2009/11/07

走る走る

迷いが深いときに限って、家から外に出る気にならないものである。
そういうときほど、とりあえず外に出てみることが大事だとわかっていたはずだったが、結局もやもやと頭の中に霧がかかったような状態で、一日過ごしてしまった。
こういうときは、走るに限る。結局夜10時を回ってから家を出た。
走り始めた頃は、走るたびごとにタイムが短くなるのが面白かったが、ある程度定着した今となっては、タイム更新はなかなかにたいへんである。
息が切れる程度のハイスピード(のつもり)で走っているけれど、上り坂で足が上がらなくなる。
背筋を伸ばしたり、顎を引いたり、腕を振ったりと、いろいろやってみるけれども、気持ちに足がついていかない。呼吸だけが大袈裟に荒くなる。
このまえ見たモンブランをトレイルランする人たちの映像が一瞬フラッシュする。
ああいう人たちの限界への挑戦する真摯さに比べると、つくづく、自分は甘いね。
5kmを、それでも初の31分台で走る。
さて、1km5分台で走れる日は果たして来るのだろうか。
とにかく、来年はマラソンを走るのだ。
そろそろ15kmから20km走ってみないといけない。