2009/10/19

光の差すほうへ

約1ヶ月ぶりのプール。
というのも、膝に少し違和感があるからである。
半年前は5分走ってさえ、ぜえぜえ言っていた人間が、10kmも走るようになったのだから、身体が不調を訴えるのも無理はない、とは思う。
脚がまっすぐでない人は膝の外側を痛めやすいと、ものの本には書いてある。
上体が傾いていても、やはり身体のどこかに無理がかかるそうである。
大腿部前面の筋肉不足のせいで、着地の負担が膝のあたりにくるせいもあるかもしれない。
走り終わった後の足の筋肉は傷ついているようで、こころもち熱を帯びている。
これが炎症状態であるらしい。
今まで、走り終わった後にちょっとしたストレッチはしていたが、アイシングというような面倒なことはしてこなかった。でもどうやらそういうことも必要らしい。もう一度本を読んでおさらいをする。
アイシングに必要な氷のつくりおきなどというものはないので、応急処置として、以前に風呂から出る間際に立ちくらみを起こして倒れ、したたか腰を打った時に病院でもらった経皮鎮痛消炎剤の残りがあったのを思い出し、押入れから探し出してきて、貼ってみた。

ひと晩眠って、今朝、若干の違和感は残るが、まあまあ効果があった模様である。
でも大事をとって今日はプールにした。
すっかり温水に変わった水の中では、ゴーグルが少し曇った。

秋が人恋しいなんて、誰が決めたのか知らないけれど、どことなしに寄る辺ない気配がするようでもある。
昼間は太陽に向かい、夜は蛍光灯に向かって健気に咲く鉢植えのコスモスが愛らしい。