつくしいと言おう」
「すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと」