2009/11/03

急に

夕方、急に「かぶ」が食べたくなる。
この寒いのに、スーパーまで出かけなくても、と思うのだが、どうしても食べたくなる。
人間の食欲とは妙なものである。
簡単レシピ集から選んだ「かぶのトマト煮」を作ることにして、スーパーで最後のひと束だったかぶと、トマトのホール缶を買う。
かぶは少し炒めてから、コンソメとかだしを適当に入れ(できればにんにくも欲しかったが買うのを忘れた)、トマトとローレルを投入、10分弱煮込んで、味をつけておしまい。おいしい。

夜、アラームが定時にセットしてあって、毎日りりりと鳴る。
今まで雨の日は走らなかったが、この日曜に登山用にも使えるしと雨具を新調してしまったから、今後は故障でもしない限り、雨の日でも走らない理由はなくなる。おまけに今日は晴れている。しかし寒い。
この寒いのに何故に走らねばならないのかと自問するも答はとうに出ている。2日運動をさぼると体調が悪くなるからである。ここで立ち上がらなければ負けである。負け犬の遠吠え。ぱおーん。ぱおおおーん。むなしく脳内を遠吠えがこだまする。ベッドから起き上がり、今シーズンはじめて長袖のウエアを取り出してくる。
走り出せば温かくなると分かっていても、とても半袖で外には出られないよ。
と、思って道に踏み出すと、半袖を着たおじさまに出くわす。なんと、歩いている。
とくにスポーツをしているらしい様子もない。どうしてこの気温の中、走らずに歩いていられるのか、人間の体感温度とは実にさまざま、妙なものだなあと思う。

山で使う筋肉は路上を走るときに使うのと違う。
山登りはつま先から着地することが多い。翌日、ヒールの高い靴は筋肉痛で履けなかったけれども、ヒールのないジョギング用のシューズなら問題なく履けて、10km走れた。ジョギングはかかとから着地するから、かかと関連の筋肉は痛くないのである。月曜は休んだ。筋肉を酷使した翌日か翌々日に筋肉量がぐんと増えるが、しばらくするともとに戻る。
今日も筋肉痛は残っていたが、もう通常の筋肉量まで戻っていた。5km32分は変わらないが、こころなしか、足が軽いようでもある。やはり、普段使わない筋肉を使ってあげないといけない。本格的な冬になる前に、もういちど高尾あたりの5-6時間のコースにトライしたい。