2009/12/20

仰臥漫録

やはり、さむすぎる。最寄JR駅のモールに行き、ついついユニクロに吸い寄せられて耐寒用品をいろいろ買ってしまう。早速、洗濯できる軽いキルティングのパーカと、フリースのぼうし、それにヒートテックのTシャツを試してみる。短パンの下にレギンズとレッグウォーマーで、そのままジョギングに出られるように完全武装でいる。部屋では今年まだ暖房を使っていない。
「数学的にありえない」は、2-3年前に「このミス」上位に選ばれたミステリー。作者は統計を専攻した人物らしい。賭けごとのシーンに絡んで、ちょいちょいと出てくる分には、数学オンチのわたしにも、ばくぜんと理解できる確率論の話が、「高校時代に数学ちゃんと学習しておけばよかったな」とたまに後悔したりする身としては、ありがたい。上巻を読み終えたところ。ドラマ「坂の上の雲」を途中まで見る。小説のほうは、今まで何度となく挑戦しては挫折している。なぜか分からないけど。番組監修もしている関川夏央の解説書のほうは途中まで読んだ。それによると、子規はあの作品上、時代の空気を担わせる重要な人物であったらしい。正岡子規を香川照之が演じていて、おかげで俳句は分からないなりに、子規が少し好きになった。これからは「仰臥漫録」の写生と諧謔を手本にしよう。(いや、無理か、笑)